黒檀の足のコーディリア
喝采はいらない。涙も笑顔も、無くていい。
むかしの話だ――その国には、黒檀の足を持つ王子がいたという。
生まれつき歩くことの出来なかった王子は、ある年の誕生日、父から贈られた不思議な義足によって初めて大地に立った。
王子は剣を取り、戦うことを覚えた。
黒檀の足という祝福を与えてくれた、父のために。
――その義足が何で作られたのか、知らないまま。
※流血・残酷描写あり。
※この作品は、シェイクスピア「リア王」をモチーフにしています。
新着レビュー
闇と光が交差する悲劇的ファンタジー
黒檀の足がもたらす闇と光の狭間に、胸を揺さぶる余韻が漂います。義足の描写は緻密で、金属と魔法が交錯する音が読者の想像を刺激します。登場人物の苦悩と希望が交錯し、シェイクスピア的な悲劇性が現代的な語り口で鮮やかに映し出されます。雨と雷が奏でる不協和音が、物語全体に緊張感と詩的なリズムを与えてくれます。王子や障害を抱えるキャラの成長に共感する方に特におすすめです。静かな怖さの余韻を味わいたい方は、ぜひ読んでみてください。
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