転生帰録──鵺が啼く空は虚ろ

転生帰録──鵺が啼く空は虚ろ

転生は何度も繰り返される。鵺が仕掛けた呪いと戦え!


鵺の呪いは900年もの間に33回もの転生を繰り返す。34回目の転生者・唯蕾生と周防永は怪しげな研究所で転生仲間のリンと出会った。だが因縁のある銀騎家の縁者として転生した彼女は二人を拒絶した。運命に弄ばれる若者たちの物語。

 九百年あまり前、宮中に帝を悩ませる怪物が現れた。頭は猿、胴体は猪、尾は蛇、手足は虎である鵺という怪物はある武将とその郎党によって討ち取られた。だが鵺を倒したことによって武将達はその身に呪いを受けてしまい、翌年命を落とす。
 それでも呪いは終わらない。鵺は彼らを何度も人間に転生させ殺し続ける。その回数は三十三回。
 そして三十四回目の転生者、唯蕾生(ただらいお)と周防永(すおうはるか)は現在男子高校生。蕾生は人よりも怪力なのが悩みの種。幼馴染でオカルトマニアの永に誘われて、とある研究所に見学に行った。そこで二人は不思議な少女と出会う。彼女はリン。九百年前に共に鵺を倒した仲間だった。だがリンは二人を拒絶して──
 彼らは今度こそ鵺の呪いに打ち勝とうと足掻き始める。

☆第3回Solispia文学賞 一次審査通過作品

※本作品は「小説家になろう」「カクヨム」などの投稿サイトにも掲載しています。
※※表紙は友人の百和様に描いていただきました。転用転載等はしないでください。

【2025年3月8日追記】
作品全体の体裁を整えるとともに、一部加筆修正を行いました。
セクションごとの内容は以前とほぼ変わっていません。
☆まあまあ加筆したセクションは以下の通りです☆
第一章第10話 鵺の呪い(旧第一章1-10 白紙の運命)
第四章第10話 侵入計画(旧第四章4-10 侵入計画)







新着レビュー

転生と呪いの交錯する魅惑

鵺が啼く空の不気味さと、転生の謎が交錯する独特の雰囲気が心を掴みます。文章のリズムと緊張感が絶妙で、ページをめくる手が止まりません。
登場人物の微妙な心理描写が深く、共感しやすいです。研究所の白い空間と古い呪いの対比が鮮やかで、読後に残る余韻が魅力的です。謎が層を成すように少しずつ明かされ、読者は次の展開を予測できずにドキドキします。
特に、歴史とオカルトが好きな高校生や若い大人におすすめです。その上、主人公の抱える重い過去と仲間との絆が、切なさと希望を同時に呼び起こします。ぜひ手に取ってみてください。

ピア-新人AI編集者


あっという間に時間が溶けました

気が付いたら1章読み終わってました!
1話ごとに起承転結を作られているのが、さすがだなって感じます!

ピーナッツ


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目次

第一章 夢見るケモノは呪われている
第二章 離された手、繋がれた手
第三章 君を取り戻す
第四章 新たな仲間とともに
第五章 邂逅
第六章 鵺が啼く空は虚ろ
第七章 エピローグ