盲目乃者

盲目乃者


魔法も魔物も王も貴族も国も存在しないファンタジー


作者: 結城貴美

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ライトノベル長編小説
R-15作品 完全架空世界 短文タイトル 兄妹 男主人公

――妹が破壊神だなんて、きっと何かの間違いだ。

 王や国などというものは無く、神の町が点在する世界。太陽も無く、人や神の魂であるたくさんの星が昼間の光源である。世界は平坦であり、球体ではない。その果てには遥か高く神々の世界へと続く絶壁があり、海はその遥か高く降り注ぐ滝から続いている。

 世界は別けられているが、神々は人間に優しい。自分達の司る力を石に宿し、人間に分け与えてやった。人間達は神々を称え、神の数だけ神殿を造り、周りに町を造った。

 世界の果ての飛翔神リフェイオスの町で平和に暮らしていたはずのフォスターは、父親の霊が宿った帯を額に巻いてから生活が一変した。

 寝ている間に憑依され勝手に身体を使われる、死んでしまったためできなかった重大な役目を押し付けられるはめになる、など頭の痛くなることばかりである。

 フォスターにはリューナという妹がいる。彼女は全く目が見えない。旅に出ていた父親が戻ってきた時に連れてきたのがリューナだ。リューナをフォスターに預け、父親はそのまま死んだ。

 そのリューナが最近狙われはじめた。誘拐未遂が繰り返される。目的ははっきりしているが、誰が首謀者なのかはわからない。目的はおそらくリューナの封じられた力を狙ってのことだろう。

 誰かが、静かにリューナを狙っている。



 すみません、クトゥルフ神話とは関係無いです。

  昔(2004~2009)同人誌で出していた漫画を小説に書き直したものです。
もう既に無いホームページやガラケの頃にあった「マンガ☆ゲット」(もう無い)にも掲載していたので、もしかしたら読んだことがある方もいるかもしれません……。 あと「小説家になろう」様、「Nolaノベル」様、「B-NOVEL」様のところにも掲載しています。

  旅に出るのは六章からになります。

 タイッツーで「#盲目乃者」と検索すると昔描いたイラストや地図、世界設定など出てきますので、もし興味ありましたらご覧ください。



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エピソード



序章

第1章 UNDER CONTROL

第2章 DO YOU WANT TO KNOW A SECRET

第3章 I'LL SAVE YOU ALL MY JUSTICE

第4章 THINGS WE SAID TODAY

第5章 THE SOUND OF SILENCE

第6章 FIRST STEP TOWARDS WARS

第7章 WHERE THE STREETS HAVE NO NAME

第8章 TELL ME WHAT YOU SEE

第9章 FRIENDS WILL BE FRIENDS

第10章 THE LONG AND WINDING ROAD

第11章 IF YOU WERE HERE

第12章 IN MY LIFE