妖かし桜が散るまでに

妖かし桜が散るまでに


それは人嫌いの陰陽師と、人を愛した妖怪のお話 ――


作者: 貴良一葉

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ライト文芸長編小説
R-15作品 時代小説 平安 呪術 陰陽師 妖怪

<薄紅色が吹雪となり舞い上がるまで、私は貴方を守り続ける>

 時は平安。
 陰陽師と呼ばれる者たちが活躍する時代。

 陰陽連の同士と相まみえることもなく、
 式神を仕え、妖怪討伐に勤しむ男がいた。
 桜の木をこよなく愛する男には、ある欠点があり……。

 しかし大切な桜の木を失った彼の元に、とある女性が現れたことで
 男の心境は少しずつ変化する。

 果たして彼女の正体は何者か
 そしてその先に待ち受ける結末とは。


平安時代を模したオリジナル設定で描く、陰陽アクションロマンス小説です。
【第一幕・花芽】【第二幕・開花】【第三幕・散舞(前・後編)】の三幕構成でお送りします。
陰陽師×妖怪や同胞たちとの熱き戦いをベースに、後半から切ない恋愛要素が濃くなってまいります。

春風感じる平安幻想録、ここに開幕です。


※平安の実際の用語を参考にしておりますが、素人が都合良く解釈した意味で使用しております。詳細は「用語集・解説」にてご確認ください。なお、安倍晴明氏などの実在した人物は一切登場いたしません。
※〝R15〟は「血飛沫」程度ですが念のためです。



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エピソード



第一幕 花芽 ~薄紅の花が開く時~

>幕間 詳細設定・解説

第二幕 開花 ~絢爛、咲き乱れの時~

>幕間 詳細設定・解説

第三幕 散舞 ~散れども終わらざりし時~ 上の巻 ー魁争奪編ー

>幕間 詳細設定・解説

<裏話掌編> 姫君たちの想い

第三幕 散舞 ~散れども終わらざりし時~ 下の巻 ー決戦編ー

<終幕> 筆者より感謝を込めて