リーベンバウムの少女
「平和は、勇者の痛みでできている」
オルドガンド地方最北端。過酷な環境ゆえに強者が生まれる村「リーベンバウム」。
その地で育ちながらも、持ち前の明るさで「自分の目で世界を見たい」と夢見る少女、リネット。
十七歳の誕生日、ついに旅の許可を得た彼女は、希望を胸に外の世界へと飛び出す。
道中で出会うのは、一癖も二癖もある仲間たち。
「落ちこぼれ」と自身を卑下する、臆病なエルフのコルン。
芝居がかった振る舞いで周囲を煙に巻く、勇者の末裔ロイド。
奇妙な縁で結ばれた一行は、旅の中で世界の「不気味な違和感」に直面する。
『勇者の消失』
かつて世界を救った英雄たちは、誰一人として華々しい最期を迎えてはいなかった。
彼らはまるで世界から神隠しに遭ったかのように忽然と姿を消していたのだ。
なぜ、勇者は消えるのか?
先人たちが辿った足跡を道標に、リネットたちは世界の深淵へと近づいていく。
これは、魔境育ちの少女が、囚われた英雄たちの魂を救う物語。
※現在表紙依頼中! 挿絵も入れていく予定です!
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