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恋の行方は?

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伸哉と咲香が祭りを楽しんでいる一方で、涼紀と幸長も二人でそれなりに楽しんでいた。  男二人。住んでいる地域は近いが、学年は一つ違うし、趣味や嗜好も違う。それでも、なんとなくではあるが楽しいと言う感覚になっていた。 「こう言うの二人で回るのもアリっすね。男二人だから、虚しくなるかなあって思ってたんすけど、そんなことなかったっすね」  涼紀が幸長にそう言うと、幸長はハッハッハと笑ってのけた。 「当たり前じゃないか。僕がいるんだから、エンジョイできる決まっているだろう」  幸長は自信満々と言った様子だ。確かに幸長の底抜けの明るさがあれば、誰でも楽しめるだろう。人混みが苦手な陰キャと呼ばれる人でも。ましてや、涼紀はそう言う人間ではなく、陽キャと呼ばれる部類の人間だ。なおさら楽しめるはずだ。 「先輩とじゃなきゃ、今日は楽しめなかったっすよ」  涼紀は感謝の気持ちを込めて幸長に伝えた。幸長は満足げな表情をしている。 「そう言えば、行く前はあんまり気乗りしないと言っていたけど、何かあったのかい?」  幸長が涼紀の痛い所を突く。涼紀は黙っていようかと考えた。この恋心は誰にも告げた事がない。秘密のものだ。それに伸哉と咲香はあの雰囲気だから、間違いなく結ばれるだろう。  それをぶち壊してしまわないだろうか。幸長に言ってしまう事で、変な事にならないだろうかと。  幸長を見る。幸長は温かな目で自分を見ている。涼紀は思った。この人なら、他人に言いふらすとかせず、ここだけの秘密にしてくれそうだと。ならば、言って少しでも自分の心を楽にしてしまおうと。  涼紀は口を開いた。 「俺、咲香にフラれたっぽいんです」 「フラれた……。告白でもしてたのかい?」 「いえ。ただの片想いっす。自分が十年以上抱えていただけっす。いつか言おう、いつか言おうと思ってたんすけど、今日咲香が伸哉に告白しそうなんっす。あの表情から言うと、間違いなくそうなるだろうし、伸哉も惚れているだろうから、絶対結ばれるはずっす」  涼紀の思いの吐露を、幸長はただ黙って聞いている。 「そう思うと、二人が結ばれる所に負けた俺が行くのはなあって思って気が乗らなかったんです。友達が結ばれるから祝福しないといけないのに、そう言う気分にもなれないんです。咲香の選んだ道だから、それは仕方のない事なんっすけど、心の整理ができなくて……。だから、最初断ろうとしてたんっす。俺って、中々嫌な奴かもですね」  涼紀が言葉を吐き出し終える。幸長は試合中に見せるような真剣な顔をしていた。 「それは違うと思うよ。僕はそう言う気持ちになった事ないから、どのくらい辛いか分からない。けど誰だって、好きな人が違う人と結ばれたら多かれ少なかれそう言う気持ちにはなるはずさ。だから、落ち着くまで僕に相談してくれたって構わない。それで気が晴れるかは分からない。けど、そのくらいはしてあげるよ」  言い終えた幸長は軽く微笑んでいた。 「……ありがとうございます」  涼紀は少し目元を拭っていた。 「そう噂をすれば、二人があそこにいるようだ」  幸長が指差す方向に、伸哉と咲香がいる。涼紀は二人の様子を見つめていた。  優梨華が経って少し経った頃だった。 「あ、あのね。伸哉くん」  咲香が少し緊張し気味に話を切り出した。 「どうしたの? 咲香さん」  何かを察した伸哉は真剣な表情をしている。そこから少しだけ沈黙が流れ、咲香が声を出した。 「わ、私。伸哉くんが好きなの」  少し下を向いて咲香は言った。伸哉は何も言わず黙っている。 「試合で見せたあの表情、腐らずにリハビリに必死に取り組む姿勢、誰にでも気配りできる優しさ……。その全部に惚れちゃったの」  伸哉は何も言わない。ただ黙って、咲香を真剣に見つめながら話を聞いている。試合で見せる表情そのものだ。 「伸哉くんがどう返事をしてくれるかは分からん。けど、私は伸哉くんが大好き。だから、私と付き合ってっ」  咲香の表情は見えないが、相当顔を赤くしていそうな感じである。伸哉は考え込んでいる。ひたすらに考えている。考える人よりも考えている。そして、一つの結論を出した。 「ごめん。村野さんの気持ちには応えられない」  伸哉は静かにそう告げた。  その瞬間、咲香の心は何かが割れたような音が響いていた。 「………………………………そっかー。そうだよね。伸哉くんは野球一筋だから、そう言うの無理だったよね。私ったら何勘違いしてたんだろ。ごめんね。変なこと言って。今の忘れていいから。今日はもう帰るね。ごめんね、伸哉くん」  咲香は伸哉の方を一切見ずに背を向け、何処かへと歩き出して行った。 「……これでいいんだ。これで良かったんだ。これで……、これで」  伸哉はそっと呟いた。どこか哀しそうな目をしながら。その時だった。 「おいおい。何フってるんだよ」  どこからともなく涼紀が颯爽と現れた。伸哉は表情を崩すことなく、涼紀の方を見ていた。 「伸哉は咲香の事好きだったろ? 俺でもわかるくらいだから、咲香だって気づいてたはずさ。なんでフったんだよ。俺からすれば、二人はお似合いの――――」 「……ぎれるわけないだろ……」 「ん?」 「裏切れるわけないだろ! 友達がずっと好きだったのを知ってるのに、それを差し置いて僕が結ばれるわけにはいかないだろ!」  涼紀は驚いた。伸哉がこんな大きな声を出すなんて、微塵も思ってなかった。自分の片想いに気づいていると思っていなかった。 「行ってあげてよ。村野さんのところに。早く!」  伸哉の声に押されるように、涼紀は咲香が歩いて行った方向へと走り出した。  なぜ失敗したのだろう。どうして上手くいかなかったのだろうか。上手く行く予兆はあったはずなのに。咲香はそんなことを考えながら、下を向いて大粒の涙を流しながら人混みの中を歩いていた。  咲香からすれば、失敗する要素は感じられなかったはずだ。成功率百パーセントの勝負を挑んだつもりだった。だが、結果は見ての通り失敗に終わってしまった。  なぜ、なんで、どうして。これが頭から離れなかった。その時だった。 「よっ、咲香! 下向いてどうしたんだ?」  涼紀が後ろから肩を軽く叩いてきた。咲香は涙を抑えて、なんとか涼紀の方を向いて立ち止まった。 「すっげえ顔してるぞ。折角いい着物着てるのに台無しじゃんか」  涼紀は屈託のない笑みを浮かべていた。 「涼紀はどうしてここにいるの?」 「幸長先輩と回ってたんだ。そしたらたまたま――」 「見てた? さっきの」  咲香は目線を下にして言う。涼紀は何も言わず、背中を撫でていた。 「泣いてもいいんだぜ。悲しい時くらいは。傍にいるくらいは俺にもできるからさ」  涼紀がそう言った途端、咲香は涼紀の胸で思いっきり泣き叫んだ。この祭りの楽しい雰囲気にそぐわないほど、悲しく大きな声で泣き続けた。  涼紀はただ黙って、咲香の背中をさすってあげた。  しばらくして咲香は泣き止んだ。 「泣いたけんお腹空いた。なんか奢って」  咲香は憮然とした表情で涼紀に頼み事をする。涼紀はハイハイとだけ返事をして、焼きそばの屋台の方に向かって行った。祭りの喧騒はそんな二人を優しく包んでいた。  翌日。午前中の練習前。運がいいのか悪いのか、部室で伸哉は咲香と二人きりの状況になっていた。  昨日の気まずさから二人はただ黙って何も言えないでいた。  はて、どうしたものか。どんなことを言えばいいのかと伸哉が考えている時だった。 「昨日はごめんね。伸哉くん」  咲香が先に口を出してきた。 「あ、いや。僕も……、その……」  伸哉も何か言おうとしているが、上手く言葉が出てこない。そんな伸哉を見て咲香は微笑んでいた。 「これからは友達、マネージャーとしてよろしくね」  咲香はにこりと柔らかな表情をしている。堅かった伸哉も表情を緩めた。 「うん。これからもよろしく」  そう言うと、伸哉は部室を出てグラウンドの方へ向かって行った。空は晴天の青空だった。



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