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最終更新: 2026年04月24日 11時37分
水滸綺伝
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一條茈
時は北宋、愚帝のもとに奸臣がはびこる中、侵略の足音が遠くに聞こえる乱世。
義に篤く、忠を重んじながらも正道から外れて生きざるを得ない百八人の好漢たちが、天に替わって正しい道を行うため梁山泊に集う。
おおいに笑い、肉を食らい、酒を飲み、義の道を行く彼らに待つ結末とは――
滝沢馬琴が愛し、歌川国芳が描き、横山光輝や北方謙三が魅せられ、ジャイアントロボも、幻想水滸伝も、すべてはここから始まった!
108人の個性豊かな好漢、108の熱き人生、熱き想いが、滅びゆく北宋の世を彩る痛快エンターテイメント小説『水滸伝』を、施耐庵の編集に忠実に沿いながらもあらたな解釈をまじえ読みやすく。
※原作の表現を尊重し、一部差別的表現や人肉食・流血等残酷な描写をそのまま含んでおります。御注意ください。
※以前別名義でイベントでの販売等をしていた同タイトル作品の改訂・再投稿です。
『葉巻工場のレクトール:戦国水軍異聞』
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水前寺鯉太郎
静寂が支配する葉巻工場の夜。ランプの灯りの下で手を動かす職人と、最高級の葉巻『モンテ・クリスト』の煙を燻らせる大統領。二人の前で、レクトール(読書人)が静かに紐解くのは、遥か東の島国――日本の戦国時代に起きた、ある壮絶な復讐の記録だった。
時は乱世。瀬戸内の海を駆ける若き水軍のホープ・鯉三郎は、輝かしい未来と美しい婚約者を約束されていた。しかし、最も信頼していた親友の狡猾な罠により、身に覚えのないキリシタン密輸の罪を着せられてしまう。
すべてを奪われ、絶海の孤島にある監獄砦へ投獄された鯉三郎。禁錮十五年。絶望の暗闇の中、彼は隣の独房に幽閉された、歴史の闇に消えた「伝説のフィクサー」と出会う。壁を隔てた対話の中で、鯉三郎は操船術、帝王学、そして隠された巨万の富の在処を受け継ぎ、冷徹な復讐者へと「発酵」していく。
老人の死と入れ替わり、死体袋に入って荒れ狂う海へと脱獄を果たした鯉三郎。莫大な南蛮の富を手にした彼は、正体を隠し、謎の巨商として再びかつての海へと降臨する。
裏切り者の親友が、いまや一国の水軍を束ねる大名へと上り詰めたその場所に。
煙草の煙が静かに部屋を満たす中、男の、海と国を揺るがす壮大な審判のチェスゲームが、いま静かに幕を開ける――。
シューラ・ルーンを聞きながら
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葦生|Ashoe
かつて光の御子がいたという、アイルランド・アルスター地方。そこにいる人々は、南部よりの革命の暴風にさらされる。「英雄のいない歴史」を描く、静謐な歴史譚。
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'S go dté tú, a mhúirnín, slán.
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【シューラ・ルーンを聞きながら】
アイルランドの歌「Siúil a Rún(シューラ・ルーン)」に着想を得た一作となります。
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アルスター地方ティロン県、オーマ。
RIC事務官エレノアが愛した霧深い町の日常は、
黒と土色の足音が踏み荒らしていく。
何を頼りに往けばいい。
何を信じて生けばいい。
霧は人々を抱くとも、
歩き方を教えてはくれない。
Tender is the mist, but the mist hides the way.
※この作品は、史実を背景としたフィクションです。
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〈作者より〉
◆内容について
1919年から1923年のアイルランド。
そこで起きていたことに向き合う小説は日本に(おそらく)存在しません。
誰も書いていなくて、わたしが書きたい。ただそれだけで空白地帯に挑んでいます。
◆これを読んでいる皆さまへ
本作は決して明るくなく、軽くもありません。
むしろタフだといって差し支えないでしょう。
しかし、アイリッシュパブの喧騒や、
ケルト音楽の哀愁を愛する方なら、
その後ろにある「痛み」を受け入れられる
土壌があると私は信じます。
また、本作は”分かりやすい”要素、
すなわち安直なカタルシスや心地よさを
描くことを目指しておりません。
そのような型は、描くべき、描きたいものに
とっては、ノイズだと思うからです。
それをご承知のうえ、
それでも興味があればお入りください。
華やかな文化の根元にある、
直視したくない泥濘を。
かの光の御子が守ろうとした土地の、
リアルの姿を。
それを敢えて見たいという、
静かな知的好奇心を秘めた、
「あなた」に届いたならば幸いです。
作者も、書きながら咀嚼しているところです。
一緒に霧の中を歩きませんか。
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呀嵜慚愧と鎖那が請け負う暗殺稼業録
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魅娜波
エブリスタにも掲載しています。
素敵な表紙は越天楽さまに描いていただきました。
時は戦国。災禍という変わった名前の時代。
黒翁の面をかぶって暗殺稼業をこなす男と、話術に優れた女が最悪のタイミングで出会う。
それは今後の二人の運命を、大きく変える出来事であった。
すべてを斬り捨て、稼業をこなしながら、傷ついていく男。
そんな彼を見ていて女はなにを思うのか。
これは、人の闇を斬り続けたことで修羅となった男と、舞扇を持つ女の、ささやかな救いを求める物語。
あなたは己が生きるためという理由だけで、最も過酷で残酷な手段を選ぶことはできますか……?
シャドウ・ドラゴン 桜の朽木に虫の這うこと(零)
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朽木桜斎
時は戦国の世。
信州・戸隠の里で最強の忍びである龍影(りゅうえい)は、自身に次ぐ手練れの弟分・百鬼丸(ひゃっきまる)と幻王丸(げんおうまる)を連れ、野心を胸に抜け忍となる。
旅先で剣術家の秋月明之介(あきづき あきのすけ)とその弟子・葉月丸(はづきまる)、体術家の竹上宗次郎(たけがみ そうじろう)とその弟子・利平太(りへいた)と出会い、志を同じくする彼らは徒党を組むことになる。
さしあたって彼らは、大名の首を取って名を上げることを考え、頭角を現していた織田信長を狙うが、その人間力に圧倒され、お庭番に取り立てられる。
しかし大局を見据えた龍影は、明智光秀を扇動し、本能寺にて信長を暗殺する。
羽柴秀吉の裏切りにより追われる身となった彼らは死地に。
だがそこで、異界の支配者・魔王桜(まおうざくら)に遭遇する。
異形の能力に目覚めた彼らは秀吉を排除し、徳川家康を傀儡として太平の世を影で操るため、秘密結社・龍影会(りゅうえいかい)を組織する。
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