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最終更新: 2026年04月25日 01時37分
魔断の剣1 碧翠眼の退魔師
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46(shiro)
人の持てる力をはるかに超えたその能力で他者を蹂躙(じゅうりん)し、血肉を生きたまま啜(すす)り、命を自らの力とした上でさらに屠(ほふ)り続ける。
魅魎(みりょう)――魅魔(みま)、魅妖(みよう)、魎鬼(りょうき)、妖鬼(ようき)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)しているこの世界にあって、人は、あまりに非力な存在だった。
魅魎は主に人の生気を食べる。
人が、他の生き物を世界から搾取(さくしゅ)するように、それらは人から生きる力を奪い取るのだ。生きたまま肉を裂き、苦鳴の中で血を啜るといった行為は、自らの力を誇示し、愉悦に浸るための、単なるおまけでしかない。
だが自分たちを凌駕(りょうが)する力を持っているからといって、諦め、それをこの世界の定めとして受け入れられるわけがない。
魅魎にもてあそばれ、その気まぐれに翻弄(ほんろう)されるがままの存在であるなどということが、この世界において人間の位置するところであるとされるのならば、それは人にとって、この世界に生きるということが果てしなく絶望的な、到底堪えられるはずのない苦痛でしかないではないか。
獣に牙があるように。
逃げ延びるに足る俊足があるように。
人は、やがて自らの中に魅魎に抵抗するための力があることを知った。
もちろんだれにでもというわけではない。
魅魎を封じ、なおかつその命を永遠に絶つ力を生まれながらして備えた物。
意思を持つ生きた剣・魔断(まだん)と心を通じあわせ、ともに魅魎から弱き人を護る者。
彼らは退魔師と呼ばれていた。
※この作品は33年ほど前に個人誌として発行した作品で、すでに最後まで書き終えています。
それに加筆修正したものになります。
※全70話+番外編1話。すべて予約投稿済みです。
ウランバーナの、夏
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gaction 9969
<ROBOチガウ ROBOチガウ ROBOチガウ……>
「ROBOだこれッ!!」
――少女に訪れる、わやくちゃでぐだぐだでヨレヨレの……やさしい奇跡。
グリーン☆ぐりもわ〜る外伝 リリィのエデンズカフェ
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瀬戸森羅
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第3天使アカデミーで過ごす青春と魔法生物たちとの過酷な戦いを経てリリィが辿り着く先には……?
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gaction 9969
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THE・END
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星谷光洋
~ 一人称で中心人物が異なるショートショート八編による超短編。
あらすじ
呪いを請け負う男、樽橋雅志。家族にも十三の男と呼ばせている。劇画の主人公に憧れているのだそうだ。
武器で殺しをすると思っている依頼主の男から殺しを依頼され、呪具をだされて面食らう。
雅志本人の独白。なぜ呪いを生業とするようになったか、呪いをすることへの迷いと葛藤と、劇画の主人公との関係。そして幽体離脱した雅志が見た悲惨な未来の世界とは?
雅志の妹の由希子は、同僚がわけのわからないことで苦しんでいると、雅志にお祓いの相談をする。雅志は、修法の手伝いとして由希子に邪気を封じた封筒を渡し、海に流すようにいわれ、海で封筒のなかをのぞくと、封筒にあったものは、雅志の遺書のような手紙だった。世界の大異変を予言したことも書かれていた。そこへ異変を予兆させる耳を疑うニュースが飛び込んできた。
(了)