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最終更新: 2026年04月25日 11時37分
Child blue(チャイルドブルー)
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結城慎二
小学六年生のメジロ=セッカは、友達のアマサギ=ジュウイチとともにクラスメイトの女の子ノビタキ=ヒバリを泣かせてしまい、翌日ヒバリは学校を休んでしまう。
それを心配するセッカは、どこからともなく聞こえてくる彼を呼ぶヒバリによく似た声に導かれて、妖精や魔法が存在する別世界にやって来た。
重複投稿作品
DUSK
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五十嵐 十蔵
ロシアによるウクライナ侵攻を発端とする現代史上最悪のユーラシア大戦はようやく終わった。
しかし、日本にもたらされたものは崩壊したロシアと中国から大量に流入する銃とドラッグ、そして深い戦争の爪痕だけであった。
全てをより深く塗り替えられた日本黒社会において、生まれ持ったドス黒さと悪魔的人間性を以て闇よりも黒に溶け込む帰還兵リル・デビル。
かつての戦争犯罪人はヤクザの膝下に入り、時に取り立て人として、時に売人として、時に殺し屋として船橋の街を縦横無尽に駆け回る。
彼女を取り巻くのは敵対組織に新興宗教、キッチンケミストリーにゴーストガン、狂った一般市民と壊れた地域社会、さらには過去の亡霊までもが彼女を苦しめる。
リル・デビルはそれでも。過去の罪に向き合い続けなければならない。
表紙はこちらのサイトで作成させていただきました。https://picrew.me/sharecd=UErg6S08iB
エルフ少女が宅配便で届く。名前はまだない
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篠原 シノ
ある日、貧乏生活を送る篠原シノの元にエルフの少女が宅配便で届いた。
自分一人でも生活がままならないのに、子供を養えるわけがねぇ。
返品したくても、女の子の涙にはけっきゃく勝てなくて・・・・・・。
ちょっと変わった二人の日常物語。
春の夜、花びらだけが知っていた
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海月いおり
卒業の夜、先生に告げた「好きです」の一言。
でも返ってきたのは、ただの「ありがとう」だった。
1年後、春の夜にもう一度出会った私たちは、互いに心に残していた〝あの夜〟の続きを語り始める。
叶わなかった想いも、消えなかった気持ちも、すべてが風に舞う桜の下で残っていた。
そんな静かな夜の記憶を、花びらだけが知っていた——。
風の王、月の雫 ーSIDE A
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ひつぎ ひなた
「風の王」と呼ばれたラトと、「月の雫」と呼ばれた美しい青年アラン。
草原を渡る風。ラトが信じる神。アランが犯した禁忌。そして、十数年後の哀しい邂逅。
ーー風は語る。吟遊詩人の唇を借りて。この二人の儚くも美しい物語を。
ラスボスが強すぎて出番のない裏ボスの少女は、勇者パーティを育成する。
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人間 計
裏ボスであるアリシアは退屈していた。ラスボスである魔王が敗れた後に悠々とその姿を勇者の前に現し、大いなる絶望を与えながら勇者を倒すという計画の元、アリシアは魔王が負けるのを待った。
だが、待つこと数十年。何千という勇者を圧倒的な力で屠る魔王を見てアリシアは思った。
"こいつ、負けねぇわ"
だからアリシアは、自らの出番確保のため、勇者パーティを育成する。
そんな、お話。
空色の終着益・・・・・ジャッジメントの行方
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じゅラン椿
主人公、あずさは結婚してから初めて就職する。その職場でいろいろなことにぶつかる。なかでもあいさつは、大切なコミニュケーションの一つである。そして言った、言わん、聞いた、聞いていない、というような出来事に遭遇し、心を振り回される。そして、あずさのその後はいかに・・・・
よこはま物語 弐 (物語シリーズ② 改訂版)
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⚓フランク ✥ ロイド⚓
ぼくの中学高校の友人で仲里というヤツがいる。中学高校から学校から徒歩20分くらいのところに住んでいた。学校帰り、ぼくはよく彼の家に行っては暇つぶしをしていた。彼には妹がいた。仲里美姫といって、ぼくらの学校の一駅手前の女子校に通っている。ぼくが中学に入学した時、美姫は小学校6年生だった。妹みたいなものだ。それから6年。今、ぼくは高校3年生で彼女は2年生。
ぼくが中学1年の時からずっと彼女のことをミキちゃん、ミキちゃんと呼んでいた。去年のこと。急に美姫が「そのミキちゃんって呼び方、止めよう!なんかさ、ぶっとい杉の木の幹(みき)みたいに自分が感じる!明彦、これからは私をヒメと呼んで!」と言われた。
「わかった、ヒメ。みんなにもキミのことをヒメと呼ぶと言っておくよ」
「みんなはいいのよ。明彦は私をそう呼んで」
「ぼくだけ?」
「そういうこと」
「・・・まあ、了解だ」みんなはミキちゃんと呼んで、ぼくだけヒメって変だろ?ま、いいか。
「うん、ありがと」
ヒメはショートボブの髪型で、軽く茶髪に染めている。1975年だから、髪を染めている女子高生というだけで不良扱いされた時代。彼女の中学高校一貫教育のカトリック系進学校では教師に目をつけられるギリギリの染め方だ。彼女は不良じゃないが、ちょっとだけ反抗してみてます、という感じがぼくは好きだ。
黒のブランドロゴがデザインされたTシャツ、デニムの膝上15センチくらいのミニスカートに生足。玄関に立った彼女の目線とぼくの目線が同じくらい。
ポチャっとしていて、本人は脚がちょっと太いかなあ、と気にしている。でも、脚はキレイだよ、無駄毛の処理もちゃんとしてるんだよ、見てみて、触って。スベスベだよ、なんて言う。小学生の時だったらいいが、ぼくも高校3年生、色気づいていいる。女子高生に脚を触ってみて、なんて言われても困る。
「よこはま物語」四部作
「よこはま物語 壱、ヒメたちとのエピソード」
「よこはま物語 壱½、ヒメたちとのエピソード」
「よこはま物語 弐、ヒメたちのエピソード」
「よこはま物語 参、ヒメたちのエピソード」
古代亜剌比亜乃官能(古代官能Series②)
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⚓フランク ✥ ロイド⚓
1917年、アラビアの砂漠は昼の灼熱と夜の冷気を交互に浴びせ、隊商のラクダが砂塵を巻き上げていた。第一次世界大戦の渦中、英国陸軍の少佐T.E.ロレンスは、アラブ反乱を支援する任務を帯び、アラビア半島を駆け巡っていた。
彼の青い瞳と風変わりな白いアラブ服は、砂漠の戦士たちに奇妙な印象を与えていた。この夜、彼はアラブ族長ファイサル・イブン・フサインの屋敷に招かれていた。ファイサルは大アラブ王国を夢見る老練な指導者で、オスマン帝国からの独立を英国の力を借りて実現しようと画策していた。ロレンスは知らなかったが、この夜、彼は砂漠の策略に巻き込まれる運命にあった。
屋敷の中庭は、椰子の木陰に囲まれ、絹の帳が風に揺れていた。晩餐の準備が整い、ロレンスはファイサルの隣に座らされた。テーブルにはアラブの豪華な料理が並び、まず目を引いたのは「マンサフ」だった。子羊の肉がヨーグルトソースに浸かり、松の実とアーモンドが散りばめられ、炙った平パン「シュラーク」の上に山盛りになっていた。
隣には「クッバ」があり、スパイスで味付けされた挽肉を小麦粉の皮で包み、油でカリッと揚げた香ばしい一品だ。さらに、「ファッタ」――ひよこ豆とヨーグルト、タヒーニソースが層になり、焼いたパンと砕いたナッツが乗った濃厚な料理が皿を飾っていた。甘い締めくくりには「クナーファ」が用意され、チーズと細いパスタ生地がシロップに浸かり、ピスタチオが彩りを添えていた。葡萄酒が銀の杯に注がれ、香油の匂いが漂う中、ロレンスは「砂漠でこれほどの饗宴とは、アラビア人はロンドンの貴族に料理の講義でも開くつもりか」と皮肉っぽく呟いた。ファイサルが「我々の歓迎のしるしだよ、ロレンス殿」と笑顔で応じると、彼は「ふむ、歓迎にしては少々過剰だな」と眉を上げた。