深雪に詠う

深雪に詠う


窓の外、積雪に詩を。




放課後に図書室で本を読むのが好きだ。
今日の天気は生憎の大雪。雪が嫌いな私は、帰り路の足元は面倒そうだ、なんて心の中で溜息を吐きながら、今日の読むテーマを決めたのでした。

雪の降る放課後の図書室で、詩が好きな二人がただ語り合うだけのお話。