甥っ子はミノタウルス

甥っ子はミノタウルス

『牛頭甥×馬面伯父』2人が織りなすシュールコメディ。


吉野牛郎(ごろう)、彼はどこにでもいる普通の小学生である……牛頭であること以外は。
母は物心つく前に失踪し、父は顔すら知らない。
そんな彼は、伯父・拓馬の元で牧場生活を送っている。
牛郎の住まう本須賀町(もとすかまち)には、異形さえ寛容(?)する心優しい人々が集う。
その日暮らしのキャンパーや悪魔の婚約者、スベり芸の開祖など……個性的な面々の住人たちに会えるのはこの町の魅力。
そんな2人を取り巻く、ほのぼのしていながらもシュールなコメディ作品。







2件のおすすめレビュー

牛頭甥の奇想天外コメディ

全体としては、牛頭の甥っ子と伯父の奇妙な日常を描くシュールコメディで、設定の斬新さと無邪気な笑いが光る。登場人物の掛け合いはテンポ良く、牛頭の子供らしい純粋さが読者に微笑みをもたらす。
しかし、エピソードが散漫に跳び回り、筋立てが曖昧なため読点が乱れ、物語の流れに置いてきぼりを食う場面が多い。また、情報量が過剰で読者は何度もシーン転換に戸惑う。
ファンタジーと日常のギャップを楽しめる読者や、突飛なギャグ好きには刺さるが、整合性を求める読者には厳しい。短編的な構成を好む人には手軽に楽しめるが、長編の完成度を期待するなら期待外れだ。
それでも読む価値はある。

何かありそうでなさそうな

自分も獣人ものを書いてますが、これは明らかに一線を画す牛頭もの。
そしてみそ先生の得意とする「現実のようで微妙に違う日本」をこれまた上手く書いていて、さてさてどういう展開へと転んでいくのか……
まだとても「普通の日々」なところが不気味ですものね。

ああ、いつかウチの作品のタケル達ともクロスオーバーしてみたい。

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