闇と汚れのなかを飛ぼう

闇と汚れのなかを飛ぼう

まかり通る嘘はない。真実は必ず明らかにされる


木下愛子はイチマルスーパーでパートタイム勤務をしている主婦だが、病気療養することになった店長の代理で赴任してきた藤田のひと声で、社員の井村からとんでもない依頼をされる。
それは、「盗難事件の犯人として名乗り出てほしい」ということだった。

愛子があいまいにかわすと、しつこく嫌がらせをしてくる井村。
会議室にとじこめ、無理やり言質を取ろうとしてくる始末である。

しかし愛子には秘策があった。
言われるがまま、ただ従っていたわけではなかったのだ。

きれいは汚い、汚いはきれい。
闇と汚れのなかを飛ぼう――シェイクスピア『マクベス』より







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