魔性の蝶と竜の守り
魔性の蝶の正体は⋯⋯?
水引町には、竜と交わした約束がある。
それは、神秘の森で産まれた精霊の卵の世話をする代わりに、辺り一帯の土地を守るということだった。
朱夏(しゅか)は、幼なじみの青衣(あおい)とともに、交渉人をしている魔女から卵を預かり、ひと晩だけ面倒を見ることになる。
しかし、一週間後に孵化する予定だった卵がかえってしまい、焦った朱夏は、自ら神秘の森まで赴くことに。
いつもなら霧がかっていて見えない森が、今夜だけは違っていて。
精霊を連れた朱夏はたったひとり、聖域へと足を踏み入れる――。
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