灰の盤面
青年が贋で築いた正義と、本懐が崩れ落ちる時。
「オレ、ガキん時からずっと、警察官になりたかったんです」
「何でまた」
「正義の味方だからです」
そう語る青年の目は、子供のように真っ直ぐだった。
だが彼は、生まれた時から"表の世界"で生きることを許されなかった人間だった。
ある事情から育ての親の元を離れ、逃亡生活を送る中、彼は偶然、心愛という女性に拾われる。
彼女と一緒に暮らしているのは――元刑事の拓海と、彼の息子で凪というフリーライターの青年。
三人は善でも悪でもなく、情報を売買することで生きる情報屋のチームだった。
常識も価値観も噛み合わない三人に戸惑いながら、青年は次第に選択を迫られていく。
正義を信じたまま生きるか、それとも現実を受け入れ、"こちら側"に立つのか。
裏社会で生きる者たちと、正義を信じる青年のサスペンス。
青年が贋で築いた正義と、本懐が崩れ落ちる時。
(全話執筆済み・投稿予定を公開してます/毎週金曜日20時更新 文字数が多い回は分割して翌日更新)
【期間限定公開】
本作は4月完結後、電子書籍出版予定のため削除予定です。
連載中および完結後3週間のみ閲覧可能となります。
某場所で置いていたところまで一気に投稿します。
※何故かこちらの環境では短編になってますが15万文字位の長編です。
新着レビュー
裏社会と正義の狭間
『灰の盤面』は、逃走と裏社会が交錯する緊張感あふれるサスペンスです。まず、追い詰められる瞬間の描写がまるで映画のように臨場感を与え、ページをめくる手が止まりません。次に、情報屋という独特の職業を通じて描かれる人間模様が複雑で、登場人物それぞれの過去や動機に引き込まれます。さらに、正義と現実の狭間で揺れる主人公の葛藤が胸に響き、読後の余韻が長く残ります。警察ものや裏社会の人間関係に興味がある方に特におすすめです。ぜひ読んでみてください。
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