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過労死の社畜、なぜか世界樹に転生。〜動けないけど枝と根で人類救済する〜

救う範囲は、俺が決める。――世界樹として。


BLACKな企業で過労死した俺は、なぜか異世界に転生していた。

――ただし、人間ではなく“世界樹”として。

動けない。歩けない。逃げられない。
けれど必死に意識を向ければ、枝と根だけは動かせるらしい。

そんな俺の眼下では、人類が魔物に蹂躙されていた。

軽い気持ちで枝を伸ばした。
それが、人類救済の始まりになるとも知らずに。

だが――救えば救うほど、疑問が増えていく。

人類すべてか。
一部だけか。
魔物は敵か。
世界そのものは、救う価値があるのか。

自由に生きたいはずだった世界樹(おれ)は、
救済の〝限界〟を探し始める。







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