魔断の剣3 きみとともにあるということ
きみとともにあるということ。
リーチェス国、ザナの町は魅妖によって滅ぼされた。
配置されていた退魔師は全員殺され、生き残ったのは魔断・凍稀ただ1人。
操主であり、愛し合っていた女性・シャナを失った心の痛みに耐えながら敗走した凍稀は、魅妖襲来を報告する義務を果たしたあと、1人戻ってきた先で妖鬼の群れに襲われる。
これをなんとか撃退し、疲れ切った体を休めようと向かった洞穴で、ある男と出会う。
一方、ザナを落とした魅妖・誘(いざなぎ)は、魘魅・巳麻を凍稀追跡に差し向けていた。
その姿はシャナに酷似していて――。
※魔断の剣シリーズ第3弾は、『魔断の剣1 碧翠眼の退魔師』の前日譚となります。
ですが『碧翠眼の退魔師』を読んでいなくても問題なく読めます。
新着レビュー
失われた愛と剣の残響
荒廃した砂漠と儚い愛が交錯する世界観が、最初の一行から胸に残ります。魔断という生きた剣の独特な設定と、失われた恋人への切ない想いが読者の感情を揺さぶります。特に、緊張感ある戦闘描写と静かな余韻が心地よく、ファンタジー好きな方におすすめです。例えば、切ない恋愛と壮大な戦闘が同居する物語を求める読者には、胸が熱くなる体験になるでしょう。文章はリズミカルで読みやすく、細部の描写が情景を鮮やかに映し出すため、ページをめくる手が止まりません。ぜひ読んでみてください。
切ない愛と闇が交錯するファンタジー
荒廃したリーチェスの砂漠と、凍りつく剣が織りなす静かな緊張感が胸に残ります。失われた愛と再び巡り合う期待感が、ページをめくるたびに揺らぎ、読者の心を優しく揺さぶります。魔断という独自の武器と、魅妖との対峙が描く世界観は、ファンタジー好きな方に特に刺さるでしょう。緻密な描写とリズミカルな文体が、読後の余韻をさらに深くし、次の章へと自然に導いてくれます。孤高の主人公が抱える葛藤と、謎めく仲間たちの関係性が読者の共感を呼び、物語に引き込まれます。ぜひ読んでみてください。
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