ロイド・スチュワード四世

ロイド・スチュワード四世


「山田太郎!」反抗期のお嬢様は私をそうお呼びになる


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SF短編小説
身分差 近未来 万人向け ロボット AI

スチュワード・ドールであるアンドロイド執事とツンデレお嬢様の物語。

2045年よりちょっと先の未来。
お嬢様の幼い頃にやってきたアンドロイド執事『ロイド・スチュワード四世』は優秀だけどなんだかちょっと変り者。
お嬢様はそんなロイド・スチュワード四世に恋心を抱いているが……。
お嬢様の恋心が事態を思わぬ展開へ運んでいく!

1・2話はほのぼの系ラブコメ中心。
3・4話で物語の核であるロボット三原則を絡めたラストに仕上がっています。


ノベルアッププラスのロボット工学三原則短編コンテスト入賞作品です。



新着レビュー

後半での展開に胸をやられました……

キャッチコピーからジワリとした面白さを感じ取り、拝読いたしました。 お嬢様とアンドロイドとのユーモラスなやり取りに、久しぶりに小説を読んで笑いました。優秀なロイドが、どこか人間くさく抜けているところが、また可愛らしく。 そんな二人に気を取られていると、後半でのグッとくる展開にやられました。 AIと人との最大の違いは、本作のキーともなっている部分なのではないかと思っておりましたが、そう遠くない未来で本当にソレを持つAIが現れてもおかしくはない。恐怖はありますが、もしそうなった時どっちを選ぶかと言われたら、私も四世を選びたいです。 作家様の言葉選びがとても秀逸で、表現豊かな文章にも惹かれました。素敵な作品です!

貴良一葉