ダンジョン禁錮刑 〜その男、懲役☓☓☓年につき刑務作業『執行』中〜

ダンジョン禁錮刑 〜その男、懲役☓☓☓年につき刑務作業『執行』中〜

「貢物は、悪ければ悪い程……上質」


ダンジョン都市【ゴ・エティア】

数多の人々が己の力を試すため、莫大な富を生む財宝を手に入れるため……様々な思いを胸に集まり、ダンジョンに挑む日々を送っている。

その都市の大きさは、最早ひとつの国と言ってもいいほど巨大だった。その為、政府は様々な混乱を避けるため『グリモワ機関』を設け、ダンジョンの管理させている。

政府から表向きに発表されているダンジョンは、初級、中級、上級の階級3種、規模別70カ所。

「〇〇のパーティーが帰ってこない」
「よくあることだろう?」
「どのダンジョンにもその記録がない」
「そんなことあり得ない」
「ても、まぁ……そいつらは――」

『グリモワ機関』のみが詳細を知っている、と……特別に管理する禁忌区画の存在が噂されるようになったのはいつ頃からだろうか……。

「クシュッ!!……ん?」

ランタンの明かりひとつ……彼はダンジョンの入口で待つ。

「いらっしゃい……俺は案内人――」

上級ダンジョンには、パーティの先頭を行き導く、専属の案内人が同行する決まりとなっている。
特に、彼のいるダンジョンは特別で、決められた厳しいルールで制限されている中で攻略を目指さなければならない。

『グリモワ機関』から招待されなければ足を踏み入れることを許されないここは、ダンジョンを出ることを許されなくなった罪人が、ダンジョン内に誘われた罪人に『執行』を下す、特別な場所だから。







彼はなぜ刑を課され、なぜ刑を執行するのか?

ダンジョンに舞い降りたひとりの少女との出会いから、案内人の生活が大きく変わっていく……少女は彼になにをもたらし、彼は少女を――。

ちょこっとスケベでコミカルな、ズボラ男の仕事人エンタメダークファンタジー……執行開始!


※作中の法律やルール等は似通うところはありますが、日本の法律の基準に沿っているものではありません。この世界の独自のものになります。
※AIは使用していません。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
※更新頻度……週1話程度予定







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