タグ一覧はこちら

検索結果

最終更新: 2026年03月11日 06時35分

風の王、月の雫 ーSIDE A
「風の王」と呼ばれたラトと、「月の雫」と呼ばれた美しい青年アラン。 草原を渡る風。ラトが信じる神。アランが犯した禁忌。そして、十数年後の哀しい邂逅。 ーー風は語る。吟遊詩人の唇を借りて。この二人の儚くも美しい物語を。
春の宵
三月のある日。 出張土産に喜ぶ妻と娘に、形のない幸せを思う。忙しさに埋もれそうな中にも、確かに存在する柔らかな時間。
ラスボスが強すぎて出番のない裏ボスの少女は、勇者パーティを育成する。
裏ボスであるアリシアは退屈していた。ラスボスである魔王が敗れた後に悠々とその姿を勇者の前に現し、大いなる絶望を与えながら勇者を倒すという計画の元、アリシアは魔王が負けるのを待った。 だが、待つこと数十年。何千という勇者を圧倒的な力で屠る魔王を見てアリシアは思った。 "こいつ、負けねぇわ" だからアリシアは、自らの出番確保のため、勇者パーティを育成する。 そんな、お話。
指先の星
キラキラ、キレイ。  お姫様みたいなあれこれが、欲しくてたまらなかった。 「大人になったら」って呪文は叶ったの?  ●表紙イラストはAI生成です
空色の終着益・・・・・ジャッジメントの行方
主人公、あずさは結婚してから初めて就職する。その職場でいろいろなことにぶつかる。なかでもあいさつは、大切なコミニュケーションの一つである。そして言った、言わん、聞いた、聞いていない、というような出来事に遭遇し、心を振り回される。そして、あずさのその後はいかに・・・・
前世のいもむし
私の前世はウサギのはずだった──。ところが、本当はいもむしだったのである。 これは、いもむしの幸せな夢。
よこはま物語 弐 (物語シリーズ② 改訂版)
ぼくの中学高校の友人で仲里というヤツがいる。中学高校から学校から徒歩20分くらいのところに住んでいた。学校帰り、ぼくはよく彼の家に行っては暇つぶしをしていた。彼には妹がいた。仲里美姫といって、ぼくらの学校の一駅手前の女子校に通っている。ぼくが中学に入学した時、美姫は小学校6年生だった。妹みたいなものだ。それから6年。今、ぼくは高校3年生で彼女は2年生。  ぼくが中学1年の時からずっと彼女のことをミキちゃん、ミキちゃんと呼んでいた。去年のこと。急に美姫が「そのミキちゃんって呼び方、止めよう!なんかさ、ぶっとい杉の木の幹(みき)みたいに自分が感じる!明彦、これからは私をヒメと呼んで!」と言われた。 「わかった、ヒメ。みんなにもキミのことをヒメと呼ぶと言っておくよ」 「みんなはいいのよ。明彦は私をそう呼んで」 「ぼくだけ?」 「そういうこと」 「・・・まあ、了解だ」みんなはミキちゃんと呼んで、ぼくだけヒメって変だろ?ま、いいか。 「うん、ありがと」  ヒメはショートボブの髪型で、軽く茶髪に染めている。1975年だから、髪を染めている女子高生というだけで不良扱いされた時代。彼女の中学高校一貫教育のカトリック系進学校では教師に目をつけられるギリギリの染め方だ。彼女は不良じゃないが、ちょっとだけ反抗してみてます、という感じがぼくは好きだ。  黒のブランドロゴがデザインされたTシャツ、デニムの膝上15センチくらいのミニスカートに生足。玄関に立った彼女の目線とぼくの目線が同じくらい。  ポチャっとしていて、本人は脚がちょっと太いかなあ、と気にしている。でも、脚はキレイだよ、無駄毛の処理もちゃんとしてるんだよ、見てみて、触って。スベスベだよ、なんて言う。小学生の時だったらいいが、ぼくも高校3年生、色気づいていいる。女子高生に脚を触ってみて、なんて言われても困る。 「よこはま物語」四部作 「よこはま物語 壱、ヒメたちとのエピソード」 「よこはま物語 壱½、ヒメたちとのエピソード」 「よこはま物語 弐、ヒメたちのエピソード」 「よこはま物語 参、ヒメたちのエピソード」
古代亜剌比亜乃官能(古代官能Series②)
1917年、アラビアの砂漠は昼の灼熱と夜の冷気を交互に浴びせ、隊商のラクダが砂塵を巻き上げていた。第一次世界大戦の渦中、英国陸軍の少佐T.E.ロレンスは、アラブ反乱を支援する任務を帯び、アラビア半島を駆け巡っていた。  彼の青い瞳と風変わりな白いアラブ服は、砂漠の戦士たちに奇妙な印象を与えていた。この夜、彼はアラブ族長ファイサル・イブン・フサインの屋敷に招かれていた。ファイサルは大アラブ王国を夢見る老練な指導者で、オスマン帝国からの独立を英国の力を借りて実現しようと画策していた。ロレンスは知らなかったが、この夜、彼は砂漠の策略に巻き込まれる運命にあった。  屋敷の中庭は、椰子の木陰に囲まれ、絹の帳が風に揺れていた。晩餐の準備が整い、ロレンスはファイサルの隣に座らされた。テーブルにはアラブの豪華な料理が並び、まず目を引いたのは「マンサフ」だった。子羊の肉がヨーグルトソースに浸かり、松の実とアーモンドが散りばめられ、炙った平パン「シュラーク」の上に山盛りになっていた。  隣には「クッバ」があり、スパイスで味付けされた挽肉を小麦粉の皮で包み、油でカリッと揚げた香ばしい一品だ。さらに、「ファッタ」――ひよこ豆とヨーグルト、タヒーニソースが層になり、焼いたパンと砕いたナッツが乗った濃厚な料理が皿を飾っていた。甘い締めくくりには「クナーファ」が用意され、チーズと細いパスタ生地がシロップに浸かり、ピスタチオが彩りを添えていた。葡萄酒が銀の杯に注がれ、香油の匂いが漂う中、ロレンスは「砂漠でこれほどの饗宴とは、アラビア人はロンドンの貴族に料理の講義でも開くつもりか」と皮肉っぽく呟いた。ファイサルが「我々の歓迎のしるしだよ、ロレンス殿」と笑顔で応じると、彼は「ふむ、歓迎にしては少々過剰だな」と眉を上げた。
よこはま物語 壱½ Ⅱ、ヒメたちとのエピソード
「よこはま物語 Ⅰ~Ⅲ」に掲載しなかった明彦の残り半分、½の女の子たちとのエピソード。 時間軸で言うと、 ●「よこはま物語 Ⅰ」は、明彦が高校三年、美姫・良子が高校二年で、雅子が大学一年の夏から初まり、その翌年の春までの話です。 ●「よこはま物語 Ⅱ」は、明彦が大学一年、美姫・良子が高校三年で、雅子が大学二年の春から初まり、その翌年の夏休み前までの話。 ●未公開の「よこはま物語 Ⅲ」もⅡと同じ時代設定。 長いシリーズ三つなのですが、たった二年の物語です。 ●「よこはま物語 壱½」は、「よこはま物語 Ⅲ」の後のエピソードで、本当は「よこはま物語 参½」なんですが、参が未公開なのでこう名付けました。「雅子編1 京都弁編」は「よこはま物語 Ⅱ、ヒメたちのエピソード」とダブっていますが、雅子の一人称の京都弁の語りです。 「よこはま物語 Ⅲ」の後の秋、小森雅子は京都に去り、美姫と良子も明彦の元から去ってしまって、一人ぼっちの彼をこれから公開する「恭子編」「清美編」「加藤恵美編」で書いてみようかなと思ってます。 公開した「薫編」は、小森雅子が京都に去り、翌年の二月に森絵美と出会い、その後、彼女も日本の大学院からニューヨーク市立大学に去ってしまった後の会社員勤めの明彦のお話です。 「よこはま物語」四部作 「よこはま物語 Ⅰ、ヒメたちとのエピソード」 https://solispia.com/title/1548 「よこはま物語 Ⅱ、ヒメたちのエピソード」 https://solispia.com/title/1550 「よこはま物語 Ⅲ、ヒメたちのエピソード」未公開 「よこはま物語 壱½ Ⅰ、ヒメたちとのエピソード」 https://solispia.com/title/1590  雅子編1  清美編  加藤恵美・真理子編 「よこはま物語 壱½ Ⅱ、ヒメたちとのエピソード」本作  島津洋子・森絵美編  恭子編  恭子と絵美編  雅子編2  薫編  エピローグ、よこはま物語 完
感謝はするわ
失恋をいつまでも引き摺っている私に、友人カップルが仕組んだ『お見合い』。 男を紹介してほしいとか、恋がしたいとか、思ってないし言った覚えもないんだけど。 でも私のためなのだけはわかる、から。  *表紙イラストはAI生成です。
彼女たちの屋根裏 (生活シリーズ① 新版)
『彼女たちの屋根裏』。マンションの大家/響子と管理人/浩、元妻/響は町内会と店子のためにひと肌脱ぐがそれは半グレたちとの闘いの幕開けだった。 主人公:九条 響子(くじょう きょうこ) 生年月日:1985年4月29日(39歳) 星座:牡牛座 特徴:地主の長女として育ち、見た目は20代の少女のような容貌ながら強烈な個性を持つ肉食系女性。資産管理やマンション経営にはシビアな考え方を持ち、佐藤の前任者の管理人たちを次々と解雇した過去がある。マンションの自室の401・402号室は二つの住居をぶち抜いて工事した続き部屋。バツイチで長女、長男がいる。 副主人公:佐藤 浩(さとう ひろし) 生年月日:1982年5月15日(42歳) 星座:牡牛座 特徴:物事に堅実で忍耐強い性格。建築業のキャリアを経て、マンション管理人という職を選ぶ転換期を迎える。 副主人公の元妻:佐藤 響(さとう ひびき/旧姓 財部) 生年月日:1982年8月3日(42歳) 星座:獅子座 特徴:「打てば響くの財部さん」と呼ばれた大学時代からの頭の回転の速さと行動力が魅力。浩と離婚後も佐藤姓を使用し、奔放でありながら彼への愛情も感じさせる。 浩・響の長女:佐藤 詩音(さとう しおん) 生年月日:2010年9月21日(14歳、中学2年生) 星座:乙女座 特徴:思春期特有の繊細さと大人びた面を併せ持つ。母の響に似て知性派であり、物事を冷静に観察する性格。父親にも静かな信頼を寄せる。 浩・響の長男:佐藤 奏汰(さとう そうた) 生年月日:2012年2月11日(12歳、小学6年生) 星座:水瓶座 特徴:明るく社交的な性格で、無邪気さの中に芯の強さを秘める。父親に似てどこかおっとりしているが、母や姉の影響を受け賢さも垣間見せる。 響の友人:財前 早苗(ざいぜん さなえ) 生年月日:1982年9月3日(42歳) 星座:乙女座 特徴:響と同じ大学の研究室で同じく建築会社勤務。真面目でそつがなく曲がったことや不正を嫌う。困っている人を見たら放ってはおけない、正義感の強いところがある。しかし、ダメンズで出会う男性にことごとく騙される。 アイワ不動産社員:浩の不動産管理会社の親会社社員、吉村 大輔、課長代理 特徴:アイワ不動産と九条 響子共同所有のマンション『テラスコーポⅠ』のマンション組合の理事 アイワREMC社社員:浩の不動産管理会社の社員、浩の上司、遠藤 実 特徴:REMCは”Real Estate Management Company”、不動産管理会社の略。 所轄署の刑事:安納 沙織警部。響子の持ち分マンション『テラスコーポⅠ』の町内の所轄署交通課の交通捜査係。27歳だが、キャリア組ですでに警部になっている。吉崎警部補のペア。 所轄署の刑事:吉崎警部補。響子の持ち分マンション『テラスコーポⅠ』の町内の所轄署交通課の交通捜査係。32歳で、ノンキャリア組なのでまだ警部補。安納警部のペア。
北千住物語 Ⅰ、美久編(物語シリーズ①)
北千住駅周辺を巡る元ヤンとぼくがくりひろげるドタバタと半グレとの闘い、美久編 四部作構成になっています。 北千住物語 Ⅰ、美久編 ー 北千住の元ヤン大学生田中美久と兵藤武のラブストーリー 北千住物語 Ⅱ、順子編 ー 美久編の田中美久のヤンキー時代の妹分、後藤順子が合法JKを使ってP活組織を作り上げる。 北千住物語 Ⅲ、紗栄子と純子、アキラ編 ー 美久と武の周りのラブストーリー 北千住物語 Ⅳ、憑き神編 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
No cover image
「地球人をセンメツせよ」──その声が聞こえた瞬間、ヒロトの背中に“38”が浮かび上がった。 世界各地に現れはじめた“巨大な存在”──通称『バックナンバーズ』 彼らの背中に共通して刻まれていたのは、緑色に明滅する数字。 船を沈め、街を焼き、空を裂くその力。 その命令の出どころは──“シリウス星人の兄妹”。 人類を殲滅するために地球へやって来て、適合者に特殊能力と番号を与えた存在。 巨人化・重力操作・時間反転……付与された“力”はすべて、人類殲滅のための実験兵器だった。 ある日、高校生・白井ヒロトに「地球人をセンメツせよ」という声が聞こえてきた。背中にも、“38”の緑の数字が浮かび上がる。それは、“人類を滅ぼす側”に選ばれた証── だがヒロトは命令に逆らい、暴走する“37番”と激突する。 巨大化するたびに削れていく理性、迫り来る能力者=バックナンバーズたち。ヒロトはどう対峙するのか? そして、その背後に見え隠れするシリウス星人の真意とは──? 超絶宇宙人系能力バトル!『シリウス38』、開幕。 *なろう、カクヨム、noteでの同時連載中です。
こくら物語 Ⅰ (物語シリーズ③ 改訂版)
「ミキちゃん、なんなら、このファースト往復、買ってあげようか?」と提案してみる。ファーストなら一万二千円くらい、往復で二万四千円。二人で船旅も悪くないな、と少し冒険心が湧いてきた。 「おじさんはどげんするん?」とミキちゃんが聞く。 「私はゆっくりしたいから、スイートルームにするけど…」 「え~、そしたら別々の部屋やん?」と彼女が不満そうに言う。ミキちゃんは内心、「別々やなんてつまらん!おじさんと一緒がええのに」とムッとしていた。 「いや、ミキちゃん、今日会った見知らぬ男女が同じ部屋ってわけにもいかないじゃないか?別室だけど、食事とか船の中を散策するのは一緒にできるよ」と冷静に返す。私はこういう時、常識的な線引きをするタイプだ。  ママが「ミキちゃん、何ば言いよるとね?バカなこと言いなさんな」とたしなめる。彼女の声には呆れと優しさが混じっていて、私は内心、「ママ、この子を本気で心配してるんだな」と温かい気持ちになった。 「うち、おじさんとやったら、同じ部屋でもよかっちゃけどなぁ~。間違いが起こってもよかやん?うち、気にせんばい。おじさんとやったら、喜んで間違いしちゃるもん」とミキちゃんがギョッとする発言をする。彼女は目をキラキラさせて、私を試すように笑う。内心、「おじさん、びっくりしたやろ?うち、怖いもの知らずやけん!」と得意げだった。 「ミキちゃんね、キミは私のことを知らないでしょ?もしかしたら、殺人鬼かもしれないし、ど変態かもしれないんだよ?」と冗談っぽく言う。私は彼女の突飛な発想に笑いつつ、少し牽制したかった。  ミキちゃんは私の顔を覗き込んで、「おじさん、殺人鬼なん?ど変態?船の中やん。密室やん?もし殺人鬼やったとしても、今日会うたばっかりの女の子ば殺してどげんすると?船の中で逃げ場なかとよ?ど変態やって、うちかてど変態かもしれんやん?性病だって持っとるかもしれんっちゃけど?」と畳み掛ける。彼女の口調は無邪気で、内心、「おじさん、うちのこと怖がらせられんよ!負けんけん!」と挑発的だった。私は「この子、頭のネジが一本抜けてるな」と呆れつつ、どこか楽しかった。
何かが変わる、その前夜。
マンション隣の女の子。妹みたいな、十歳も下の。 ──もう高校生になるんだ。どんどん近づいて来るんだな。  *『きょうは木曜日。』のシリーズ。六年後の元大学生視点です。  ●表紙イラストはAI生成です。
星くだきの時間
夜の森で“死んだ星”を集めて埋葬するのが少年・マルク。 村人たちに「不吉な存在」として避けられ、孤独に生きていた彼の前に、都会から来た明るく好奇心旺盛な少女・ミーファが現れる。 彼女のまっすぐな言葉や行動に、マルクの心は揺れ動いていく。 やがてミーファは、“死んだ星”にまだ命の光が残っていることを見抜き、それを砕いて砂時計の砂に変えるという発想で、マルクの常識を打ち砕く。 伝統と孤独に縛られていた少年は、彼女の行動を通して「変化すること」と「人と関わること」の意味を知り、星の光とともに、自分の中の何かを解き放っていく。 これは、暗闇の中で閉ざされていた心が、誰かとの出会いによって少しずつほぐれていく、“星の光で心を溶かす”ような静かで美しい成長の物語。
風の王、月の雫 ーSIDE A
風の王、月の雫 ーSIDE A / ひつぎ ひなた
「風の王」と呼ばれたラトと、「月の雫」と呼ばれた美しい青年アラン。 草原を渡る風。ラトが信じる神。アランが犯した禁忌。そして、十数年後の哀しい邂逅。 ーー風は語る。吟遊詩人の唇を借りて。この二人の儚くも美しい物語を。
春の宵
春の宵 / りん
三月のある日。 出張土産に喜ぶ妻と娘に、形のない幸せを思う。忙しさに埋もれそうな中にも、確かに存在する柔らかな時間。
ラスボスが強すぎて出番のない裏ボスの少女は、勇者パーティを育成する。
ラスボスが強すぎて出番のない裏ボスの少女は、勇者パーティを育成する。 / 人間 計
裏ボスであるアリシアは退屈していた。ラスボスである魔王が敗れた後に悠々とその姿を勇者の前に現し、大いなる絶望を与えながら勇者を倒すという計画の元、アリシアは魔王が負けるのを待った。 だが、待つこと数十年。何千という勇者を圧倒的な力で屠る魔王を見てアリシアは思った。 "こいつ、負けねぇわ" だからアリシアは、自らの出番確保のため、勇者パーティを育成する。 そんな、お話。
指先の星
指先の星 / りん
キラキラ、キレイ。  お姫様みたいなあれこれが、欲しくてたまらなかった。 「大人になったら」って呪文は叶ったの?  ●表紙イラストはAI生成です
空色の終着益・・・・・ジャッジメントの行方
空色の終着益・・・・・ジャッジメントの行方 / じゅラン椿
主人公、あずさは結婚してから初めて就職する。その職場でいろいろなことにぶつかる。なかでもあいさつは、大切なコミニュケーションの一つである。そして言った、言わん、聞いた、聞いていない、というような出来事に遭遇し、心を振り回される。そして、あずさのその後はいかに・・・・
前世のいもむし
前世のいもむし / かわかみ@体格差創作男女アンソロジー通販中
私の前世はウサギのはずだった──。ところが、本当はいもむしだったのである。 これは、いもむしの幸せな夢。
よこはま物語 弐 (物語シリーズ② 改訂版)
よこはま物語 弐 (物語シリーズ② 改訂版) / セキ・トネリ
ぼくの中学高校の友人で仲里というヤツがいる。中学高校から学校から徒歩20分くらいのところに住んでいた。学校帰り、ぼくはよく彼の家に行っては暇つぶしをしていた。彼には妹がいた。仲里美姫といって、ぼくらの学校の一駅手前の女子校に通っている。ぼくが中学に入学した時、美姫は小学校6年生だった。妹みたいなものだ。それから6年。今、ぼくは高校3年生で彼女は2年生。  ぼくが中学1年の時からずっと彼女のことをミキちゃん、ミキちゃんと呼んでいた。去年のこと。急に美姫が「そのミキちゃんって呼び方、止めよう!なんかさ、ぶっとい杉の木の幹(みき)みたいに自分が感じる!明彦、これからは私をヒメと呼んで!」と言われた。 「わかった、ヒメ。みんなにもキミのことをヒメと呼ぶと言っておくよ」 「みんなはいいのよ。明彦は私をそう呼んで」 「ぼくだけ?」 「そういうこと」 「・・・まあ、了解だ」みんなはミキちゃんと呼んで、ぼくだけヒメって変だろ?ま、いいか。 「うん、ありがと」  ヒメはショートボブの髪型で、軽く茶髪に染めている。1975年だから、髪を染めている女子高生というだけで不良扱いされた時代。彼女の中学高校一貫教育のカトリック系進学校では教師に目をつけられるギリギリの染め方だ。彼女は不良じゃないが、ちょっとだけ反抗してみてます、という感じがぼくは好きだ。  黒のブランドロゴがデザインされたTシャツ、デニムの膝上15センチくらいのミニスカートに生足。玄関に立った彼女の目線とぼくの目線が同じくらい。  ポチャっとしていて、本人は脚がちょっと太いかなあ、と気にしている。でも、脚はキレイだよ、無駄毛の処理もちゃんとしてるんだよ、見てみて、触って。スベスベだよ、なんて言う。小学生の時だったらいいが、ぼくも高校3年生、色気づいていいる。女子高生に脚を触ってみて、なんて言われても困る。 「よこはま物語」四部作 「よこはま物語 壱、ヒメたちとのエピソード」 「よこはま物語 壱½、ヒメたちとのエピソード」 「よこはま物語 弐、ヒメたちのエピソード」 「よこはま物語 参、ヒメたちのエピソード」
古代亜剌比亜乃官能(古代官能Series②)
古代亜剌比亜乃官能(古代官能Series②) / セキ・トネリ
1917年、アラビアの砂漠は昼の灼熱と夜の冷気を交互に浴びせ、隊商のラクダが砂塵を巻き上げていた。第一次世界大戦の渦中、英国陸軍の少佐T.E.ロレンスは、アラブ反乱を支援する任務を帯び、アラビア半島を駆け巡っていた。  彼の青い瞳と風変わりな白いアラブ服は、砂漠の戦士たちに奇妙な印象を与えていた。この夜、彼はアラブ族長ファイサル・イブン・フサインの屋敷に招かれていた。ファイサルは大アラブ王国を夢見る老練な指導者で、オスマン帝国からの独立を英国の力を借りて実現しようと画策していた。ロレンスは知らなかったが、この夜、彼は砂漠の策略に巻き込まれる運命にあった。  屋敷の中庭は、椰子の木陰に囲まれ、絹の帳が風に揺れていた。晩餐の準備が整い、ロレンスはファイサルの隣に座らされた。テーブルにはアラブの豪華な料理が並び、まず目を引いたのは「マンサフ」だった。子羊の肉がヨーグルトソースに浸かり、松の実とアーモンドが散りばめられ、炙った平パン「シュラーク」の上に山盛りになっていた。  隣には「クッバ」があり、スパイスで味付けされた挽肉を小麦粉の皮で包み、油でカリッと揚げた香ばしい一品だ。さらに、「ファッタ」――ひよこ豆とヨーグルト、タヒーニソースが層になり、焼いたパンと砕いたナッツが乗った濃厚な料理が皿を飾っていた。甘い締めくくりには「クナーファ」が用意され、チーズと細いパスタ生地がシロップに浸かり、ピスタチオが彩りを添えていた。葡萄酒が銀の杯に注がれ、香油の匂いが漂う中、ロレンスは「砂漠でこれほどの饗宴とは、アラビア人はロンドンの貴族に料理の講義でも開くつもりか」と皮肉っぽく呟いた。ファイサルが「我々の歓迎のしるしだよ、ロレンス殿」と笑顔で応じると、彼は「ふむ、歓迎にしては少々過剰だな」と眉を上げた。
よこはま物語 壱½ Ⅱ、ヒメたちとのエピソード
よこはま物語 壱½ Ⅱ、ヒメたちとのエピソード / セキ・トネリ
「よこはま物語 Ⅰ~Ⅲ」に掲載しなかった明彦の残り半分、½の女の子たちとのエピソード。 時間軸で言うと、 ●「よこはま物語 Ⅰ」は、明彦が高校三年、美姫・良子が高校二年で、雅子が大学一年の夏から初まり、その翌年の春までの話です。 ●「よこはま物語 Ⅱ」は、明彦が大学一年、美姫・良子が高校三年で、雅子が大学二年の春から初まり、その翌年の夏休み前までの話。 ●未公開の「よこはま物語 Ⅲ」もⅡと同じ時代設定。 長いシリーズ三つなのですが、たった二年の物語です。 ●「よこはま物語 壱½」は、「よこはま物語 Ⅲ」の後のエピソードで、本当は「よこはま物語 参½」なんですが、参が未公開なのでこう名付けました。「雅子編1 京都弁編」は「よこはま物語 Ⅱ、ヒメたちのエピソード」とダブっていますが、雅子の一人称の京都弁の語りです。 「よこはま物語 Ⅲ」の後の秋、小森雅子は京都に去り、美姫と良子も明彦の元から去ってしまって、一人ぼっちの彼をこれから公開する「恭子編」「清美編」「加藤恵美編」で書いてみようかなと思ってます。 公開した「薫編」は、小森雅子が京都に去り、翌年の二月に森絵美と出会い、その後、彼女も日本の大学院からニューヨーク市立大学に去ってしまった後の会社員勤めの明彦のお話です。 「よこはま物語」四部作 「よこはま物語 Ⅰ、ヒメたちとのエピソード」 https://solispia.com/title/1548 「よこはま物語 Ⅱ、ヒメたちのエピソード」 https://solispia.com/title/1550 「よこはま物語 Ⅲ、ヒメたちのエピソード」未公開 「よこはま物語 壱½ Ⅰ、ヒメたちとのエピソード」 https://solispia.com/title/1590  雅子編1  清美編  加藤恵美・真理子編 「よこはま物語 壱½ Ⅱ、ヒメたちとのエピソード」本作  島津洋子・森絵美編  恭子編  恭子と絵美編  雅子編2  薫編  エピローグ、よこはま物語 完
感謝はするわ
感謝はするわ / りん
失恋をいつまでも引き摺っている私に、友人カップルが仕組んだ『お見合い』。 男を紹介してほしいとか、恋がしたいとか、思ってないし言った覚えもないんだけど。 でも私のためなのだけはわかる、から。  *表紙イラストはAI生成です。
彼女たちの屋根裏 (生活シリーズ① 新版)
彼女たちの屋根裏 (生活シリーズ① 新版) / セキ・トネリ
『彼女たちの屋根裏』。マンションの大家/響子と管理人/浩、元妻/響は町内会と店子のためにひと肌脱ぐがそれは半グレたちとの闘いの幕開けだった。 主人公:九条 響子(くじょう きょうこ) 生年月日:1985年4月29日(39歳) 星座:牡牛座 特徴:地主の長女として育ち、見た目は20代の少女のような容貌ながら強烈な個性を持つ肉食系女性。資産管理やマンション経営にはシビアな考え方を持ち、佐藤の前任者の管理人たちを次々と解雇した過去がある。マンションの自室の401・402号室は二つの住居をぶち抜いて工事した続き部屋。バツイチで長女、長男がいる。 副主人公:佐藤 浩(さとう ひろし) 生年月日:1982年5月15日(42歳) 星座:牡牛座 特徴:物事に堅実で忍耐強い性格。建築業のキャリアを経て、マンション管理人という職を選ぶ転換期を迎える。 副主人公の元妻:佐藤 響(さとう ひびき/旧姓 財部) 生年月日:1982年8月3日(42歳) 星座:獅子座 特徴:「打てば響くの財部さん」と呼ばれた大学時代からの頭の回転の速さと行動力が魅力。浩と離婚後も佐藤姓を使用し、奔放でありながら彼への愛情も感じさせる。 浩・響の長女:佐藤 詩音(さとう しおん) 生年月日:2010年9月21日(14歳、中学2年生) 星座:乙女座 特徴:思春期特有の繊細さと大人びた面を併せ持つ。母の響に似て知性派であり、物事を冷静に観察する性格。父親にも静かな信頼を寄せる。 浩・響の長男:佐藤 奏汰(さとう そうた) 生年月日:2012年2月11日(12歳、小学6年生) 星座:水瓶座 特徴:明るく社交的な性格で、無邪気さの中に芯の強さを秘める。父親に似てどこかおっとりしているが、母や姉の影響を受け賢さも垣間見せる。 響の友人:財前 早苗(ざいぜん さなえ) 生年月日:1982年9月3日(42歳) 星座:乙女座 特徴:響と同じ大学の研究室で同じく建築会社勤務。真面目でそつがなく曲がったことや不正を嫌う。困っている人を見たら放ってはおけない、正義感の強いところがある。しかし、ダメンズで出会う男性にことごとく騙される。 アイワ不動産社員:浩の不動産管理会社の親会社社員、吉村 大輔、課長代理 特徴:アイワ不動産と九条 響子共同所有のマンション『テラスコーポⅠ』のマンション組合の理事 アイワREMC社社員:浩の不動産管理会社の社員、浩の上司、遠藤 実 特徴:REMCは”Real Estate Management Company”、不動産管理会社の略。 所轄署の刑事:安納 沙織警部。響子の持ち分マンション『テラスコーポⅠ』の町内の所轄署交通課の交通捜査係。27歳だが、キャリア組ですでに警部になっている。吉崎警部補のペア。 所轄署の刑事:吉崎警部補。響子の持ち分マンション『テラスコーポⅠ』の町内の所轄署交通課の交通捜査係。32歳で、ノンキャリア組なのでまだ警部補。安納警部のペア。
北千住物語 Ⅰ、美久編(物語シリーズ①)
北千住物語 Ⅰ、美久編(物語シリーズ①) / セキ・トネリ
北千住駅周辺を巡る元ヤンとぼくがくりひろげるドタバタと半グレとの闘い、美久編 四部作構成になっています。 北千住物語 Ⅰ、美久編 ー 北千住の元ヤン大学生田中美久と兵藤武のラブストーリー 北千住物語 Ⅱ、順子編 ー 美久編の田中美久のヤンキー時代の妹分、後藤順子が合法JKを使ってP活組織を作り上げる。 北千住物語 Ⅲ、紗栄子と純子、アキラ編 ー 美久と武の周りのラブストーリー 北千住物語 Ⅳ、憑き神編 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
No cover image
シリウス38 〜地球を滅ぼす側に選ばれた高校生〜 / 橘こよみ
SF 短編小説 全4話 / 9808文字
「地球人をセンメツせよ」──その声が聞こえた瞬間、ヒロトの背中に“38”が浮かび上がった。 世界各地に現れはじめた“巨大な存在”──通称『バックナンバーズ』 彼らの背中に共通して刻まれていたのは、緑色に明滅する数字。 船を沈め、街を焼き、空を裂くその力。 その命令の出どころは──“シリウス星人の兄妹”。 人類を殲滅するために地球へやって来て、適合者に特殊能力と番号を与えた存在。 巨人化・重力操作・時間反転……付与された“力”はすべて、人類殲滅のための実験兵器だった。 ある日、高校生・白井ヒロトに「地球人をセンメツせよ」という声が聞こえてきた。背中にも、“38”の緑の数字が浮かび上がる。それは、“人類を滅ぼす側”に選ばれた証── だがヒロトは命令に逆らい、暴走する“37番”と激突する。 巨大化するたびに削れていく理性、迫り来る能力者=バックナンバーズたち。ヒロトはどう対峙するのか? そして、その背後に見え隠れするシリウス星人の真意とは──? 超絶宇宙人系能力バトル!『シリウス38』、開幕。 *なろう、カクヨム、noteでの同時連載中です。
こくら物語 Ⅰ (物語シリーズ③ 改訂版)
こくら物語 Ⅰ (物語シリーズ③ 改訂版) / セキ・トネリ
「ミキちゃん、なんなら、このファースト往復、買ってあげようか?」と提案してみる。ファーストなら一万二千円くらい、往復で二万四千円。二人で船旅も悪くないな、と少し冒険心が湧いてきた。 「おじさんはどげんするん?」とミキちゃんが聞く。 「私はゆっくりしたいから、スイートルームにするけど…」 「え~、そしたら別々の部屋やん?」と彼女が不満そうに言う。ミキちゃんは内心、「別々やなんてつまらん!おじさんと一緒がええのに」とムッとしていた。 「いや、ミキちゃん、今日会った見知らぬ男女が同じ部屋ってわけにもいかないじゃないか?別室だけど、食事とか船の中を散策するのは一緒にできるよ」と冷静に返す。私はこういう時、常識的な線引きをするタイプだ。  ママが「ミキちゃん、何ば言いよるとね?バカなこと言いなさんな」とたしなめる。彼女の声には呆れと優しさが混じっていて、私は内心、「ママ、この子を本気で心配してるんだな」と温かい気持ちになった。 「うち、おじさんとやったら、同じ部屋でもよかっちゃけどなぁ~。間違いが起こってもよかやん?うち、気にせんばい。おじさんとやったら、喜んで間違いしちゃるもん」とミキちゃんがギョッとする発言をする。彼女は目をキラキラさせて、私を試すように笑う。内心、「おじさん、びっくりしたやろ?うち、怖いもの知らずやけん!」と得意げだった。 「ミキちゃんね、キミは私のことを知らないでしょ?もしかしたら、殺人鬼かもしれないし、ど変態かもしれないんだよ?」と冗談っぽく言う。私は彼女の突飛な発想に笑いつつ、少し牽制したかった。  ミキちゃんは私の顔を覗き込んで、「おじさん、殺人鬼なん?ど変態?船の中やん。密室やん?もし殺人鬼やったとしても、今日会うたばっかりの女の子ば殺してどげんすると?船の中で逃げ場なかとよ?ど変態やって、うちかてど変態かもしれんやん?性病だって持っとるかもしれんっちゃけど?」と畳み掛ける。彼女の口調は無邪気で、内心、「おじさん、うちのこと怖がらせられんよ!負けんけん!」と挑発的だった。私は「この子、頭のネジが一本抜けてるな」と呆れつつ、どこか楽しかった。
何かが変わる、その前夜。
何かが変わる、その前夜。 / りん
マンション隣の女の子。妹みたいな、十歳も下の。 ──もう高校生になるんだ。どんどん近づいて来るんだな。  *『きょうは木曜日。』のシリーズ。六年後の元大学生視点です。  ●表紙イラストはAI生成です。
星くだきの時間
星くだきの時間 / なつのあゆみ
夜の森で“死んだ星”を集めて埋葬するのが少年・マルク。 村人たちに「不吉な存在」として避けられ、孤独に生きていた彼の前に、都会から来た明るく好奇心旺盛な少女・ミーファが現れる。 彼女のまっすぐな言葉や行動に、マルクの心は揺れ動いていく。 やがてミーファは、“死んだ星”にまだ命の光が残っていることを見抜き、それを砕いて砂時計の砂に変えるという発想で、マルクの常識を打ち砕く。 伝統と孤独に縛られていた少年は、彼女の行動を通して「変化すること」と「人と関わること」の意味を知り、星の光とともに、自分の中の何かを解き放っていく。 これは、暗闇の中で閉ざされていた心が、誰かとの出会いによって少しずつほぐれていく、“星の光で心を溶かす”ような静かで美しい成長の物語。