思い出は六花と火の花と共に

思い出は六花と火の花と共に

冬の夜空に咲いた花火、降り積もる雪が二人の心を包む


冬休みのある日、トオルとアカネは受験勉強に励んでいた。しかし、アカネが突然「花火がしたい」と言い出す。トオルは寒い冬の時期に花火をすることに戸惑うが、彼女の提案に応じることにする。真冬の河川敷、高校最後の冬の思い出は花火が彩った。







新着レビュー

雪に花火……そして、星。様々な要素が煌めく青春

強引なヒロインと、なんだかんだで彼女に付き合ってくれる優しい主人公。無邪気な二人のやりとりが微笑ましく、読み終えた時に自然と温かな溜め息が漏れました。
冒頭のページをめくる音から、雪の中で見守る線香花火までの静寂が心地良かったです。

本作に登場する言葉のことを私は初めて知りましたが、なんてロマンチックなのでしょう。こんな胸キュンなアオハル、してみたかった。

貴良一葉


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