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最終更新: 2026年04月22日 06時07分

No cover image
冷たい風が吹いて聞こえてきたのは、くぐもった音だった。  音の発生源へと目を向けた私の目に入ったのは、色褪せた風鈴。  これは風鈴によって紡がれる、父娘の物語。  最後、風鈴を鳴らしたのは誰だったのでしょう。
いきなりキスしてきた美形の新入部員は私に懐いていた従兄弟
テニスサークルのかっこいい新入部員は従兄弟の雅人くんだった。 彼の熱烈なアタックを見て周りは嫉妬しいじめが始まった。 何度も続くいじめに耐えていた時、雅人くんが……
神に選ばれなかった聖女は、死者の声を聞く
神に選ばれなかった少女セシア・エルシオンは、死者の声を聞く。 白祈院で“選ばれる側”として育てられながら、どこにも届かないまま生き残った彼女は、ある町で「白い家」と呼ばれる不気味な施設に辿り着く。 そこでは子どもたちが名前を奪われ、番号で管理され、静かに“上”へ送られていた。 消されていく声を聞いてしまったセシアは、現実的で腕の立つ女リゼと手を組み、白い家の底へ踏み込む。 やがて見えてくるのは、白い家だけでは終わらない、北舎、本舎へと連なる選別の仕組みだった。 世界の根に触れるほど、自分自身もまたその流れの中に置かれていたと知っていくセシア。 それでも彼女は、救える名前だけは取りこぼすまいと手を伸ばす。 これは、世界を変えられなかった少女が、それでも消されるはずだった名前を守り抜く物語。 静かな祈りの底で、選ばれなかった者たちの逃走と再生が始まる。
これが正解だった
合理的に判断し、いつも最良の結果になるように物事を選んできた僕は、気持ちのすれ違いから最愛の彼女と別れることになった。 数年後、病に冒された彼女が余命幾ばくもないと知らされた僕は、彼女に結婚を申し込む。 これが悲劇の始まりだったとしても、僕にとっては正解の道なのだと信じて。
ソウルガーディアンズ
四大陸に聳え立つ大樹"ラヴィエル"。 生命はこの大樹から始まった――。 大樹には死者の魂が宿る。 大樹に触れ、死者との再会、傷や病を癒す。 人々は"ラヴィエル"に寄り添い生きている。 大樹に被害をもたらす者、獣や竜種…そして――。 脅威から大樹、世界の人々を守る守護者達"ソウルガーディアンズ"。 ソウルガーディアンズに所属するフィオルとその仲間たちの物語.....。
エスカレーターで片側を空けずに立ち止まって乗ったらメッタ刺しにされました。
都内の混雑した駅のエスカレーター。 会社員・相原亮二は、「歩かない・走らない」という貼り紙のルールに従い、右側に立ち止まって乗った。 後ろに人が詰まろうが、怒号が飛んでこようが、ナイフで刺されようが、槍で貫かれようが、弓矢を射かけられようが――どかない。 だって正しいのは俺なのだから。 ※注 この物語はフィクションです。駅でのエスカレーター利用のルールにつきましては、駅の案内等に従ってください。
リーレニカの壊れた世界
“マシーナウイルス”という寄生細菌に侵され、怪物へ変異する病に侵された人類と、変異者を討伐するためにウイルスを技術転用して作り上げられた“デバイス”が流通する世界。  諜報員の少女リーレニカは、単身である国が隠し持っているとされる古代兵器――“生体型デバイス”を盗み出す任務に就いていた。花屋を経営する年下の少女フランジェリエッタの下で、共に働きながら情報を集める日々。  そんな中、とうとう国内で発症者が現れ、リーレニカは正体を隠しながら殺害を演じる羽目になる。  それだけでは留まらず、『特殊な花』を取り扱う生花店には、マシーナに魅入られたワケありの来客が後を絶たず――。  〈感染〉と〈隠密〉が交差するスパイファンタジー。
有明のジェミリオン
望まぬ結婚を強いられた、小国の王女・アリィ。 嫁ぎ先は、女を道具のように扱う帝国の皇太子。 逃げ場のない現実に、彼女は静かに死を覚悟していた。 そんな中、現れたのは――「バカで不細工」と噂される、第三皇子ユオ。 彼は侍女を惨殺し、血だまりの中で優しく笑った。 「ねぇ、僕と駆け落ちしない?」 その出会いは、全ての始まりだった。 やがてアリィは、彼の姿に初恋の人を重ねていく。 それが、世界の根幹に触れる記憶だとも知らずに――。 過去と未来と現在が交差する、ダークロマンスファンタジー。
アシュタルテと砂漠の女王
巨大なダムに支えられた砂漠の王国シェルバ。 女王シャールは、婚約者の裏切りをきっかけに王都を追われ、名も地位も失い砂漠へと逃れる。 砂漠を越える旅の果て、シャールは国の行方を左右する決断を迫られるーー 破滅の予言に彩られたアラビア風冒険ファンタジーです! 完結作品の連載なので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
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雪の降る夜、触れそうで触れない距離に揺れる二人。 冬の寒さは、誰かに近づく理由をくれる。 けれど一歩踏み出したその先にあるものを、まだ知らない。 ※男性同士の恋愛表現を含みます。
儚げな少年と思って助けたら魔界一最強の魔王様でした。
「おねえちゃん 僕のお嫁さんになって…」 奴隷の少年だと思い助け、 可愛がったら… 「…約束は守ってもらうからな オーロラ…破るなんてありえないよな?」 魔界一最強の魔王様でした。 これはメイドのオーロラが繰り広げる 魔族の最高頂点の魔王様に求婚されるまでの 異世界ファンタジー。
騙されましたわね、王子様!「メロメロ」にして国を乗っ取ってやりますわ!
『私の使命は、王子様をメロメロにして国を乗っ取ることですの!』 父の冗談を真に受けた8歳の公爵令嬢エリザベスが大暴走。 しかし婚約者の王子様はスパダリだった。 「私がメロメロになるんじゃないんですの! 私がメロメロにするんですのー!」 手強い王子様に、果たしてエリザベスは勝利できるのか!? 成長するにつれて少しずつ変化していく二人の関係は、やがて大事件に発展する! 8歳から15歳までのエリザベスと王子の関係を綴った、胸キュンラブコメです。 ※他サイトさんでも投稿しています ◇ ◇ ◇  11話完結済み、まとめ読みにもお勧めです!  【登場人物】 ■エリザベス 父親の冗談を真に受けて、「婚約者の王子様をメロメロにして国を乗っ取る」ことが使命だと勘違いした令嬢。 思い込みが激しく猪突猛進なところがあるが、基本的に育ちが良いので平和思考。 スパリオが大好き。 ■スパリオ王子 エリザベスと同い年の婚約者の王子。初めて見た時から、エリザベスのことは可愛いなと思っていた。幼い頃からスパダリの片鱗を見せつけてくる。でも、年相応に幼いところもあったりする。 エリザベスが大好き。
正義のカタチ ~火系超能力で秘密組織と戦う女子中学生は、世界を救うヒーローになりたい~
超能力が生体電気による超常現象だと判明し、超能力が当たり前になった現代の日本。ネット情報から独学で超能力を学んだ女子中学生の日野紅羽は、超能力を犯罪に使う謎の組織と戦っている。そんなある日、紅羽は下校中に組織の幹部からの奇襲を受けるのだった。
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平凡な朝を迎え、仕事へ向かう一人の男。 妻と愛犬に見送られながら家を出るその姿は、どこにでもある日常の一幕――のはずだった。 しかし彼の本当の仕事は、人知れず現れる怪異を討ち、喰らい、滅すること。 肉を食らえば肉体は再生する。だがその力は、確実に彼を人ならざる存在へと近づけていく。 それでも彼が戦う理由はただ一つ。 やっと取り戻した、かけがえのない日常を守るため。 愛する人に知られることなく、命を削り続ける男の静かな戦いを描く、現代怪異ファンタジー。
テレパス・シンドローム
青年「松江」はある日、医者から奇妙な病を告げられる。 「まあ、治療できない病気じゃありませんから、そう気にしないで」 医者はそう言っていたが……松江はその治療法について知るなり、ある問題に気づいてしまう。 その問題は世の中において、実にありふれた二択だった。
モノマネのまにまに
なかなか売れることができないでいる、ものまね芸人『鹿江結仁(かのえゆうじん)』 顔面は無理やりのメイクで似通わせることはできるものの、どんなモノマネをしてもニアピン、「似てる……ような気がするけどうぅん??」という反応ばかり(たまにハマる人はいる)。 首都圏にある、ものまね劇場のショーにはかろうじて出演はできているが、前座や繋ぎ役ばかりだった。 小学生の頃、クラスのお遊戯会でやったモノマネがウケたという栄光を引きずり早30年……同棲中だった彼女と喧嘩をして家を飛び出し、深夜の繁華街を酒に酔って彷徨っていたところ、通り魔によって刺されてしまう。 苦しむ声を上げる結仁だったが、自分が上げたその声にハッとする……「俺にはリアリティ足りが無かった」のだ、と。己の断末魔のものまねをしながら、最高のものまねができたと……息絶えた。 かに思えた。 なぜか目をあけ、瞬きができる。 清々しい風が吹き抜ける草原で目を覚ました結仁に聞こえた声。 「推しがキターーーッ」 こじらせ女神によって女神管轄の世界に囚われた結仁。 女神の加護で進化した『モノマネ』の力を駆使して世界を旅する冒険が始まる! ※短編です。 ※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
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孤児シェラは洗礼式の日、手術室の看護師であった前世を思い出した。厳しい環境の中、長生きすることを目標に目立たず静かに、前世の記憶を生かしながら生活していた。そんなある日、森で瀕死の騎士を発見する。
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風鈴を鳴らしたのは / 道上萌叶
冷たい風が吹いて聞こえてきたのは、くぐもった音だった。  音の発生源へと目を向けた私の目に入ったのは、色褪せた風鈴。  これは風鈴によって紡がれる、父娘の物語。  最後、風鈴を鳴らしたのは誰だったのでしょう。
いきなりキスしてきた美形の新入部員は私に懐いていた従兄弟
いきなりキスしてきた美形の新入部員は私に懐いていた従兄弟 / rpmカンパニー
テニスサークルのかっこいい新入部員は従兄弟の雅人くんだった。 彼の熱烈なアタックを見て周りは嫉妬しいじめが始まった。 何度も続くいじめに耐えていた時、雅人くんが……
神に選ばれなかった聖女は、死者の声を聞く
神に選ばれなかった聖女は、死者の声を聞く / 星喰ゆう
神に選ばれなかった少女セシア・エルシオンは、死者の声を聞く。 白祈院で“選ばれる側”として育てられながら、どこにも届かないまま生き残った彼女は、ある町で「白い家」と呼ばれる不気味な施設に辿り着く。 そこでは子どもたちが名前を奪われ、番号で管理され、静かに“上”へ送られていた。 消されていく声を聞いてしまったセシアは、現実的で腕の立つ女リゼと手を組み、白い家の底へ踏み込む。 やがて見えてくるのは、白い家だけでは終わらない、北舎、本舎へと連なる選別の仕組みだった。 世界の根に触れるほど、自分自身もまたその流れの中に置かれていたと知っていくセシア。 それでも彼女は、救える名前だけは取りこぼすまいと手を伸ばす。 これは、世界を変えられなかった少女が、それでも消されるはずだった名前を守り抜く物語。 静かな祈りの底で、選ばれなかった者たちの逃走と再生が始まる。
これが正解だった
これが正解だった / 暮宮 右京
合理的に判断し、いつも最良の結果になるように物事を選んできた僕は、気持ちのすれ違いから最愛の彼女と別れることになった。 数年後、病に冒された彼女が余命幾ばくもないと知らされた僕は、彼女に結婚を申し込む。 これが悲劇の始まりだったとしても、僕にとっては正解の道なのだと信じて。
ソウルガーディアンズ
ソウルガーディアンズ / Hachi Hachi
四大陸に聳え立つ大樹"ラヴィエル"。 生命はこの大樹から始まった――。 大樹には死者の魂が宿る。 大樹に触れ、死者との再会、傷や病を癒す。 人々は"ラヴィエル"に寄り添い生きている。 大樹に被害をもたらす者、獣や竜種…そして――。 脅威から大樹、世界の人々を守る守護者達"ソウルガーディアンズ"。 ソウルガーディアンズに所属するフィオルとその仲間たちの物語.....。
エスカレーターで片側を空けずに立ち止まって乗ったらメッタ刺しにされました。
エスカレーターで片側を空けずに立ち止まって乗ったらメッタ刺しにされました。 / どっぐす
都内の混雑した駅のエスカレーター。 会社員・相原亮二は、「歩かない・走らない」という貼り紙のルールに従い、右側に立ち止まって乗った。 後ろに人が詰まろうが、怒号が飛んでこようが、ナイフで刺されようが、槍で貫かれようが、弓矢を射かけられようが――どかない。 だって正しいのは俺なのだから。 ※注 この物語はフィクションです。駅でのエスカレーター利用のルールにつきましては、駅の案内等に従ってください。
リーレニカの壊れた世界
リーレニカの壊れた世界 / 炭酸吸い
“マシーナウイルス”という寄生細菌に侵され、怪物へ変異する病に侵された人類と、変異者を討伐するためにウイルスを技術転用して作り上げられた“デバイス”が流通する世界。  諜報員の少女リーレニカは、単身である国が隠し持っているとされる古代兵器――“生体型デバイス”を盗み出す任務に就いていた。花屋を経営する年下の少女フランジェリエッタの下で、共に働きながら情報を集める日々。  そんな中、とうとう国内で発症者が現れ、リーレニカは正体を隠しながら殺害を演じる羽目になる。  それだけでは留まらず、『特殊な花』を取り扱う生花店には、マシーナに魅入られたワケありの来客が後を絶たず――。  〈感染〉と〈隠密〉が交差するスパイファンタジー。
有明のジェミリオン
有明のジェミリオン / 豊平ののか
望まぬ結婚を強いられた、小国の王女・アリィ。 嫁ぎ先は、女を道具のように扱う帝国の皇太子。 逃げ場のない現実に、彼女は静かに死を覚悟していた。 そんな中、現れたのは――「バカで不細工」と噂される、第三皇子ユオ。 彼は侍女を惨殺し、血だまりの中で優しく笑った。 「ねぇ、僕と駆け落ちしない?」 その出会いは、全ての始まりだった。 やがてアリィは、彼の姿に初恋の人を重ねていく。 それが、世界の根幹に触れる記憶だとも知らずに――。 過去と未来と現在が交差する、ダークロマンスファンタジー。
アシュタルテと砂漠の女王
アシュタルテと砂漠の女王 / ヤマモト マルタ
巨大なダムに支えられた砂漠の王国シェルバ。 女王シャールは、婚約者の裏切りをきっかけに王都を追われ、名も地位も失い砂漠へと逃れる。 砂漠を越える旅の果て、シャールは国の行方を左右する決断を迫られるーー 破滅の予言に彩られたアラビア風冒険ファンタジーです! 完結作品の連載なので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
No cover image
冬は、君に近づくいい訳になる / 鶴田 巡
雪の降る夜、触れそうで触れない距離に揺れる二人。 冬の寒さは、誰かに近づく理由をくれる。 けれど一歩踏み出したその先にあるものを、まだ知らない。 ※男性同士の恋愛表現を含みます。
儚げな少年と思って助けたら魔界一最強の魔王様でした。
儚げな少年と思って助けたら魔界一最強の魔王様でした。 / カントリー
「おねえちゃん 僕のお嫁さんになって…」 奴隷の少年だと思い助け、 可愛がったら… 「…約束は守ってもらうからな オーロラ…破るなんてありえないよな?」 魔界一最強の魔王様でした。 これはメイドのオーロラが繰り広げる 魔族の最高頂点の魔王様に求婚されるまでの 異世界ファンタジー。
騙されましたわね、王子様!「メロメロ」にして国を乗っ取ってやりますわ!
騙されましたわね、王子様!「メロメロ」にして国を乗っ取ってやりますわ! / 霧原いと
『私の使命は、王子様をメロメロにして国を乗っ取ることですの!』 父の冗談を真に受けた8歳の公爵令嬢エリザベスが大暴走。 しかし婚約者の王子様はスパダリだった。 「私がメロメロになるんじゃないんですの! 私がメロメロにするんですのー!」 手強い王子様に、果たしてエリザベスは勝利できるのか!? 成長するにつれて少しずつ変化していく二人の関係は、やがて大事件に発展する! 8歳から15歳までのエリザベスと王子の関係を綴った、胸キュンラブコメです。 ※他サイトさんでも投稿しています ◇ ◇ ◇  11話完結済み、まとめ読みにもお勧めです!  【登場人物】 ■エリザベス 父親の冗談を真に受けて、「婚約者の王子様をメロメロにして国を乗っ取る」ことが使命だと勘違いした令嬢。 思い込みが激しく猪突猛進なところがあるが、基本的に育ちが良いので平和思考。 スパリオが大好き。 ■スパリオ王子 エリザベスと同い年の婚約者の王子。初めて見た時から、エリザベスのことは可愛いなと思っていた。幼い頃からスパダリの片鱗を見せつけてくる。でも、年相応に幼いところもあったりする。 エリザベスが大好き。
正義のカタチ ~火系超能力で秘密組織と戦う女子中学生は、世界を救うヒーローになりたい~
正義のカタチ ~火系超能力で秘密組織と戦う女子中学生は、世界を救うヒーローになりたい~ / 大嶋隼輔
超能力が生体電気による超常現象だと判明し、超能力が当たり前になった現代の日本。ネット情報から独学で超能力を学んだ女子中学生の日野紅羽は、超能力を犯罪に使う謎の組織と戦っている。そんなある日、紅羽は下校中に組織の幹部からの奇襲を受けるのだった。
No cover image
今日もいつもの朝が来る / 武者小路参丸
平凡な朝を迎え、仕事へ向かう一人の男。 妻と愛犬に見送られながら家を出るその姿は、どこにでもある日常の一幕――のはずだった。 しかし彼の本当の仕事は、人知れず現れる怪異を討ち、喰らい、滅すること。 肉を食らえば肉体は再生する。だがその力は、確実に彼を人ならざる存在へと近づけていく。 それでも彼が戦う理由はただ一つ。 やっと取り戻した、かけがえのない日常を守るため。 愛する人に知られることなく、命を削り続ける男の静かな戦いを描く、現代怪異ファンタジー。
テレパス・シンドローム
テレパス・シンドローム / 野木しろ
青年「松江」はある日、医者から奇妙な病を告げられる。 「まあ、治療できない病気じゃありませんから、そう気にしないで」 医者はそう言っていたが……松江はその治療法について知るなり、ある問題に気づいてしまう。 その問題は世の中において、実にありふれた二択だった。
モノマネのまにまに
モノマネのまにまに / ぽぬん
なかなか売れることができないでいる、ものまね芸人『鹿江結仁(かのえゆうじん)』 顔面は無理やりのメイクで似通わせることはできるものの、どんなモノマネをしてもニアピン、「似てる……ような気がするけどうぅん??」という反応ばかり(たまにハマる人はいる)。 首都圏にある、ものまね劇場のショーにはかろうじて出演はできているが、前座や繋ぎ役ばかりだった。 小学生の頃、クラスのお遊戯会でやったモノマネがウケたという栄光を引きずり早30年……同棲中だった彼女と喧嘩をして家を飛び出し、深夜の繁華街を酒に酔って彷徨っていたところ、通り魔によって刺されてしまう。 苦しむ声を上げる結仁だったが、自分が上げたその声にハッとする……「俺にはリアリティ足りが無かった」のだ、と。己の断末魔のものまねをしながら、最高のものまねができたと……息絶えた。 かに思えた。 なぜか目をあけ、瞬きができる。 清々しい風が吹き抜ける草原で目を覚ました結仁に聞こえた声。 「推しがキターーーッ」 こじらせ女神によって女神管轄の世界に囚われた結仁。 女神の加護で進化した『モノマネ』の力を駆使して世界を旅する冒険が始まる! ※短編です。 ※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
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聖女はすべてを救えない / 右京寺
孤児シェラは洗礼式の日、手術室の看護師であった前世を思い出した。厳しい環境の中、長生きすることを目標に目立たず静かに、前世の記憶を生かしながら生活していた。そんなある日、森で瀕死の騎士を発見する。