闇の聖女は夜輝く

闇の聖女は夜輝く

光と闇、相反する二人の聖女。召喚されたその真実とは──


異世界召喚者カグヤは暗殺の危機に見舞われた。双子のテルサが魔力鑑定で『聖女』と認定されたのに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。そんな彼女の暗殺をテルサは栄耀教会に依頼、かくして聖騎士団が差し向けられたのだった。

しかし絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。窮地を脱したカグヤは思いがけず、大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして復活させてしまった。

カグヤとテルサが召喚されたウルヴァルゼ帝国は、瘴気災害『邪神の息吹』に長年苦しんでいた。ラモン教皇率いる栄耀教会の狙いは『聖女』テルサに『邪神の息吹』を鎮めさせ、国家の覇権を握ること。厄災と教団の脅威が迫る世界で生き抜くため、暗闇の人生に意味を見出すため、カグヤはダスクと魔術師一族フェンデリン家の協力を得て、人知れず救済の道を歩み始める──。

光の極大魔力『旭日』を宿すテルサと、闇の極大魔力『望月』を宿すカグヤ。

数奇な因縁で結ばれた双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ、従来の異世界転移物とは一線を画す壮大なストーリー。

運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。







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目次

序章 ~Awakening~
第Ⅰ章 明暗分かれる姉妹 ~The Doppelgangers~
第Ⅱ章 暗黒に生まれし者達 ~Out of Heaven~
第Ⅲ章 闇夜に輝く希望の月 ~Destiny Attracted by the Moon~
第Ⅳ章 光の聖女は朝照らす ~The Saint Over The RISING SUN~
第Ⅴ章 救いへ導く月明かり ~Beginning of True Salvation~