女たちの開城記~愛に満ちるとき
無血開城をめぐる、女たちの愛と悲しみを描く歴史群像劇
無血開城までの約3ヶ月半の出来事を描く歴史絵巻――慶応4年正月、15代将軍徳川慶喜は『鳥羽・伏見の戦い』で敗北し、朝敵となった。薩長軍が江戸総攻めに向けて動き始めている頃、江戸城内は混乱の最中にあり、大奥筆頭御年寄・瀧山や13代将軍正室・天璋院(篤姫)、14代将軍正室・静寛院(和宮)は、江戸を戦火にしないために命懸けで動き始める。同じ頃江戸市中においても、大奥に縁のある人々が不安な毎日を送っていた。
新着レビュー
大奥絵巻の光と影
江戸の崩壊寸前、女たちの視点で描く大奥絵巻は、歴史的裏付けと細やかな人物描写が光る。一方で登場人物が多く、場面転換が頻繁なため読点が散漫になりがちだ。特に、瀧山と本寿院の対立や、町人の瓦版売りの視点は臨場感があり、読者を江戸の空気へと引き込む。しかし、長文の独白が続く箇所は冗長に感じ、全体のリズムを損ねている。全体としては、歴史好きでも女性の視点に惹かれる読者におすすめしたい。それでも読む価値はある。
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