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最終更新: 2026年04月04日 12時37分
シューラ・ルーンを聞きながら
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葦生|Ashoe
かつて光の御子がいたという、アイルランド・アルスター地方。そこにいる人々は、南部よりの革命の暴風にさらされる。「英雄のいない歴史」を描く、静謐な歴史譚。毎週金曜日更新予定。
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'S go dté tú, a mhúirnín, slán.
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【シューラ・ルーンを聞きながら】
アイルランドの歌「Siúil a Rún(シューラ・ルーン)」に着想を得た一作となります。
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アルスター地方ティロン県、オーマ。
RIC事務官エレノアが愛した霧深い町の日常は、
黒と土色の足音が踏み荒らしていく。
何を頼りに往けばいい。
何を信じて生けばいい。
霧は人々を抱くとも、
歩き方を教えてはくれない。
Tender is the mist, but the mist hides the way.
※この作品は、史実を背景としたフィクションです。
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〈作者より〉
◆内容について
1919年から1923年のアイルランド。
そこで起きていたことに向き合う小説は日本に(おそらく)存在しません。
誰も書いていなくて、わたしが書きたい。ただそれだけで空白地帯に挑んでいます。
◆これを読んでいる皆さまへ
本作は決して明るくなく、軽くもありません。
むしろタフだといって差し支えないでしょう。
しかし、アイリッシュパブの喧騒や、
ケルト音楽の哀愁を愛する方なら、
その後ろにある「痛み」を受け入れられる
土壌があると私は信じます。
また、本作は”分かりやすい”要素、
すなわち安直なカタルシスや心地よさを
描くことを目指しておりません。
そのような型は、描くべき、描きたいものに
とっては、ノイズだと思うからです。
それをご承知のうえ、
それでも興味があればお入りください。
華やかな文化の根元にある、
直視したくない泥濘を。
かの光の御子が守ろうとした土地の、
リアルの姿を。
それを敢えて見たいという、
静かな知的好奇心を秘めた、
「あなた」に届いたならば幸いです。
作者も、書きながら咀嚼しているところです。
一緒に霧の中を歩きませんか。
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風に紡ぐ絲~六合幻想譚
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卜衣 亨
乱世の只中、山州の盟主戈家の末娘・胤姫は、隣国介家の嫡男・炎と政略の婚儀を結ぶ。 だが幼い二人は文を重ね、少しずつ心を通わせていった。
時は流れ、偉大な父の死と兄の失政により、戈家はゆっくり滅びの道へと向かう。一方、介家は、時代の先駆者たらんとする義父と家臣団により、全国へ覇を唱えるまでに成長した。
そして、大御神の勅命を受けた戈家討伐軍総大将の馬上には、かつて心を通わせた炎の姿があった。胤の運命やいかに。
※本作は、武田信玄公のご息女・信松尼のご生涯を拝し、史実をもとに編まれた架空世界の物語でございます。 実在の人物・団体への敬意を込めつつ、創作の一環として描いております。あなかしこ。
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惑隠(ふういん)マスカレード ◎介護職に就いたのに・・・・・
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じゅラン椿
介護職は人手不足。介護にはもともと、興味があった。人のために、人の役に立てる仕事、夫のうつ病発症により、長時間労働を希望し探していた、介護の「ディサービス」の募集があった。
見学・面接時に、あれ?と思うことがあって、引っかかっていた。すぐに、いつから出勤できますか、と聞かれ、びっくりする。従業員は?タイムカードは?など・・・
営業許可はどうやってもらったのか、不思議なものだ・・・・・・
職場では、利用者様を見守り事を主に、入浴、食事、リハビリ、レクレーション、をするはずだったのだが、入浴の計画予定表も、「今日のレクレーション」みたいなものは、まったくわからなかったのである。
どんな職場対応だったのか、そして、主人公知明の決断。
その後、このディサービスは、どうなったのだろうか?
妖かし桜が散るまでに
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貴良一葉
【完結】<薄紅色が吹雪となり舞い上がるまで、私は貴方を守り続ける>
※本作は2026年に全改稿予定です。
時は平安。
陰陽師と呼ばれる者たちが活躍する時代。
陰陽連の同士と相まみえることもなく、
式神を仕え、妖怪討伐に勤しむ男がいた。
桜の木をこよなく愛する男には、ある欠点があり……。
しかし大切な桜の木を失った彼の元に、とある女性が現れたことで
男の心境は少しずつ変化する。
果たして彼女の正体は何者か
そしてその先に待ち受ける結末とは。
平安時代を模したオリジナル設定で描く、陰陽アクションロマンス小説です。
【第一幕・花芽】【第二幕・開花】【第三幕・散舞(前・後編)】の三幕構成でお送りします。
陰陽師×妖怪や同胞たちとの熱き戦いをベースに、後半から切ない恋愛要素が濃くなってまいります。
春風感じる平安幻想録、ここに開幕です。
※平安の実際の用語を参考にしておりますが、素人が都合良く解釈した意味で使用しております。詳細は「用語集・解説」にてご確認ください。なお、安倍晴明氏などの実在した人物は一切登場いたしません。
※〝R15〟は「血飛沫」程度ですが念のためです。