毒素擬人化小説《ウミヘビのスープ》

毒素擬人化小説《ウミヘビのスープ》


人外と医師が生物災害鎮圧に挑むSFファンタジー


作者: 天海 二色

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SF長編小説
R-15作品 第3回Solipia文学賞 空想科学 女性向け バイオハザード 近未来 ダーク

 西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』がもたらす不治の病、『珊瑚症』に蝕まれていた。

 罹患した者はステージの進行と共に異形となり凶暴化し、生物災害【バイオハザード】を各地で引き起こす。
 災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。
 彼らはニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つ。

 医師モーズは、その《ウミヘビ》を管理する研究所に奇縁によって入所する事となった。
 彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り、生物災害鎮圧及び寄生菌の治療薬を探究することになる。

 これはモーズが、治療薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
 ……そして個性豊か過ぎるウミヘビと、同僚となる癖の強いクスシに振り回される物語でもある。


※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。

参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次  史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕  毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉   毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど



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エピソード



第一章 入所紀文

第二章 初遠征、菌床処分

第三章 不夜城攻略編