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昔語り

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 かつてこの地には根の国(死者の国・黄泉)へと繋がる道があった。  人はその地を忌み嫌い、さけて暮らしていた。  だがうち続く戦乱や飢饉、天変地異などにより、耕すべき畑や田を失った流浪の民達が多く現れ、そうした者達は元々定住して田畑を耕していた者達の、手の入っていない地を求めるよりほかなかった。  集団はやがて統率者を生み出し、統率者が生まれれば多くは疑問も抱かずにそれに従う様になる。  そしていくつかの流民団が合流を繰り返し、それなりの規模になった時に頭角を現した男がいた。  名は伝わっていないが、守藤という家名を名乗っていたという。  家名を持っていたのだからそれなりの身分のものであったと思われるが、それも今には伝わっていない。  守藤に率いられた流民の集団は、やがて不自然なほど周囲から隔絶された一つの地へとたどり着く。  それが根の国への道があると言われ、知るもの達からさけられていたこの地であった。  守藤はまじないに通じていたのか、いくつかの儀式を執り行い、流民の中から二人の娘を贄とすることで、この地の災いを治めたという。  そうしてようやくこの地は、人が住める地となり守藤は人々から推されて、村長むらおさとなり、守藤を手助けして呪いの補助をした男は『高野宮たかのみや』と呼ばれ、集落の中でも山手の高台に社を構えて、その宮司となることが決まった。  だがこの地が根の国と繋がっているという事実は人の手で変えることなど出来るはずも無く、守藤はこの地の守り神に最初に行った儀式を定期的に行うことで、根の国との繋がりを塞いで貰うという契約を結んでいたのだ。  その因果なのか、対価なのか……贄となるべき少女は、かならず守藤の家に生まれる様になった。  贄となる少女と秘術をしる高野宮家との繋がりはここから始まり、その内容を少しづつ変容させながら何年も、何代も続いていた。 「その儀式の名前が”黄泉坂祭よみさかのまつり”、そして守藤の家に生まれし贄となる二人の娘……それが私と妹でした。」  古文書や歴史書に書かれている様な、長いが簡素な説明を行った後、陽女は少し悲しそうな声音でそう言った。 「そして高野宮の家のもの……それが、いつか智春さまが仰っていた、朋胤さま。」  陽女の言葉を引き継いで、美月が口を開いた。  少し夢見る様な、それでいてとても悲しそうな愁いを帯びた表情で俺のことを見ている。 『明神?高野宮たかのみやでは無く明神ですか?』    不意に初めて彼女たちに名乗った日、陽女が驚きとも困惑ともとれない声でそう尋ねてきたことを思い出す。  そしてひとつの確信めいた考えが脳裏に浮かぶ。 「その高野宮 朋胤……が、俺……なの?」    どこかで確信めいた感覚がある。  聞くまでも無く、そう言うことなのだろうとどこかでわかっていたけど、それでも聞かずには居られなかった。  俺のまっすぐな目線を真正面で受け止めて、二人ははっきりと頷いた。  そこから再び陽女の解説が始まった。  何代も行われてきた祭り……、それが変容してしまったのか今から数えて2つ前の黄泉坂祭の時。  それまでと同じく姉妹の仲より伴侶を選び、伴侶と契り、そして虚の神に伴侶たる契人を捧げて終わるはずだった。  しかしその代の高野宮は、燈月媛を今までにないほど強く、深く、愛してしまって居たのだという。  燈月媛を強く深く愛した……その事実を告げる時に、陽女の温和で整った顔が、少しだけ歪んだ様に見えた。  それは彼女の中に秘めていた、感情の発露かもしれない。  燈月媛を愛しすぎた主役は、燈月媛が虚入之宴うろいりのうたげが終わった後、燈月媛と共にいくかの様に食事も忘れどんどんと衰弱されていき、やがて死の淵に立つことになった。  そのいまわ際に、高野宮 はただ一人仕えていてくれた側仕であり、燈月媛の姉である日和媛に最後の願いを伝え、息絶えたという。    【この思いを繰り返さないようにしてほしい。黄泉坂祭を止めてほしい】  最後の最後で告げられた高野宮の願い、それを叶えることを日和媛は誓った。  彼女が出来る最も重い誓いを立てて。 「そして次の黄泉坂祭が巡ってきました」  長語りの後、コーヒーをひとくち飲んで一つだけ息をつくと、陽女はそう言った。  ここまでで質問は?と訊ねてくるが、俺は首を軽く振って先を促した。  再び巡ってきた黄泉坂祭。  この時代では陽奈美と名乗っていた彼女は、高野宮の最後の願いを覚えていた。  そのために全力で黄泉坂祭を止めることを考え、そして一つの結論へと至る。    主役である朋胤と双子姉妹が逃げるという選択に。  過去の因習と、語り継がれる物語に凝り固まり、黄泉坂祭を行わなければ村が滅ぶと信じ切っている者達を、説得することは不可能だ。  黄泉坂祭を主導し、村の安寧を守るという名目の元で繁栄を続けている守藤の家の者達を説得することも不可能。  ならばどちらが契人に選ばれても、この村から逃げ出して黄泉坂祭を行えなくすれば良い。  それは本来の目的からは離れてしまう。  しかし愛する人と愛する姉妹を失うことに比べたら、恐ろしくはないと陽奈美は思った。  そして今代もやはり月が選ばれたことに、悲しみを覚えつつも二人で朋胤に祭の真実を告げて、逃げる様に説得を行った。  綿密に計画したとおりに、供回りが少ない状況を作り出し、逃走は成功するはずだった。  しかし何故か計画は露呈していた。  普段では絶対にない見回りの者が配置されており、逃走した後にすぐに追っ手がかかってしまった。    そして多勢に無勢で陽奈美は捉えられて、朋胤と月音を籠絡するために使われ、そして殺された。  姉の死に激高した月音は怪我をおして追っ手に斬りかかり、月音と陽奈美の状況を見た朋胤は、みんなと一緒に死ぬことを覚悟した。  しかし最後の最後で、月音は朋胤に生き延びてほしいと願い、自らの身体を盾にして朋胤を崖の下へと突き飛ばした。  深い木々が生い茂るここならば、木が朋胤と受け止めて万が一にも生き延びるかもしれないという願いを込めて。  体中を槍で貫かれながら、月音は祈った。 (朋胤さま……どうか、生きてください……)  崖から落ちていきながら、月音の身体を貫く鈍色の穂先を、舞い散る椿の花の様な朱を見つめながら、それまでは誰より村を愛して人々の安寧を願っていた朋胤の心が黒に染まった。  かれは思い付く限りの呪詛の言葉と、この地をおおう災いを願いながらその生を終えたのだという。 「救いが……無い話だな」  陽女が語り終えた後に続く、長く重い沈黙の時間。  どれほどの時間が経ったのだろうか、おれは身体にのしかかる重たいものを振り払うかの様に大きくため息を吐いた後そう言った。 「誓いを守るため心を殺して奔走した陽奈美も、自らの命をかけてでも愛する男を守ろうとした月音も、それほどまでに村を愛していた気持ちの全てを呪いに変えねばならなかった朋胤もさ、誰も救われてないじゃないか。悲しすぎるだろそんなの……」    自分のことじゃないはず、それなのに何故か旨をえぐる様な悲しみに襲われて、俺は涙を流した。  病院で見た夢の光景が、今の話と繋がった。  あの時、あの女が浮かべていた表情は、悲しいものじゃなかった。  ただただ愛おしい男が生き延びてくれること、それだけを願った表情であり言葉だったのだ。  無意識に美月を見てしまう。  彼女も心配げな顔で俺を見ていた。  そんな美月の顔が月音の顔に重なる。  再び俺の目に涙が溢れてきた。  だけどそれは、美月への愛おしさや悲しみだけじゃない。  それほどまでに俺たちのために、その身をかけて支えてくれた陽奈美への、その一途さとそれに報いてこなかった己のふがいなさへの涙でもあった。 「美月……またあえて、嬉しい。そして陽女、おれはずっとお前に甘えていたんだな。ずっと側で支えてくれていることを、当たり前の様に感じてお前への気持ちが何なのかも考えず、ただ自分自身の感情だけを優先していたんだな……ひどい、男だったんだな」 「美月……ごめんね、今だけは許してほしい……」  俺が心の中に残っていた悔恨を言葉にした時、陽女が美月に向かってそう言って頭を下げた。  美月はその意味がわかっているのだろう、優しく微笑んで頷いた。  ふわりと良い匂いが漂い、そして俺の身体が温かく柔らかいものに包まれた。  陽女が俺の身体を抱きしめていたのだ。  柔らかく、優しく、だけど絶対に離さない……そんな抱擁だった。 「今の……今のお言葉で、全てが報われた気持ちです。智春さま」  俺の首に腕を回して、旨に顔を埋めて、涙を流しながら陽女はそう言った。  陽女に抱きつかれたままだったが、自由になっている左側を美月にしめし左手を大きく広げて俺は言う。 「美月……おいで」  陽女の姿を微笑ましくだけど少しだけ寂しそうに見つめていた美月。  そんな美月は俺のその言葉に嬉しそうに頷いて、そっと俺の側に来て、やはり柔らかく俺の左胸にその身体を預けてきた。  そんな二人を見て俺は、この先の自分はどう動くことが正解なのかを考える。  まだわからないことだらけだが、少しずつ見えてきた自分の因縁。  それに立ち向かっていこう、この二人と共にとそう堅く心に誓った。  



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 かつてこの地には根の国(死者の国・黄泉)へと繋がる道があった。  人はその地を忌み嫌い、さけて暮らしていた。  だがうち続く戦乱や飢饉、天変地異などにより、耕すべき畑や田を失った流浪の民達が多く現れ、そうした者達は元々定住して田畑を耕していた者達の、手の入っていない地を求めるよりほかなかった。  集団はやがて統率者を生み出し、統率者が生まれれば多くは疑問も抱かずにそれに従う様になる。  そしていくつかの流民団が合流を繰り返し、それなりの規模になった時に頭角を現した男がいた。  名は伝わっていないが、守藤という家名を名乗っていたという。  家名を持っていたのだからそれなりの身分のものであったと思われるが、それも今には伝わっていない。  守藤に率いられた流民の集団は、やがて不自然なほど周囲から隔絶された一つの地へとたどり着く。  それが根の国への道があると言われ、知るもの達からさけられていたこの地であった。  守藤はまじないに通じていたのか、いくつかの儀式を執り行い、流民の中から二人の娘を贄とすることで、この地の災いを治めたという。  そうしてようやくこの地は、人が住める地となり守藤は人々から推されて、村長むらおさとなり、守藤を手助けして呪いの補助をした男は『高野宮たかのみや』と呼ばれ、集落の中でも山手の高台に社を構えて、その宮司となることが決まった。  だがこの地が根の国と繋がっているという事実は人の手で変えることなど出来るはずも無く、守藤はこの地の守り神に最初に行った儀式を定期的に行うことで、根の国との繋がりを塞いで貰うという契約を結んでいたのだ。  その因果なのか、対価なのか……贄となるべき少女は、かならず守藤の家に生まれる様になった。  贄となる少女と秘術をしる高野宮家との繋がりはここから始まり、その内容を少しづつ変容させながら何年も、何代も続いていた。 「その儀式の名前が”黄泉坂祭よみさかのまつり”、そして守藤の家に生まれし贄となる二人の娘……それが私と妹でした。」  古文書や歴史書に書かれている様な、長いが簡素な説明を行った後、陽女は少し悲しそうな声音でそう言った。 「そして高野宮の家のもの……それが、いつか智春さまが仰っていた、朋胤さま。」  陽女の言葉を引き継いで、美月が口を開いた。  少し夢見る様な、それでいてとても悲しそうな愁いを帯びた表情で俺のことを見ている。 『明神?高野宮たかのみやでは無く明神ですか?』    不意に初めて彼女たちに名乗った日、陽女が驚きとも困惑ともとれない声でそう尋ねてきたことを思い出す。  そしてひとつの確信めいた考えが脳裏に浮かぶ。 「その高野宮 朋胤……が、俺……なの?」    どこかで確信めいた感覚がある。  聞くまでも無く、そう言うことなのだろうとどこかでわかっていたけど、それでも聞かずには居られなかった。  俺のまっすぐな目線を真正面で受け止めて、二人ははっきりと頷いた。  そこから再び陽女の解説が始まった。  何代も行われてきた祭り……、それが変容してしまったのか今から数えて2つ前の黄泉坂祭の時。  それまでと同じく姉妹の仲より伴侶を選び、伴侶と契り、そして虚の神に伴侶たる契人を捧げて終わるはずだった。  しかしその代の高野宮は、燈月媛を今までにないほど強く、深く、愛してしまって居たのだという。  燈月媛を強く深く愛した……その事実を告げる時に、陽女の温和で整った顔が、少しだけ歪んだ様に見えた。  それは彼女の中に秘めていた、感情の発露かもしれない。  燈月媛を愛しすぎた主役は、燈月媛が虚入之宴うろいりのうたげが終わった後、燈月媛と共にいくかの様に食事も忘れどんどんと衰弱されていき、やがて死の淵に立つことになった。  そのいまわ際に、高野宮 はただ一人仕えていてくれた側仕であり、燈月媛の姉である日和媛に最後の願いを伝え、息絶えたという。    【この思いを繰り返さないようにしてほしい。黄泉坂祭を止めてほしい】  最後の最後で告げられた高野宮の願い、それを叶えることを日和媛は誓った。  彼女が出来る最も重い誓いを立てて。 「そして次の黄泉坂祭が巡ってきました」  長語りの後、コーヒーをひとくち飲んで一つだけ息をつくと、陽女はそう言った。  ここまでで質問は?と訊ねてくるが、俺は首を軽く振って先を促した。  再び巡ってきた黄泉坂祭。  この時代では陽奈美と名乗っていた彼女は、高野宮の最後の願いを覚えていた。  そのために全力で黄泉坂祭を止めることを考え、そして一つの結論へと至る。    主役である朋胤と双子姉妹が逃げるという選択に。  過去の因習と、語り継がれる物語に凝り固まり、黄泉坂祭を行わなければ村が滅ぶと信じ切っている者達を、説得することは不可能だ。  黄泉坂祭を主導し、村の安寧を守るという名目の元で繁栄を続けている守藤の家の者達を説得することも不可能。  ならばどちらが契人に選ばれても、この村から逃げ出して黄泉坂祭を行えなくすれば良い。  それは本来の目的からは離れてしまう。  しかし愛する人と愛する姉妹を失うことに比べたら、恐ろしくはないと陽奈美は思った。  そして今代もやはり月が選ばれたことに、悲しみを覚えつつも二人で朋胤に祭の真実を告げて、逃げる様に説得を行った。  綿密に計画したとおりに、供回りが少ない状況を作り出し、逃走は成功するはずだった。  しかし何故か計画は露呈していた。  普段では絶対にない見回りの者が配置されており、逃走した後にすぐに追っ手がかかってしまった。    そして多勢に無勢で陽奈美は捉えられて、朋胤と月音を籠絡するために使われ、そして殺された。  姉の死に激高した月音は怪我をおして追っ手に斬りかかり、月音と陽奈美の状況を見た朋胤は、みんなと一緒に死ぬことを覚悟した。  しかし最後の最後で、月音は朋胤に生き延びてほしいと願い、自らの身体を盾にして朋胤を崖の下へと突き飛ばした。  深い木々が生い茂るここならば、木が朋胤と受け止めて万が一にも生き延びるかもしれないという願いを込めて。  体中を槍で貫かれながら、月音は祈った。 (朋胤さま……どうか、生きてください……)  崖から落ちていきながら、月音の身体を貫く鈍色の穂先を、舞い散る椿の花の様な朱を見つめながら、それまでは誰より村を愛して人々の安寧を願っていた朋胤の心が黒に染まった。  かれは思い付く限りの呪詛の言葉と、この地をおおう災いを願いながらその生を終えたのだという。 「救いが……無い話だな」  陽女が語り終えた後に続く、長く重い沈黙の時間。  どれほどの時間が経ったのだろうか、おれは身体にのしかかる重たいものを振り払うかの様に大きくため息を吐いた後そう言った。 「誓いを守るため心を殺して奔走した陽奈美も、自らの命をかけてでも愛する男を守ろうとした月音も、それほどまでに村を愛していた気持ちの全てを呪いに変えねばならなかった朋胤もさ、誰も救われてないじゃないか。悲しすぎるだろそんなの……」    自分のことじゃないはず、それなのに何故か旨をえぐる様な悲しみに襲われて、俺は涙を流した。  病院で見た夢の光景が、今の話と繋がった。  あの時、あの女が浮かべていた表情は、悲しいものじゃなかった。  ただただ愛おしい男が生き延びてくれること、それだけを願った表情であり言葉だったのだ。  無意識に美月を見てしまう。  彼女も心配げな顔で俺を見ていた。  そんな美月の顔が月音の顔に重なる。  再び俺の目に涙が溢れてきた。  だけどそれは、美月への愛おしさや悲しみだけじゃない。  それほどまでに俺たちのために、その身をかけて支えてくれた陽奈美への、その一途さとそれに報いてこなかった己のふがいなさへの涙でもあった。 「美月……またあえて、嬉しい。そして陽女、おれはずっとお前に甘えていたんだな。ずっと側で支えてくれていることを、当たり前の様に感じてお前への気持ちが何なのかも考えず、ただ自分自身の感情だけを優先していたんだな……ひどい、男だったんだな」 「美月……ごめんね、今だけは許してほしい……」  俺が心の中に残っていた悔恨を言葉にした時、陽女が美月に向かってそう言って頭を下げた。  美月はその意味がわかっているのだろう、優しく微笑んで頷いた。  ふわりと良い匂いが漂い、そして俺の身体が温かく柔らかいものに包まれた。  陽女が俺の身体を抱きしめていたのだ。  柔らかく、優しく、だけど絶対に離さない……そんな抱擁だった。 「今の……今のお言葉で、全てが報われた気持ちです。智春さま」  俺の首に腕を回して、旨に顔を埋めて、涙を流しながら陽女はそう言った。  陽女に抱きつかれたままだったが、自由になっている左側を美月にしめし左手を大きく広げて俺は言う。 「美月……おいで」  陽女の姿を微笑ましくだけど少しだけ寂しそうに見つめていた美月。  そんな美月は俺のその言葉に嬉しそうに頷いて、そっと俺の側に来て、やはり柔らかく俺の左胸にその身体を預けてきた。  そんな二人を見て俺は、この先の自分はどう動くことが正解なのかを考える。  まだわからないことだらけだが、少しずつ見えてきた自分の因縁。  それに立ち向かっていこう、この二人と共にとそう堅く心に誓った。  



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