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最終更新: 2026年03月09日 11時35分
ぼくらとパラフィリア
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うすしお
僕達には、とってつけたような希望なんていらない。そこにあるのは、僕が選り好んで定住することのできた居場所だけ――。
流血に性的感情を抱く大学生の光基と、痛覚を感じられなくなった小説家の優は、二人でルームシェアをして暮らしている。二人の性質は誰にも知られず、また理解されることもない。世間に知られたら、きっと二人は同じ空気を吸うことさえできなくなってしまうだろう。しかし、互いは決して互いを身体的に傷つけることなどない。二人は互いの存在を認識し合うように、なんの変哲もない日々を過ごしている。
これは、誰にも共感されることのない、二人の物語。
※本作は、犯罪行為を助長する内容、自殺や自傷行為を幇助する内容、差別的な内容を含むものではありません。
滑り台
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セキ・トネリ
夕暮れ時の寂れた公園で、シングルマザーの美咲が息子に「滑り台もう1回」とせがまれ、疲れてベンチで死んだフリをする場面から始まる。偶然通りかかった「私」は彼女を知り合いとして認識し、心配して声をかける。美咲のユーモラスな返答で安堵しつつ、二人は再会をきっかけに交流を深める。美咲の息子が遊ぶ間、広場のベンチで会話するうちに親密さが増し、やがてファミレスでの食事や手を繋ぐ関係へと進展する。
ある夜、美咲のアパートで息子が寝た後、二人は肉体関係に至る。狭いソファでの親密な時間は、美咲の疲れた体と私の優しさが交錯し、新たな絆が築かれる。その後も週末の広場での時間や一緒に過ごす日常が続き、美咲の笑顔と息子の存在が「私」の生活に温もりを与える。
しかし、ある雨の夜・・・
シスコンとブラコンと兄妹愛
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裏道昇
【一言】素直じゃない兄妹の話。
【百字】主人公たち双子の兄妹は仲が良いのに素直じゃない。そのため周囲から良くからかわれていた。ある時、SNSで気になるアカウントを見つけてしまい――