表示設定
表示設定
目次 目次




必然と偶然の境界

23/68





 何だかんだと時間というものは平等に流れていく。  俺や緖美がドタバタしようが、学校中でアツアツカップルと噂されようが  結婚秒読みと言われようが、時間は毎日ひとしく過ぎ去っていく。  何が言いたいのかというとつまり、退院からおおよそ1月が経過した頃、ようやく俺は完治して自由に歩き回れるようになった。  松葉杖も不要、自由気ままに動き回れる身分に、ようやく戻ることができたのだ。  とはいえ筋力はかなり落ちているので、リハビリという名の通院はまだ残っているのだが。  ともあれ俺は日常を取り戻し、もう世話を焼いて貰う必要も無いのだから、緖美につきまとわれる日々はおわると安堵していたのだが、どうやらお互いの認識に齟齬があったようだ。 「今日もおうちに行くからね、ちゃんと大人しく待っていなさいよ」 「あん?なんでそうなる。もう俺は自分で動けるんだし、緖美が来なくても大丈夫だよ」 「あんたねぇ……どうせ、コンビニのお弁当とか、フーバーイーツだとか、スーパーのできあいとか、そんなのばっかり食べるつもりなんでしょう。いい?私が栄養バランスをしっかりと計算した食事を用意するから、貴方は大人しく家に居なさい」  俺の要求は、あっさりと却下される。  栄養管理だとか、健康維持だとか、大層なお題目を並べられて結局は家に来ることを食い止めることはできていない。  このままなし崩し的に、本当に付き合うことになるんじゃないのかという警戒心が無くはない。  いわゆる外堀を埋められて拒否権がなくなる状態という奴だ。  ただ奇妙なことに、最近の俺は以前ほど緖美を拒否しようという気持ちが薄らいでいた。  なんだかんだ言い合うものの、緖美が家に来ること自体を嫌がっているわけでは無い自分に気づき、はっとする。  長い時間、身の回りの世話をして貰い、普段は見えない緖美の意外な側面を知ってしまい、好意を持ったのか。  そう自問してみるが、この設問に何がとは言いがたいのだけどかすかな違和感を感じてしまう。  苦手だと思っていたけども案外良い奴かもしれない……その程度の感想を抱いたことはある。  時折見せる、いつもの緖美とは全く違う無防備な様子を、可愛いなと思ったこともある。  だが1度たりと「好きだな」と思ったことは無い。もっと言うなら女子へ向けた好意を感じたことも無かったはずだ。  なのにここ最近の俺は、そんなつもりは無いのに何故か恋をしているかのような微妙な旨のざわつきを緖美に感じていて、でも頭はそれは拒絶していて、何ともいえない不快な感覚を味わっていた。  それが緖美を受け入れきれない、家に来てほしくないと思ってしまう理由であった。   「今日は珍しく、お爺さまから呼び出されているの、だから家に行くのはいつもより遅くなると思うけど、絶対に行くから勝手に晩ご飯をたべてたりしないでね。いいわね?」  俺が自分の思考に没頭している間に、話は終わってしまったようで、それだけを言い残すと緖美はさっさと自分の席に戻っていった。 「あーあ、羨ましいよな智春は、あんな美女に身の回りの世話もして貰えてさ、俺が代わりたいわー」  俺の隣の席の男子が、大げさにため息を吐いてこぼす。  ならくれてやるよ、そう言いかけて口を閉じる。  一応公認扱いになっているし、ここで下手なことを言うのは悪手だろうと考えた。  仕方なく俺は、曖昧な笑みを浮かべて、否定も肯定もしないままその会話を終わらせる。  今日も緖美が来る、そう考えるとなんだか重い気分になり、俺はまっすぐ家に帰りたくなくて、何も考えずに町をブラブラと歩いていた。  目的地があるわけではない。  ただ家に帰るという行為が緖美の来訪を待ちわびているみたいに感じて、心の何処かがそれを拒絶しているような、何ともいえないモヤモヤとした感覚と、そう考える自分自身への嫌な気分に責め立てられて、少しでも家から遠ざかるようにとでたらめに歩き回っただけだ。  そうして見慣れない一角で不意に足を止めた。  こんな所に神社なんて有ったんだと思った。  確かにいつもは通らないような、裏道ばかりを歩いては来たけれども、ここは生まれ育った町では無いから、何もかもを知っているわけでは無いけれども、こんな所に神社が有ると言うことを俺は初めて知った。  何かに導かれるように、俺は神社に引き寄せられるかのように歩き始める。  色がはげて元の色が想像できないほどにボロボロの鳥居。  人気が無くて、何処か薄暗い境内。  ここに神社が有ると言う噂も聞かず、話題にもならず、そして俺も知らなかったことが不思議に思えないほどの小さな空間だった。  年季の入った、しかしそこまでボロボロでは無い賽銭箱や、なぜかそれだけは綺麗な本坪鈴ほんつぼすず。  そして本坪鈴から垂れ下がっている鈴緒すずおも日焼けしていない真新しい赤、黄、白、青、黒の五色をより合わせた布で作られていた。 「ボロボロなところと、真新しい所の落差が激しいな」  誰もいないので、1人でツッコミを入れてみる。  明らかにボロいというか、古くさいというか、もっと言えば管理している人が居るのかさえ不思議になるような神社では有ったが、境内は綺麗に掃き清められており、参道に敷き詰められた玉砂利も乱れなく整っていた。  視線を巡らせると、鳥居から少し入ったところの右側に手水舎ちょうずやがあり、綺麗に磨き上げられた石造りの龍からは透明な水が流されていた。  水が溜まっているところには、枯れ葉の一枚どころか不純物は一切浮かんで居らず、相当に手が入れられていることが解る。    不思議な神社だなと言う感想を抱いてしまった。  俺の知っている神社は、鳥居はケバケバしいほどに朱く、壁は古い倉のように黒ずんでいるか、塗り立てかと言いたくなるかのような真っ白なイメージしか無い。  そういう見た目は派手で、気を配っているくせに、手水舎の水には枯れ葉が浮いていたり、玉砂利は乱れていたり、鈴緒は日焼けして色あせていたりと、この神社とは真逆の有様で、こんな神社でお参りしても御利益はなさそうだなと常々思っていたのだ。  だがこの神社は、神に関わる部分は徹底的に手を入れて、そうでは無いところは見苦しくない程度に体裁を整えている印象を受けて、この神社ならふぉり役がありそうだなと思わせる雰囲気が合った。 「めずらしい……参拝の方ですか……」  不意に背後から声をかけられて、心臓が飛び出すかと思った。 「あ、いや……ブラブラと散策していたら神社があったので、ちょっと見学を」  慌てて振り返って返事をする。  目の前に居たのは巫女さんだった。  闇夜を思わせるような真っ黒な髪は肩の上くらいで綺麗に切りそろえられており、髪と同じく真っ黒な目は俺のことを探るように見ている。  切れ長でやや細い吊り目気味なその目は冷たい印象を与えるのだが、なぜかそれと同時に安心感も感じさせてくる。  日本人かと疑いたくなるような真っ白な肌は、真っ黒な髪と絶妙なコントラストを生み出しており、この女性をいっそ神秘的にすっらかんじさせていた。  そんな巫女さんの表情は、しかし俺の顔をはっきりと視認した直後から、どんどん乱れていった。  目は大きく見開かれており、きゅっと引き結んでいたはずの薄い唇は半開きになり、印象的な長いまつげに囲まれた瞳は何故か泣き出す寸前のように揺れていた。  何かあったのだろうかと不審に思った俺は、声をかけようとして、そして不意に脳に一瞬だけど入院の時に見たあの女性の姿が浮かんだ。 (アレ、この人……似ている?)  あまりにも突然で一瞬のことだったので、克明に思い出せたわけでは無いけれど、俺は夢で見たあの女性と、目の前に居る巫女さんが【似ている】と感じた。 「あの……巫女さん……どうしました?俺は別に怪しい人じゃ無くて」  ともかく状況を打破しなければならない、そう考えた俺はしどろもどろになりながらも、なんと神子さんの警戒心を解かねばならないと、無理矢理に言葉を紡ぎ出すけれど、それが却ってチグハグすぎて、怪しさを増してしまっていることに気がつく。 「……いえ大丈夫、貴方が怪しい人では無い事は解るから。やましい人はこの神社に近寄れない。」  ようやく立ち直ったのか、巫女さんはまたあの冷たく見える切れ長の目で俺をじっと見てきた。  言葉に余り感情がのっていないため、より一層冷たい印象を感じてしまい俺は少しだけ寂しいと感じた。  何故そう思ってしまったのかは全く解らなかったけれど。   「貴方……この神社に招かれたと言うことは、つかれているのでしょうね。すこし休んで行かれると良いでしょう」  巫女さんはそう言うと綺麗な所作できびすをかえし、顔だけ俺の方に向けると付いてきてくださいとだけ言う。 「疲れている……あまり自覚は無いけど、そうみえますか?」  なんとなく気まずさを感じて、巫女さんの後ろを付いて歩きながら質問してみる。 「えぇ…私の目には貴方はかなり憑かれているようにみえますよ」 【つかれている】という言葉に妙に力を込めて巫女さんは言った。  その意味は後々に解ることになるのだけど、言葉にそれほどの造詣があるわけでも無い俺は、その微妙な発音の違いに気がつくことができなくて、散々歩き回ったせいで憑かれてるように見えたのかな、等とのんきなことを考えていた。  



write-comment-iconコメントを書く
write-comment-iconレビューを書く



comment-icon新着コメント



コメントはありません。投稿してみようっ!


表示設定 表示設定
ツール 目次
ツール ツール
前のエピソード 趣味は人それぞれ

必然と偶然の境界

23/68

 何だかんだと時間というものは平等に流れていく。  俺や緖美がドタバタしようが、学校中でアツアツカップルと噂されようが  結婚秒読みと言われようが、時間は毎日ひとしく過ぎ去っていく。  何が言いたいのかというとつまり、退院からおおよそ1月が経過した頃、ようやく俺は完治して自由に歩き回れるようになった。  松葉杖も不要、自由気ままに動き回れる身分に、ようやく戻ることができたのだ。  とはいえ筋力はかなり落ちているので、リハビリという名の通院はまだ残っているのだが。  ともあれ俺は日常を取り戻し、もう世話を焼いて貰う必要も無いのだから、緖美につきまとわれる日々はおわると安堵していたのだが、どうやらお互いの認識に齟齬があったようだ。 「今日もおうちに行くからね、ちゃんと大人しく待っていなさいよ」 「あん?なんでそうなる。もう俺は自分で動けるんだし、緖美が来なくても大丈夫だよ」 「あんたねぇ……どうせ、コンビニのお弁当とか、フーバーイーツだとか、スーパーのできあいとか、そんなのばっかり食べるつもりなんでしょう。いい?私が栄養バランスをしっかりと計算した食事を用意するから、貴方は大人しく家に居なさい」  俺の要求は、あっさりと却下される。  栄養管理だとか、健康維持だとか、大層なお題目を並べられて結局は家に来ることを食い止めることはできていない。  このままなし崩し的に、本当に付き合うことになるんじゃないのかという警戒心が無くはない。  いわゆる外堀を埋められて拒否権がなくなる状態という奴だ。  ただ奇妙なことに、最近の俺は以前ほど緖美を拒否しようという気持ちが薄らいでいた。  なんだかんだ言い合うものの、緖美が家に来ること自体を嫌がっているわけでは無い自分に気づき、はっとする。  長い時間、身の回りの世話をして貰い、普段は見えない緖美の意外な側面を知ってしまい、好意を持ったのか。  そう自問してみるが、この設問に何がとは言いがたいのだけどかすかな違和感を感じてしまう。  苦手だと思っていたけども案外良い奴かもしれない……その程度の感想を抱いたことはある。  時折見せる、いつもの緖美とは全く違う無防備な様子を、可愛いなと思ったこともある。  だが1度たりと「好きだな」と思ったことは無い。もっと言うなら女子へ向けた好意を感じたことも無かったはずだ。  なのにここ最近の俺は、そんなつもりは無いのに何故か恋をしているかのような微妙な旨のざわつきを緖美に感じていて、でも頭はそれは拒絶していて、何ともいえない不快な感覚を味わっていた。  それが緖美を受け入れきれない、家に来てほしくないと思ってしまう理由であった。   「今日は珍しく、お爺さまから呼び出されているの、だから家に行くのはいつもより遅くなると思うけど、絶対に行くから勝手に晩ご飯をたべてたりしないでね。いいわね?」  俺が自分の思考に没頭している間に、話は終わってしまったようで、それだけを言い残すと緖美はさっさと自分の席に戻っていった。 「あーあ、羨ましいよな智春は、あんな美女に身の回りの世話もして貰えてさ、俺が代わりたいわー」  俺の隣の席の男子が、大げさにため息を吐いてこぼす。  ならくれてやるよ、そう言いかけて口を閉じる。  一応公認扱いになっているし、ここで下手なことを言うのは悪手だろうと考えた。  仕方なく俺は、曖昧な笑みを浮かべて、否定も肯定もしないままその会話を終わらせる。  今日も緖美が来る、そう考えるとなんだか重い気分になり、俺はまっすぐ家に帰りたくなくて、何も考えずに町をブラブラと歩いていた。  目的地があるわけではない。  ただ家に帰るという行為が緖美の来訪を待ちわびているみたいに感じて、心の何処かがそれを拒絶しているような、何ともいえないモヤモヤとした感覚と、そう考える自分自身への嫌な気分に責め立てられて、少しでも家から遠ざかるようにとでたらめに歩き回っただけだ。  そうして見慣れない一角で不意に足を止めた。  こんな所に神社なんて有ったんだと思った。  確かにいつもは通らないような、裏道ばかりを歩いては来たけれども、ここは生まれ育った町では無いから、何もかもを知っているわけでは無いけれども、こんな所に神社が有ると言うことを俺は初めて知った。  何かに導かれるように、俺は神社に引き寄せられるかのように歩き始める。  色がはげて元の色が想像できないほどにボロボロの鳥居。  人気が無くて、何処か薄暗い境内。  ここに神社が有ると言う噂も聞かず、話題にもならず、そして俺も知らなかったことが不思議に思えないほどの小さな空間だった。  年季の入った、しかしそこまでボロボロでは無い賽銭箱や、なぜかそれだけは綺麗な本坪鈴ほんつぼすず。  そして本坪鈴から垂れ下がっている鈴緒すずおも日焼けしていない真新しい赤、黄、白、青、黒の五色をより合わせた布で作られていた。 「ボロボロなところと、真新しい所の落差が激しいな」  誰もいないので、1人でツッコミを入れてみる。  明らかにボロいというか、古くさいというか、もっと言えば管理している人が居るのかさえ不思議になるような神社では有ったが、境内は綺麗に掃き清められており、参道に敷き詰められた玉砂利も乱れなく整っていた。  視線を巡らせると、鳥居から少し入ったところの右側に手水舎ちょうずやがあり、綺麗に磨き上げられた石造りの龍からは透明な水が流されていた。  水が溜まっているところには、枯れ葉の一枚どころか不純物は一切浮かんで居らず、相当に手が入れられていることが解る。    不思議な神社だなと言う感想を抱いてしまった。  俺の知っている神社は、鳥居はケバケバしいほどに朱く、壁は古い倉のように黒ずんでいるか、塗り立てかと言いたくなるかのような真っ白なイメージしか無い。  そういう見た目は派手で、気を配っているくせに、手水舎の水には枯れ葉が浮いていたり、玉砂利は乱れていたり、鈴緒は日焼けして色あせていたりと、この神社とは真逆の有様で、こんな神社でお参りしても御利益はなさそうだなと常々思っていたのだ。  だがこの神社は、神に関わる部分は徹底的に手を入れて、そうでは無いところは見苦しくない程度に体裁を整えている印象を受けて、この神社ならふぉり役がありそうだなと思わせる雰囲気が合った。 「めずらしい……参拝の方ですか……」  不意に背後から声をかけられて、心臓が飛び出すかと思った。 「あ、いや……ブラブラと散策していたら神社があったので、ちょっと見学を」  慌てて振り返って返事をする。  目の前に居たのは巫女さんだった。  闇夜を思わせるような真っ黒な髪は肩の上くらいで綺麗に切りそろえられており、髪と同じく真っ黒な目は俺のことを探るように見ている。  切れ長でやや細い吊り目気味なその目は冷たい印象を与えるのだが、なぜかそれと同時に安心感も感じさせてくる。  日本人かと疑いたくなるような真っ白な肌は、真っ黒な髪と絶妙なコントラストを生み出しており、この女性をいっそ神秘的にすっらかんじさせていた。  そんな巫女さんの表情は、しかし俺の顔をはっきりと視認した直後から、どんどん乱れていった。  目は大きく見開かれており、きゅっと引き結んでいたはずの薄い唇は半開きになり、印象的な長いまつげに囲まれた瞳は何故か泣き出す寸前のように揺れていた。  何かあったのだろうかと不審に思った俺は、声をかけようとして、そして不意に脳に一瞬だけど入院の時に見たあの女性の姿が浮かんだ。 (アレ、この人……似ている?)  あまりにも突然で一瞬のことだったので、克明に思い出せたわけでは無いけれど、俺は夢で見たあの女性と、目の前に居る巫女さんが【似ている】と感じた。 「あの……巫女さん……どうしました?俺は別に怪しい人じゃ無くて」  ともかく状況を打破しなければならない、そう考えた俺はしどろもどろになりながらも、なんと神子さんの警戒心を解かねばならないと、無理矢理に言葉を紡ぎ出すけれど、それが却ってチグハグすぎて、怪しさを増してしまっていることに気がつく。 「……いえ大丈夫、貴方が怪しい人では無い事は解るから。やましい人はこの神社に近寄れない。」  ようやく立ち直ったのか、巫女さんはまたあの冷たく見える切れ長の目で俺をじっと見てきた。  言葉に余り感情がのっていないため、より一層冷たい印象を感じてしまい俺は少しだけ寂しいと感じた。  何故そう思ってしまったのかは全く解らなかったけれど。   「貴方……この神社に招かれたと言うことは、つかれているのでしょうね。すこし休んで行かれると良いでしょう」  巫女さんはそう言うと綺麗な所作できびすをかえし、顔だけ俺の方に向けると付いてきてくださいとだけ言う。 「疲れている……あまり自覚は無いけど、そうみえますか?」  なんとなく気まずさを感じて、巫女さんの後ろを付いて歩きながら質問してみる。 「えぇ…私の目には貴方はかなり憑かれているようにみえますよ」 【つかれている】という言葉に妙に力を込めて巫女さんは言った。  その意味は後々に解ることになるのだけど、言葉にそれほどの造詣があるわけでも無い俺は、その微妙な発音の違いに気がつくことができなくて、散々歩き回ったせいで憑かれてるように見えたのかな、等とのんきなことを考えていた。  



write-comment-iconコメントを書く
write-comment-iconレビューを書く



comment-icon新着コメント



コメントはありません。投稿してみようっ!