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三話 私の処女を貰ってください。

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 タクシーで連れてこられたのは、歓楽街の外れにあるホテルでした。ここが何のためにあるのかくらい、もの知らずの私でもわかります。もっとも中で行われるのがどんなことなのかについては、そのときの私の知識からでは霞がかかったイメージくらいしか引き出すことができませんでしたが。  ホテルの前で引きずり出されるように降ろされた時も、私は逃げようと試みました。でも指を絡めて繋がれた手は、酔いも回り弱ってしまった私の力ではほどけなかった。玄関口でもみ合っているうちに抱き寄せられ、またしてもキスをされてしまいました。口の中を侵入してくる舌は、すでに一度訪れたところと勝手知ったる様子で、私の咥内の弱いところを突いてきます。先輩の舌が口の中のスイッチをひとつ入れる度に、私の手足から力が抜けていくのです。身体の抵抗が全て抜けきったのを見計らって、槍須先輩は私を魔窟のロビーにいざないました。知らなかったのですが、ああいうところは無人が普通なんですね。  イオンのフードコートにあるような四角く区切られボタンが付いてるディスプレイには、ひとつひとつ別々の、妖しい照明で撮影された部屋、というよりベッドの画像がはまっていました。圧倒的存在を主張するベッドは、その一室で行われるすべてのことを象徴している。そこに私は連れていかれようとしている。私の拙い想像力は、そのときすでに焼き切れていたと思います。  無造作に部屋を選んだ槍須先輩は落ちてきた大仰なキーをもてあそびながら、私をエレベーターに引きずっていきました。そのころには絡めていた指も力の入ったものでもなく、振りほどこうと思えば振りほどけたのでしょう。でも私にはもう逃げる力は無かった。私の自由意思は、すでに槍須先輩に蹂躙されていたのです。エレベーターの箱の中で三度目のキスをされました。いままでの暴力的な圧力は影を潜め、優しく緩やかなキスでした。恥ずかしいことに私はそのキスを好もしいとさえ思ったのです。  はじめての部屋は憶えています。四〇四号室。その部屋の前で絡めていた指をほどくと、槍須先輩はさっきまで離してくれなかった私の掌にルームキーを乗せて言うのです。 「さ、弥生。俺たちはこれからふたりで愛をつくる部屋に入るんだ。最後の鍵はきみが開けるんだぜ」  槍須先輩は私に尋ねたりしなかった。ただ自分の意志でドアを開けろ、と。勢いに流された私は小さく頷きました。頷いてしまったのです。  中は思った以上に狭い部屋でした。というより、大きなベッドの周りに壁板を立てて囲った、そんなサイズ感。でも部屋について頓着する余裕があったのはそこまでです。私のコートを取り上げ、次いで自分の上着を脱ぎ、その両方を丁寧にハンガーにかける槍須先輩。向き直った彼は何も言わずに私を抱きしめ、そのまま一緒にベッドに倒れこみました。横臥した私の上で上体を起こし胸をまさぐりはじめた彼の手にびっくりした私は、間抜けな抗議を吐きます。 「やめてください。なにするの。だめ、そんなとこ触っちゃ!」  莫迦ですね。今からそういうことをするから部屋を開けなさいって、ちゃんと先輩が言ってたじゃないですか。そしてそう言われてドアを開けたのは私自身じゃないですか。私は本当に、徹頭徹尾なんにもわかっていない子どもだったのです。躰だけは一丁前のくせに。  もちろん彼は手を休めてくれたりなんてしません。ブローチが付いたままのブラウスのボタンを外して下着を露わにし、首筋を舐めまわし、耳を甘噛みし、ディープなキスをします。そして口を吸いながら裸のお腹やわき腹をまさぐるのです。私は渾身の力を振り絞り、彼の両肩を下から押し上げて言いました。 「お願い。私はじめてなんです。手を繋ぐのもキスするのもなにもかも全部。だからお願い。せめて、優しくして」  あのとき彼が笑わないでいてくれたから、それからあとの一か月余りがあったのだ、と私は確信しています。 「そんなこと、言われなくてもわかってるよ。弥生が処女だってことなんて百キロ先からだってお見通しだよ。だから安心しなって。人生の先輩のこの俺が弥生に、セックスのすばらしさをゼロから教えてやるからさ」  さきほどまでとは打って変わった落ち着いた声の槍須先輩は、私の躰から離れゆっくりと立ち上がりました。重石から解放された私は身体を起こします。先輩はシャツを脱いで横のスツールに架けてから、入り口近くにある小さな冷蔵庫に向かいました。ベッドサイドに座る私はと言えば、次に何をすべきなのかがまったく思いつかないまま、乱れたブラウスを両の腕で抱くように押さえるだけ。  庫内の明かりが漏れて何かを取り出す先輩の裸の背中が影になったのを見て、私の胸が高鳴りました。まるで意思とは無関係に。私はいったい何を期待しているのでしょう。ブラウスのボタンの留め直しもせずに。これ以上の最悪は無いっていうのに。  槍須先輩は冷蔵庫から取り出した缶の一方を私に手渡してくれました。私にはウーロン茶、自分にはビール。プルトップを開けた槍須先輩は回り込んでベッドに乗り、背中をヘッドボードに預けて落ち着けるポジションを確かめてから私に尋ねてきました。知ってるかい、と。 「処女ってのはさ、男にとっては勲章みたいなもんなんだ。選ばれた最初の征服者、名誉ある初登頂、最初の足跡を印す上陸者。男なら誰でも一度は夢に見る。ましてやそれがハイクラスの女の子ならもう最高だ。死ぬまで自慢できる。でも一方で、女にとっては自分の処女など重荷以外の何物でもない。捨てられるものならゴミ箱にだって捨てたいと思うくらい邪魔なもの。だってそうだろ? 股なんて、そのあと何百回も開くんだぜ。処女を捧げるとかって偉そうなこと言っても、所詮初めて逆上がりできたとか自転車に乗れたとか、そんなもんと同じなのになんでそれほど大仰なってな。最初のときのことなんていちいち憶えてられるかって。だからさ、男が牛耳る社会では、女がそんなに簡単に処女を捨てたりできないように呪いをかけるのさ。男にとっての価値を下落させないようにね。本当に大事な人ができるまでとっておきなさいとか、結婚して初めてするものだとか。処女じゃなきゃ初摘み葡萄は踏ませてもらえない、なんて話だってどっかの国のワイナリーには残ってたりする。ホントお笑いだよな」  一気にそう語ってから槍須先輩は、手にした缶ビールをあおってヘッドキャビネットに置いた。私は呪いに思い当ってドキリとしました。顔に出たのでしょうか。先輩は私を見てにやりと笑いました。 「弥生もそう言われて今まで育てられてきたんじゃないのか。ばかばかしい。今の時代結婚できない女なんて五万といるんだぜ。そいつらみんな、死ぬまでセックスしないのか? 中年初婚のご婦人は、自分の一番輝かしい時期にセックスを満喫しちゃいけないってのか? なぁ、無意味だと思うだろ。それこそが、男社会が女たちにかけた呪いなのさ」  槍須先輩は缶ビールの残りを飲み干してから片手でぐしゃっと潰しました。まるでなにかの象徴のように。そうしてかちゃかちゃとベルトを緩め、チノパンを脱ぎ捨てました。今まで見たことの無い小さな、そう、競泳選手の水着のような黒い下着。そしてその中心が小山のように盛り上がっています。 「だからさ、俺は女の子のそんな呪いを解いてやるんだよ」  こいつでね、と言いながら先輩はその小山を指差しました。いつもならそんなものからはすぐに目を逸らして見なかったことにする。けれどそのときの私は、先輩が指差すその黒い小山から視線を切ることができませんでした。 「さあ、次は弥生の番だ。そこに立って自分で服を脱ぐんだ。そして、口に出して俺に言ってごらん。私の処女を貰ってください。私の死ぬほど邪魔な処女をあなたのそのちんちんでぶち破ってくださいって」  私はいったい何をさせられてるの? 今なら、この人は裸で私はまだ服を着てる。今なら、この人はベッドに寝ころんでいて私は座っている。今なら、立ち上がって走り出せばここから逃げだせる。それなのに、そう励ます私を無視した私は、槍須先輩がたった今私に授けた悪魔の呪文をまるでアリババのそれのように口の中で反芻していました。そのときの私の中に、イツロー先輩の背中は見当たらなかったのです。 「おちんちん、が難しけりゃ、そこ、でもいいぞ。今だけは」  先輩の助け船が最後の一押しになったわけではありません。でも私は立ち上がりました。そして、イツロー先輩のために履いてきたスカートを、自分でファスナーを下ろして床に落とすと、見知らぬ闇に繋がる岩戸を開くための呪文を口にしてしまったのです。 「私の処女を、貰ってください。あなたの、そこ、で、私の自由を縛りつけてる私の処女を、ぶち破って」 「まかせろ!」  そう叫んで勢いよく起き上がった槍須先輩は、光の速度で私を抱き上げ、体勢を入れ替えました。大きなベッドの真ん中で、前がすっかり開いてしまったブラウスと上下の下着だけの姿を晒す私を見下ろして先輩は言いました。 「えらいな弥生、よく言った。記念に動画撮ってやるよ。処女の最後の姿と処女でなくなった最初の姿を」  そんな滅茶苦茶な提案にも、わたしは小さく頷いてしまいました。



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 タクシーで連れてこられたのは、歓楽街の外れにあるホテルでした。ここが何のためにあるのかくらい、もの知らずの私でもわかります。もっとも中で行われるのがどんなことなのかについては、そのときの私の知識からでは霞がかかったイメージくらいしか引き出すことができませんでしたが。  ホテルの前で引きずり出されるように降ろされた時も、私は逃げようと試みました。でも指を絡めて繋がれた手は、酔いも回り弱ってしまった私の力ではほどけなかった。玄関口でもみ合っているうちに抱き寄せられ、またしてもキスをされてしまいました。口の中を侵入してくる舌は、すでに一度訪れたところと勝手知ったる様子で、私の咥内の弱いところを突いてきます。先輩の舌が口の中のスイッチをひとつ入れる度に、私の手足から力が抜けていくのです。身体の抵抗が全て抜けきったのを見計らって、槍須先輩は私を魔窟のロビーにいざないました。知らなかったのですが、ああいうところは無人が普通なんですね。  イオンのフードコートにあるような四角く区切られボタンが付いてるディスプレイには、ひとつひとつ別々の、妖しい照明で撮影された部屋、というよりベッドの画像がはまっていました。圧倒的存在を主張するベッドは、その一室で行われるすべてのことを象徴している。そこに私は連れていかれようとしている。私の拙い想像力は、そのときすでに焼き切れていたと思います。  無造作に部屋を選んだ槍須先輩は落ちてきた大仰なキーをもてあそびながら、私をエレベーターに引きずっていきました。そのころには絡めていた指も力の入ったものでもなく、振りほどこうと思えば振りほどけたのでしょう。でも私にはもう逃げる力は無かった。私の自由意思は、すでに槍須先輩に蹂躙されていたのです。エレベーターの箱の中で三度目のキスをされました。いままでの暴力的な圧力は影を潜め、優しく緩やかなキスでした。恥ずかしいことに私はそのキスを好もしいとさえ思ったのです。  はじめての部屋は憶えています。四〇四号室。その部屋の前で絡めていた指をほどくと、槍須先輩はさっきまで離してくれなかった私の掌にルームキーを乗せて言うのです。 「さ、弥生。俺たちはこれからふたりで愛をつくる部屋に入るんだ。最後の鍵はきみが開けるんだぜ」  槍須先輩は私に尋ねたりしなかった。ただ自分の意志でドアを開けろ、と。勢いに流された私は小さく頷きました。頷いてしまったのです。  中は思った以上に狭い部屋でした。というより、大きなベッドの周りに壁板を立てて囲った、そんなサイズ感。でも部屋について頓着する余裕があったのはそこまでです。私のコートを取り上げ、次いで自分の上着を脱ぎ、その両方を丁寧にハンガーにかける槍須先輩。向き直った彼は何も言わずに私を抱きしめ、そのまま一緒にベッドに倒れこみました。横臥した私の上で上体を起こし胸をまさぐりはじめた彼の手にびっくりした私は、間抜けな抗議を吐きます。 「やめてください。なにするの。だめ、そんなとこ触っちゃ!」  莫迦ですね。今からそういうことをするから部屋を開けなさいって、ちゃんと先輩が言ってたじゃないですか。そしてそう言われてドアを開けたのは私自身じゃないですか。私は本当に、徹頭徹尾なんにもわかっていない子どもだったのです。躰だけは一丁前のくせに。  もちろん彼は手を休めてくれたりなんてしません。ブローチが付いたままのブラウスのボタンを外して下着を露わにし、首筋を舐めまわし、耳を甘噛みし、ディープなキスをします。そして口を吸いながら裸のお腹やわき腹をまさぐるのです。私は渾身の力を振り絞り、彼の両肩を下から押し上げて言いました。 「お願い。私はじめてなんです。手を繋ぐのもキスするのもなにもかも全部。だからお願い。せめて、優しくして」  あのとき彼が笑わないでいてくれたから、それからあとの一か月余りがあったのだ、と私は確信しています。 「そんなこと、言われなくてもわかってるよ。弥生が処女だってことなんて百キロ先からだってお見通しだよ。だから安心しなって。人生の先輩のこの俺が弥生に、セックスのすばらしさをゼロから教えてやるからさ」  さきほどまでとは打って変わった落ち着いた声の槍須先輩は、私の躰から離れゆっくりと立ち上がりました。重石から解放された私は身体を起こします。先輩はシャツを脱いで横のスツールに架けてから、入り口近くにある小さな冷蔵庫に向かいました。ベッドサイドに座る私はと言えば、次に何をすべきなのかがまったく思いつかないまま、乱れたブラウスを両の腕で抱くように押さえるだけ。  庫内の明かりが漏れて何かを取り出す先輩の裸の背中が影になったのを見て、私の胸が高鳴りました。まるで意思とは無関係に。私はいったい何を期待しているのでしょう。ブラウスのボタンの留め直しもせずに。これ以上の最悪は無いっていうのに。  槍須先輩は冷蔵庫から取り出した缶の一方を私に手渡してくれました。私にはウーロン茶、自分にはビール。プルトップを開けた槍須先輩は回り込んでベッドに乗り、背中をヘッドボードに預けて落ち着けるポジションを確かめてから私に尋ねてきました。知ってるかい、と。 「処女ってのはさ、男にとっては勲章みたいなもんなんだ。選ばれた最初の征服者、名誉ある初登頂、最初の足跡を印す上陸者。男なら誰でも一度は夢に見る。ましてやそれがハイクラスの女の子ならもう最高だ。死ぬまで自慢できる。でも一方で、女にとっては自分の処女など重荷以外の何物でもない。捨てられるものならゴミ箱にだって捨てたいと思うくらい邪魔なもの。だってそうだろ? 股なんて、そのあと何百回も開くんだぜ。処女を捧げるとかって偉そうなこと言っても、所詮初めて逆上がりできたとか自転車に乗れたとか、そんなもんと同じなのになんでそれほど大仰なってな。最初のときのことなんていちいち憶えてられるかって。だからさ、男が牛耳る社会では、女がそんなに簡単に処女を捨てたりできないように呪いをかけるのさ。男にとっての価値を下落させないようにね。本当に大事な人ができるまでとっておきなさいとか、結婚して初めてするものだとか。処女じゃなきゃ初摘み葡萄は踏ませてもらえない、なんて話だってどっかの国のワイナリーには残ってたりする。ホントお笑いだよな」  一気にそう語ってから槍須先輩は、手にした缶ビールをあおってヘッドキャビネットに置いた。私は呪いに思い当ってドキリとしました。顔に出たのでしょうか。先輩は私を見てにやりと笑いました。 「弥生もそう言われて今まで育てられてきたんじゃないのか。ばかばかしい。今の時代結婚できない女なんて五万といるんだぜ。そいつらみんな、死ぬまでセックスしないのか? 中年初婚のご婦人は、自分の一番輝かしい時期にセックスを満喫しちゃいけないってのか? なぁ、無意味だと思うだろ。それこそが、男社会が女たちにかけた呪いなのさ」  槍須先輩は缶ビールの残りを飲み干してから片手でぐしゃっと潰しました。まるでなにかの象徴のように。そうしてかちゃかちゃとベルトを緩め、チノパンを脱ぎ捨てました。今まで見たことの無い小さな、そう、競泳選手の水着のような黒い下着。そしてその中心が小山のように盛り上がっています。 「だからさ、俺は女の子のそんな呪いを解いてやるんだよ」  こいつでね、と言いながら先輩はその小山を指差しました。いつもならそんなものからはすぐに目を逸らして見なかったことにする。けれどそのときの私は、先輩が指差すその黒い小山から視線を切ることができませんでした。 「さあ、次は弥生の番だ。そこに立って自分で服を脱ぐんだ。そして、口に出して俺に言ってごらん。私の処女を貰ってください。私の死ぬほど邪魔な処女をあなたのそのちんちんでぶち破ってくださいって」  私はいったい何をさせられてるの? 今なら、この人は裸で私はまだ服を着てる。今なら、この人はベッドに寝ころんでいて私は座っている。今なら、立ち上がって走り出せばここから逃げだせる。それなのに、そう励ます私を無視した私は、槍須先輩がたった今私に授けた悪魔の呪文をまるでアリババのそれのように口の中で反芻していました。そのときの私の中に、イツロー先輩の背中は見当たらなかったのです。 「おちんちん、が難しけりゃ、そこ、でもいいぞ。今だけは」  先輩の助け船が最後の一押しになったわけではありません。でも私は立ち上がりました。そして、イツロー先輩のために履いてきたスカートを、自分でファスナーを下ろして床に落とすと、見知らぬ闇に繋がる岩戸を開くための呪文を口にしてしまったのです。 「私の処女を、貰ってください。あなたの、そこ、で、私の自由を縛りつけてる私の処女を、ぶち破って」 「まかせろ!」  そう叫んで勢いよく起き上がった槍須先輩は、光の速度で私を抱き上げ、体勢を入れ替えました。大きなベッドの真ん中で、前がすっかり開いてしまったブラウスと上下の下着だけの姿を晒す私を見下ろして先輩は言いました。 「えらいな弥生、よく言った。記念に動画撮ってやるよ。処女の最後の姿と処女でなくなった最初の姿を」  そんな滅茶苦茶な提案にも、わたしは小さく頷いてしまいました。



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