1
毎晩のように悪夢に襲われ、窒息しかけて目覚める男。睡眠時無呼吸症候群を疑い、後輩の助言で寝室にビデオカメラを設置することに。翌朝、映像を確認した彼は、自分の「悪夢」の正体を知ることになる——。
|
2
私の家では、昔から座敷童子に似た「ぱらして」を祀っている。
それが家に繁栄をもたらす存在だと両親は言うけれど、私はあまり信じていない。本当に家が繁栄しているなら、二人はもっと良い暮らしができているはずだから……
|
3
|
4
村の外れにある“鬼狩り山”へとやって来た少年達は、そこにあった古びた祠から鬼の面を発見する。
その面を持ち帰ったタッちゃんは、次第におかしな行動を取り始めるようになり……。
鬼狩り山にまつわる忌まわしき村の過去。
そして今、再び同じ歴史を繰り返そうとしている。
鬼とは一体、何なのだろうか──?
|
5
各話、140字程度で完結するホラーSSです。
※X(旧Twitter)に投稿していた作品の再掲
|
6
クリスマスで賑わう街中で「僕を殺してください」と叫び続ける少年。
誰もが足を止めない中、ただ一人、彼に声をかけた私。
喫茶店で語られる少年の異様な死生観。そして、二人が向かった先は――。
狂気の二人が出会った時、物語は予想外の結末へと転がる。
|
7
深夜に突然始まったレース。逃げる者と追う者、それぞれが命をかけて夜の森を疾走する。
実況は鈴木、解説は佐藤がお送りします。
※他サイトに掲載していた作品の再掲です
|
8
十月末日。ある賃貸マンションの一室。
突然、部屋の照明が消えた。
|
9
激しく損傷した男性の遺体が河川敷で見つかった。
不可解な事件の取り調べを受けるため、警察署を訪れた「私」は、刑事の前で被害者の人となりについて話し始める。
「カワハギくん」と呼ばれていじめられていた被害者。彼の運命を変えた不幸な交通事故。未だに解決していない、不気味な「カワハギ事件」。
それぞれの事件についてにこやかに語る「私」を、刑事は黙って見つめているだけだった。
※他サイトに投稿した作品の再掲です。
|
10
*狂気です。犯罪行為です。まっっったくハッピーでもほのぼのでもありません!
僕の中の炎が、時折燃え上がる。とりあえず鎮める方法はあるけど、完全に消すことはできない。
──あの、感触、が。
⭕️第3回超短編小説祭『Solispia Bad-end Short-stories』で最終候補に選んでいただきました。
|
11
4月から急病で中学校を長期間休んでいた加守千恵里は、三学期の始まりに学校に復帰した。
4月に友達だった三和神奈子は、そんな学校にも慣れてない千恵里ともう一度友達になる。
二人は少しずつ仲良くなり、神奈子は千恵里のプライベートについても尋ねるようになる。
だが千恵里の様子はおかしかった。病気で学校を休んでいた千恵里のことを誰も知らない。
驚愕の真相を知った時、悲しみと恐怖で打ち震えるホラーサスペンス。
|
12
【一言】素直じゃない兄妹の話。
【百字】主人公たち双子の兄妹は仲が良いのに素直じゃない。そのため周囲から良くからかわれていた。ある時、SNSで気になるアカウントを見つけてしまい――
|
13
3年前に亡くした最愛の恋人。その恋人とよく似た「彼女」に惹かれ、交際を始めた主人公だったが、周りの友人から否定的な反応をされることを苦々しく感じていた。
そんな中、二人でドライブをしている時に交通事故を起こしてしまう。海に消えていく彼女に向かって必死に手を伸ばした。3年前の悲劇を繰り返さないよう、必死だった。
※他サイトに掲載していた作品の再掲です
|
14
秀則が自宅に帰ると、誰もいないはずの部屋に何者かの気配を感じた。空気の違和感、微妙に変化した物の配置。確実に誰かが潜んでいる。
平静を装いながら隠密者を探す秀則。しかし、その捜索は思わぬ展開を迎える。
読者の認識を180度覆す、超短編の心理サスペンスホラー。
|
15
他人の顔色を窺い、誰にでも優しく接することで「八方美人」と揶揄される主人公。しかし、その性格が原因で3年半付き合った恋人から「誰にでも笑顔を振りまいて欲しくない」と別れを告げられてしまう。
ある日、最近仲良くなった友人・晴美を自宅に招く。晴美は自分の部屋でポルターガイスト現象に悩まされており、寝不足の状態だった。主人公は親切に晴美をもてなし、酒を酌み交わしながら楽しい時間を過ごす。
|
16
|
17
籠屋山のかずら橋はホラースポットで、俺は肝試しにやって来た。
|
18
幼い頃、家族4人で住んでいた家はどこか不気味だった。田んぼの真ん中にポツンと建てられ、人は寄りつかず、近隣では自殺者が相次ぐ。
父の背負った借金を肩代わりしてもらう代わりに、その家に住むことを強いられていた主人公。彼は弟と共に、押し入れの奥から流れ出る「祭囃子」の音を聞く。最愛の母の死。残された父の狂気。
家を出て何十年も経ってから、衝撃的な事実を弟の口から知らされる。
※他サイトに掲載していた作品の再掲です
|
19
僕の家族は、周りの人たちと比べて何だか様子がおかしい。僕が「教科書」通りに動かないと怒り出すのだ。だから毎日予習をして、その通りに動こうとはしているけれど失敗ばかり……今度こそ、お母さんの言う通りにおつかいをこなすぞ!
|
20
町から人が一人ずつ消えていく。名前が、顔が、記憶が、写真から、日記から、携帯の連絡先から、静かに抜け落ちていく。最後まで残ったのは語り手だった。だが消えた人々を書き留めようとしたペンはインクが出ず、写真の顔には焦点が合わない。やがて語り手は悟る。自分こそが最初に消え始めていたのだと。
|
21
毎朝の鏡に映る、瞳の奥の小さな星。
最初はただの違和感だった。
世界が遠くなり、他人の感情が視え、街を、海を、そして戦場を。
星が増えるたびに、自分という境界が溶けていく。
欺瞞と純粋、自己と他者、すべてを飲み込んで、最後に残るのは碧い球体の上に広がる、静かな輝きだけーー。
静かに加速する変容と、宇宙的な孤独を描いた
不思議系短編。
ホラー/ファンタジー/哲学的/詩的/完結済み
|
22
SNSで話題の「写らないカフェ」を訪れた莉央。噂通りスマホ越しには何も映らないが、自撮り写真を投稿した瞬間、世界から音が消える。画面の中で増え続ける「いいね」と引き換えに、彼女の輪郭は消滅し始め――。
|
23
仕事が上手くいかずに鬱屈した「私」は帰宅途中に見つけたハムスターカフェに入るが、そこでハムスターの着ぐるみに包まれた男が女に甘やかされる異様な光景と遭遇する。そう、ハムスターカフェは客がハムスターと触れ合うのではなく、客自身がハムスターになるカフェだったのである。そして最後にはハムスターカフェの真の目的が明らかになる。
|
24
|
25
蝉の声が響く真夏の陽射しのなか、中年期に差し掛かった男が訪ねたのは、独り暮らしの老人が住む平家だった。
老人と男が交わす会話がほぼすべての不条理系ホラーをお楽しみいただきたい。
|
26
夏の真っ只中。
暑さがまぎれると思い、心霊番組を見始めた。
すると幽霊屋敷に突撃するコーナーが始まって……。
|
27
俺の住む村には山姥がいる。
俺がそのことを知ったのは、まだ小学五年生の頃だった──。
|
28
私には普通の人には視えないモノが視える。それはいわゆる”幽霊”と呼ばれるものだ。だけど、それが幽霊だとハッキリと認識できるのかといったら少し違う。
“生きた人間”と“そうではないモノ”は、ハッキリとした違いがあるわけでもなく見分けがつかないことが多いのだ。
けれど、そんな不便さは大した障害でもなかった。──そう、今までは。
平穏な私の日常を突然奪ったのは、決してミテハイケナイものだったのだから──
|
29
【一言】ドタキャンされた女子大生が怪談話を確かめに行く話。
【百字】主人公は女友達に遊びの約束をドタキャンされる。しかし、そのおかげでイケメンとデートすることに。やがて流れで怪談スポットを見に行くことになり――。
【備考】ジャンルはホラーになります。
|
30
記憶を失った私は、名前もわからない彼からの手紙を受け取る。
家族も記憶もない私には、それが唯一の生きる繋がりになる。
彼に会いたい。だから動き出す。
|
31
|
32
写真が趣味の主人公は、古びたカメラ店で手に入れた中古のフィルムカメラに不思議な力があることに気づく。それは、撮影した写真に未来の出来事が映るだけでなく、現実に変えてしまう力を持っていた。初めは些細な日常の変化を楽しんでいた主人公だったが、次第に未来の死の場面が写ることに気づき、恐怖におびえる。写真で未来を確認し、微妙に操作しようとするも、死の運命だけは避けられない。やがて、暗室で現像中に未来の自分の死体が現れ、逃れられない運命を悟る。カメラを壊そうと試みるも失敗し、最後のシャッターを押した瞬間、意識が遠のく。目覚めるとフィルムは空っぽだが、カメラだけが静かに主人公を見つめ、背後でかすかなシャッター音が響く――未来は写すものではなく、すでに決まっている不可避の現実.。
|
33
同じクラスの坂目は俺があったこともない荻野目さんの話ばかりする。
それさえなければいい奴なんだがなと辟易していたある日。
|
34
全4話。
クリスマスから新年にかけて、親戚が集まってコテージで過ごすのが毎年の恒例だった。大人は大人で語り合い、子どもは子どもで集まって遊ぶ。俺はちょうどその中間の年齢。サンタを待つ年齢はとうに過ぎていた。
それなのにユレヒトおじさんは言うんだ。お前らに来るのは白いサンタか黒いサンタかってね。
注:欧米ではいい子には普通のサンタ、悪い子には黒いサンタがくるそうです。
★表紙:https://kakuyomu.jp/users/Tempp/news/16817330650092353611
★コレクション:ホラー集
|
35
不死者の僕が、不死者狩りの手で終焉を迎えながら、また返り討っていたある日、ある街で告白されて気まぐれに付き合う。僕は肉体があればいいと誤解していた。でも、大切なのは中身だと気づいてしまう。喪失と空虚の違い。猟奇描写が主体です。
|
36
日没の時間、住宅街に連なる曲がり角を「けん、けん、ぱ」で越えなければ帰れない――そんな噂を、少年たちは遊び半分で試していた。
しかし失敗を重ねるうち、少年はひとり取り残される。
|
37
裏庭にひっそりとある、その古びた井戸。
誰からも忘れ去られて腐って黒ずんだ姿は、近付くのも恐ろしい程にとても不気味だった。だけど、それ以上に不思議な魅力があった。
次第にその井戸に取り憑かれてゆく俺──。
そこは、俺の過去を隠す秘密の場所。
※
一部、残虐なシーンを含みます。ご注意下さい。
|
38
全2話。
璃央がいると殺人事件が起きる。
沙雪は璃央の幼馴染だ。
すごくジャンル迷子。サスペンスコメディでミステリ要素はなし。
|
39
今日は、クリスマス・イブ。
この美貌で金を巻き上げて帰った私は、白いワンピースを着た『私』が部屋で首を吊っているのを見た。
でも、私は、あんなダサい白のワンピースなんて持っていない。
だけれども、翌日。私は白いワンピースをプレゼントされて……
|
40
「ねぇ。今日、俺の家に来ない?」
その日の放課後。悟に声をかけられてドキッとした。
|
41
オカルトサイト運営者の健太は、巨大な廃墟モール「メビウス・ゲート」へ深夜取材に赴く。内部は異形の迷宮と化しており、動くマネキンや不気味な影が彼を追い詰める。やがて全照明が点灯し、永遠の閉店セールが幕を開けた。影たちに包囲された健太は、自らも買い物中毒者のような表情へ変貌し、モールの一部として取り込まれる。
|
42
高校のときの部活の先輩に聞いた話なんだけど、先輩が通っていた中学の中庭に大きな桜の木があってね。そこに近づいてはダメなんだって。
表紙イラスト:馬瀬 曽波子様
|
43
家にモルモットがやってきた。名は妹により、ハナちゃんと名付けられた。わたしがモルモットに特段興味を抱けない一方、家族はモルモットをたいそう可愛がっている。そんなある日、ケージをふと見ると、モルモットにある変化が起きていて――
|