タグ一覧はこちら

検索結果

最終更新: 2026年01月23日 00時06分

世界の果ての獲物たち
崩壊した世界で逃亡を図るレオは、廃墟で世捨て人のリュウと出会った。 追いつめられた二人は、お互いの命のために行動する。 異人との邂逅を描いた終末物語。 (全3話)
蓮華 ― 迷いを越えて辿る場所 ―
小さな島国「泉翔国」は、荒廃する大陸・四国から何度も侵略を受け、その度に国力と人々の心を削られていた。そんな中、女神から十六歳の洗礼を受けた者の中から戦士を選ぶと神託が下る。以来、洗礼者の中から戦士たちが選ばれ、国を守る盾となっていく。 神託に従って生まれた戦士たちには、護りの三日月印と、その中でも選ばれし者に授けられる蓮華の印。それらはただ一つ、「護るために戦う」ことを使命とした証。 主人公・藤川麻乃(ふじかわあさの)もまた、蓮華の印を持つ者として育ち、仲間とともに防衛の最前線へと身を投じていく。 麻乃は「伝承の血筋」を持つ家系の末裔であり、その血筋は「鬼神」と呼ばれていた。麻乃本人はそんな重責を嫌い、ただ平穏な日常を望むも、次第に力の覚醒や周囲からの過剰な期待に巻き込まれていく。 戦線はやがて、ジャセンベル・ロマジェリカ・庸儀・ヘイトと大陸勢力も巻き込み、国際的な戦況へと展開。ロマジェリカの軍師による陰謀によって、大量動員と戦死を覚悟した出撃が強いられる中、麻乃は紅き華と呼ばれ、各勢力から思惑と期待を寄せられていく。 泉翔国を、大切な仲間を、そして自分自身の大切なものを守る意志と、悪意に歪められた現実との間で揺れ動きながらも、島国と大陸との大規模戦争の最前線へと向かっていく。最終的に麻乃が下した決断は――。
天の栫〜ワスレナソウ〜
ひとつの呪いが、町を祟り、少女を病に伏せさせた。 ――それは、恐れられたはずの呪いだった。 春の姫は、ひとりの修行僧に微笑みを遺した。 わたくしの呪いは、果して成就したのでしょうか―― 和歌の浦に咲く青い野草。名を与えられたその花は、忘却の中で祈りを宿し、やがて光を呼ぶ。
美人製造機-生産・正餐・凄惨・清算
「せいさん」という言葉を巡る、4つの短編集。 命を“生産”しようとする少女。 完璧な“正餐”にこだわる男の狂気。 愛の果てに、“凄惨”な運命を辿る男。 そして、過去を“清算”できなかった父が迎える結末。 同じ音を持ちながら、意味も物語も全く異なる「せいさん」 それぞれの物語は独立しながら、どこかで心の闇がつながっている――。 静かに狂いはじめる日常。 「せいさん」とは、始まりか、それとも終わりか。 人間の欲・愛・罪・孤独を描く、背筋が冷える連作短編集。
餓鬼憑きあるいはヒダル神による一怪異
3年前に「あやかし保護法」が制定され、人間とあやかしの共存が曲がりなりにも決定した。  しかし、人と違う力をもったあやかしは社会から弾かれ、あやかしの一部もまた人に害を及ぼし続ける──。  あやかし研究所の吉良伸也の元に現れた相談者は、「食の異常」を抱えていた。  背景にあやかしの存在を仮定した吉良は、原因究明に乗り出すが、爆発的に同じ症状の人間が増えていく。  吉良は、警察に新設されたあやかし対策・相談課の月岡刑事とともに一連の現象の背後にある事件に迫っていく。
「ザ・ケルン・コンサート」まだ私は死なない!死ねない!
あの日のことを、私は今でも鮮明に覚えている。春休みの大学街はひっそりして、まるで時間が止まったようだった。明大の古い講堂でピアノを弾くのは、私のひそかな習慣だった。借りものの舞台と鍵盤に、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を響かせる。譜面はない。自分の呼吸と記憶だけを頼りに、即興で再構築する。演奏しているあいだは、誰もいない世界にただひとり閉じ込められているような心地がする。  けれど、あの日は違った。弾き終えた瞬間、私は気づいたのだ。後方の暗がりに、ひとりの青年が座っていることに。ドアを開けた一瞬の光で、気配は感じていた。知らない男に覗かれていた、と一瞬、怒りが胸をよぎった。けれど、その怒りはすぐに戸惑いに変わった。彼の目が、演奏を汚すような視線ではなく、ただ真剣に聴いていた人の目だったからだ。  彼の名は宮部明彦。油絵を描き、物理を学び、そして偶然ここに迷い込んだという。私は「偶然」という言葉をあまり信じない。けれど、彼と話しているうちに、その偶然がどこか運命のように感じられた。ジャズの話、本の話、ユングやデミアン、相対性理論や犯罪心理学……私たちの会話は、初対面とは思えないほど滑らかに、深く潜っていった。  そして気がつけば、講堂を出て、山の上ホテルのバー「ノンノン」に座っていた。午後四時の空いたカウンターで、私はマーテルを、彼はメーカーズマークを頼んだ。ブランデーの琥珀色が、雨のしずくで曇った窓に映える。学生らしくない静けさと、少しだけ大人の時間。奇妙なことに、私はその時間を全然怖いとは思わなかった。むしろ、胸の奥にずっとあった孤独な旋律に、初めて和音が重なったように思えた。  女と男は、どこまでいっても分かり合えない、と口では言いながら、私は彼に話しつづけた。彼の笑顔や、少し考えこむ横顔が、曲の終わりに響く余韻のように心に残った。偶然が、たまたまが好きだという彼に、私の中の何かが静かにほどけていく。ペルソナも、仮面も、ここには必要ないような気がした。 「ねえ、四月から、あなたの学部にニセ学生として通ったらどうかしら」思わず口にしていた。彼は笑って「いいよ」と言った。  雨の土曜の午後、ケルン・コンサートから始まったこの出会いが、私にとってどんな物語になるのか、そのときの私はまだ知らなかった。
水切り
事情あって求職中の中年の俺。  親からも疎まれていて、早く仕事を探そうと焦っている。  そんな折、怪しげな事業を立ち上げようとしている真戸部さんに誘われ……。  亡き曽祖父と同じ水切りの才能を持つ「俺」が、認められたいとあがく物語。
共えん者
共怨・共煙・共円・共援・共演――すべては“契約”が結ぶ物語 【共怨者】 娘の罪を、母は全校生徒の前で告発した。 狂気か、正義か。 怨みが連鎖する世界で、母の選択が問いかける―― 「守る」とは何か。
コトバミズ
言葉は、時に人を救い、時に凶器と化す。 少年が与える水は、透明ではない――そこには飲んだ者の内側を暴く“文字”が混じっている。 アンチ投稿に酔いしれる女、過去を否定する者、そして何も知らずに水を口にする者たち。 次々と吐き出されるのは、暴かれた本性や罪、そして避けられぬ死の兆し。 文字を吐いて死ぬ不可解な事件は、やがて一人の青年・康太の身近にまで迫っていく。
交差点
幼い頃、朝目を覚まして、これからこういう世界で生きていかなくちゃいけないのだろうかと思った夢のお話です。(読書時間3分)
縄に絡まる
ある日、失恋でやけになっていた深雪は、SNSで見かけた緊縛の写真に惹かれ、その写真のモデルである抄妓が店長を務める縄サロン「翠」を訪れます。そこで、縄の師である國村城先生との出会いを果たし、初めての緊縛体験で、性的なものではない、心のこもった優しい縄に深い癒しと心地よさを感じ、この趣味に没頭していきます。 そこで出会った先生の縄に癒やされ、居場所を見つけた深雪は、そこで出会う様々な人々との交流を通して成長していきます。 それは、彼女にとって新たな旅の始まりであり、かけがえのない人との絆を育む物語でもありました。
本当は、だいじょばない【ピュアBL】☆*・゜
大丈夫じゃない時も 君は大丈夫って言うんだ――。 男子寮で同じ部屋になった ふわふわ系男子、白川遥斗くんと 外見不良系男子、菅田莉久くんの 可愛い恋モノガタリ。 お読みくださり反応も ありがとうございます! 書く励みとなっております🙇‍♀️🙏
独裁者の姫
ディグニス帝国の皇女リアナは17歳になったが、まだ結婚相手も決まっていないことが恥ずかしいと感じていた。そんなある日、嫌々出向いた社交界でひと悶着起きた後に、野良ネズミに導かれるように今まで見たことのない部屋を見つける。そこには父の名が記された一冊の本があった。それには、まだ来ていない未来のことが記されていた……     ー半年後、我が娘を……               暗殺するー  皇室心理戦サスペンス。  以前、別の投稿サイトで、注目の新人作でピックアップされたものです!
崩壊した世界で逃亡を図るレオは、廃墟で世捨て人のリュウと出会った。 追いつめられた二人は、お互いの命のために行動する。 異人との邂逅を描いた終末物語。 (全3話)
小さな島国「泉翔国」は、荒廃する大陸・四国から何度も侵略を受け、その度に国力と人々の心を削られていた。そんな中、女神から十六歳の洗礼を受けた者の中から戦士を選ぶと神託が下る。以来、洗礼者の中から戦士たちが選ばれ、国を守る盾となっていく。 神託に従って生まれた戦士たちには、護りの三日月印と、その中でも選ばれし者に授けられる蓮華の印。それらはただ一つ、「護るために戦う」ことを使命とした証。 主人公・藤川麻乃(ふじかわあさの)もまた、蓮華の印を持つ者として育ち、仲間とともに防衛の最前線へと身を投じていく。 麻乃は「伝承の血筋」を持つ家系の末裔であり、その血筋は「鬼神」と呼ばれていた。麻乃本人はそんな重責を嫌い、ただ平穏な日常を望むも、次第に力の覚醒や周囲からの過剰な期待に巻き込まれていく。 戦線はやがて、ジャセンベル・ロマジェリカ・庸儀・ヘイトと大陸勢力も巻き込み、国際的な戦況へと展開。ロマジェリカの軍師による陰謀によって、大量動員と戦死を覚悟した出撃が強いられる中、麻乃は紅き華と呼ばれ、各勢力から思惑と期待を寄せられていく。 泉翔国を、大切な仲間を、そして自分自身の大切なものを守る意志と、悪意に歪められた現実との間で揺れ動きながらも、島国と大陸との大規模戦争の最前線へと向かっていく。最終的に麻乃が下した決断は――。
ひとつの呪いが、町を祟り、少女を病に伏せさせた。 ――それは、恐れられたはずの呪いだった。 春の姫は、ひとりの修行僧に微笑みを遺した。 わたくしの呪いは、果して成就したのでしょうか―― 和歌の浦に咲く青い野草。名を与えられたその花は、忘却の中で祈りを宿し、やがて光を呼ぶ。
「せいさん」という言葉を巡る、4つの短編集。 命を“生産”しようとする少女。 完璧な“正餐”にこだわる男の狂気。 愛の果てに、“凄惨”な運命を辿る男。 そして、過去を“清算”できなかった父が迎える結末。 同じ音を持ちながら、意味も物語も全く異なる「せいさん」 それぞれの物語は独立しながら、どこかで心の闇がつながっている――。 静かに狂いはじめる日常。 「せいさん」とは、始まりか、それとも終わりか。 人間の欲・愛・罪・孤独を描く、背筋が冷える連作短編集。
3年前に「あやかし保護法」が制定され、人間とあやかしの共存が曲がりなりにも決定した。  しかし、人と違う力をもったあやかしは社会から弾かれ、あやかしの一部もまた人に害を及ぼし続ける──。  あやかし研究所の吉良伸也の元に現れた相談者は、「食の異常」を抱えていた。  背景にあやかしの存在を仮定した吉良は、原因究明に乗り出すが、爆発的に同じ症状の人間が増えていく。  吉良は、警察に新設されたあやかし対策・相談課の月岡刑事とともに一連の現象の背後にある事件に迫っていく。
あの日のことを、私は今でも鮮明に覚えている。春休みの大学街はひっそりして、まるで時間が止まったようだった。明大の古い講堂でピアノを弾くのは、私のひそかな習慣だった。借りものの舞台と鍵盤に、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を響かせる。譜面はない。自分の呼吸と記憶だけを頼りに、即興で再構築する。演奏しているあいだは、誰もいない世界にただひとり閉じ込められているような心地がする。  けれど、あの日は違った。弾き終えた瞬間、私は気づいたのだ。後方の暗がりに、ひとりの青年が座っていることに。ドアを開けた一瞬の光で、気配は感じていた。知らない男に覗かれていた、と一瞬、怒りが胸をよぎった。けれど、その怒りはすぐに戸惑いに変わった。彼の目が、演奏を汚すような視線ではなく、ただ真剣に聴いていた人の目だったからだ。  彼の名は宮部明彦。油絵を描き、物理を学び、そして偶然ここに迷い込んだという。私は「偶然」という言葉をあまり信じない。けれど、彼と話しているうちに、その偶然がどこか運命のように感じられた。ジャズの話、本の話、ユングやデミアン、相対性理論や犯罪心理学……私たちの会話は、初対面とは思えないほど滑らかに、深く潜っていった。  そして気がつけば、講堂を出て、山の上ホテルのバー「ノンノン」に座っていた。午後四時の空いたカウンターで、私はマーテルを、彼はメーカーズマークを頼んだ。ブランデーの琥珀色が、雨のしずくで曇った窓に映える。学生らしくない静けさと、少しだけ大人の時間。奇妙なことに、私はその時間を全然怖いとは思わなかった。むしろ、胸の奥にずっとあった孤独な旋律に、初めて和音が重なったように思えた。  女と男は、どこまでいっても分かり合えない、と口では言いながら、私は彼に話しつづけた。彼の笑顔や、少し考えこむ横顔が、曲の終わりに響く余韻のように心に残った。偶然が、たまたまが好きだという彼に、私の中の何かが静かにほどけていく。ペルソナも、仮面も、ここには必要ないような気がした。 「ねえ、四月から、あなたの学部にニセ学生として通ったらどうかしら」思わず口にしていた。彼は笑って「いいよ」と言った。  雨の土曜の午後、ケルン・コンサートから始まったこの出会いが、私にとってどんな物語になるのか、そのときの私はまだ知らなかった。
事情あって求職中の中年の俺。  親からも疎まれていて、早く仕事を探そうと焦っている。  そんな折、怪しげな事業を立ち上げようとしている真戸部さんに誘われ……。  亡き曽祖父と同じ水切りの才能を持つ「俺」が、認められたいとあがく物語。
共怨・共煙・共円・共援・共演――すべては“契約”が結ぶ物語 【共怨者】 娘の罪を、母は全校生徒の前で告発した。 狂気か、正義か。 怨みが連鎖する世界で、母の選択が問いかける―― 「守る」とは何か。
言葉は、時に人を救い、時に凶器と化す。 少年が与える水は、透明ではない――そこには飲んだ者の内側を暴く“文字”が混じっている。 アンチ投稿に酔いしれる女、過去を否定する者、そして何も知らずに水を口にする者たち。 次々と吐き出されるのは、暴かれた本性や罪、そして避けられぬ死の兆し。 文字を吐いて死ぬ不可解な事件は、やがて一人の青年・康太の身近にまで迫っていく。
幼い頃、朝目を覚まして、これからこういう世界で生きていかなくちゃいけないのだろうかと思った夢のお話です。(読書時間3分)
ある日、失恋でやけになっていた深雪は、SNSで見かけた緊縛の写真に惹かれ、その写真のモデルである抄妓が店長を務める縄サロン「翠」を訪れます。そこで、縄の師である國村城先生との出会いを果たし、初めての緊縛体験で、性的なものではない、心のこもった優しい縄に深い癒しと心地よさを感じ、この趣味に没頭していきます。 そこで出会った先生の縄に癒やされ、居場所を見つけた深雪は、そこで出会う様々な人々との交流を通して成長していきます。 それは、彼女にとって新たな旅の始まりであり、かけがえのない人との絆を育む物語でもありました。
大丈夫じゃない時も 君は大丈夫って言うんだ――。 男子寮で同じ部屋になった ふわふわ系男子、白川遥斗くんと 外見不良系男子、菅田莉久くんの 可愛い恋モノガタリ。 お読みくださり反応も ありがとうございます! 書く励みとなっております🙇‍♀️🙏
ディグニス帝国の皇女リアナは17歳になったが、まだ結婚相手も決まっていないことが恥ずかしいと感じていた。そんなある日、嫌々出向いた社交界でひと悶着起きた後に、野良ネズミに導かれるように今まで見たことのない部屋を見つける。そこには父の名が記された一冊の本があった。それには、まだ来ていない未来のことが記されていた……     ー半年後、我が娘を……               暗殺するー  皇室心理戦サスペンス。  以前、別の投稿サイトで、注目の新人作でピックアップされたものです!