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最終更新: 2026年04月24日 21時37分

こくら物語 Ⅰ (物語シリーズ③ 改訂版)
「ミキちゃん、なんなら、このファースト往復、買ってあげようか?」と提案してみる。ファーストなら一万二千円くらい、往復で二万四千円。二人で船旅も悪くないな、と少し冒険心が湧いてきた。 「おじさんはどげんするん?」とミキちゃんが聞く。 「私はゆっくりしたいから、スイートルームにするけど…」 「え~、そしたら別々の部屋やん?」と彼女が不満そうに言う。ミキちゃんは内心、「別々やなんてつまらん!おじさんと一緒がええのに」とムッとしていた。 「いや、ミキちゃん、今日会った見知らぬ男女が同じ部屋ってわけにもいかないじゃないか?別室だけど、食事とか船の中を散策するのは一緒にできるよ」と冷静に返す。私はこういう時、常識的な線引きをするタイプだ。  ママが「ミキちゃん、何ば言いよるとね?バカなこと言いなさんな」とたしなめる。彼女の声には呆れと優しさが混じっていて、私は内心、「ママ、この子を本気で心配してるんだな」と温かい気持ちになった。 「うち、おじさんとやったら、同じ部屋でもよかっちゃけどなぁ~。間違いが起こってもよかやん?うち、気にせんばい。おじさんとやったら、喜んで間違いしちゃるもん」とミキちゃんがギョッとする発言をする。彼女は目をキラキラさせて、私を試すように笑う。内心、「おじさん、びっくりしたやろ?うち、怖いもの知らずやけん!」と得意げだった。 「ミキちゃんね、キミは私のことを知らないでしょ?もしかしたら、殺人鬼かもしれないし、ど変態かもしれないんだよ?」と冗談っぽく言う。私は彼女の突飛な発想に笑いつつ、少し牽制したかった。  ミキちゃんは私の顔を覗き込んで、「おじさん、殺人鬼なん?ど変態?船の中やん。密室やん?もし殺人鬼やったとしても、今日会うたばっかりの女の子ば殺してどげんすると?船の中で逃げ場なかとよ?ど変態やって、うちかてど変態かもしれんやん?性病だって持っとるかもしれんっちゃけど?」と畳み掛ける。彼女の口調は無邪気で、内心、「おじさん、うちのこと怖がらせられんよ!負けんけん!」と挑発的だった。私は「この子、頭のネジが一本抜けてるな」と呆れつつ、どこか楽しかった。
ふなばし物語 (物語シリーズ⑤ 新版)
新しいシリーズを自分で決めたにもかかわらず、登場人物の名前が覚えられません。他の物語シリーズでは、実在の人物(?)の名前を使っていたので大丈夫だったのですが、今回は初めて全員が架空の人物です。わからん、忘れる。  それに、話が進むとさらに登場人物が増えて、最終的に数十人になって収集がつかなくなるのが、私の話の特徴です。長いし。やれやれ。  整理しておきましょう。まず、登場するのは、出身地は異なるが、同じ千葉大学教育学部を卒業し、同じ中高併設の高校に就職した男女6人の新米教師です。全員2001年生まれで、2025年現在24歳。教師歴は2年目になります。  女性の主人公:《《崎山美咲》》(さきやま みさき)。誕生日は2001年8月15日(終戦記念日。私は敗戦記念日だと思っていますけどね)、血液型はAB型。出身地は長崎県で、酔うと長崎弁が出ます。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は生物。勤務先は千葉県立船橋〇〇高等学校。ショートカットにピアスを付け、ギャル風の見た目ですが、礼儀正しく生徒に丁寧に接するギャップが魅力。元ギャルです。  男性の主人公:《《 瀬戸大翔》》(せと だいと)。誕生日は2001年1月20日、血液型はA型。出身地は神奈川県横浜市(「なぜヨコハマだけ都道府県名で言わん!」と怒られます)。酔っても標準語です。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は物理。勤務先は美咲と同じ。「生徒の世話」が趣味と自称する軽い雰囲気で、美咲に惹かれています。  美咲と大翔はお互いに好意を持っていて付き合いたいと思いつつ、それを言い出せません。美咲の性格上、すぐ大翔に突っかかります。  副主人公:《《長尾遥香》》(ながお はるか)。誕生日は2001年4月22日、血液型はAB型。出身地は長崎県で、美咲と同じ高校出身(設定矛盾修正)。酔うと長崎弁になります(「酔っても標準語」は誤りと判断)。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は数学(「物理」は誤りと判断)。勤務先は美咲と同じ。普段は柔らかい雰囲気ですが、授業ではテスト対策を緻密に計画する計算高い一面も。純粋さゆえに悪者になれない性格で、美咲を支えます。元生徒会長の「良い子ちゃん」ですが、裏では少し腹黒い一面も。  副主人公:《《川島悠馬》》(かわしま ゆうま)。誕生日は2001年6月30日、血液型はO型。出身地は埼玉県で、酔っても標準語。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は化学(「物理」は誤りと判断)。勤務先は美咲と同じ。数学教師・長尾遥香と職員室で出会い、彼女の緻密さに惹かれます。真っ直ぐで真面目な性格です。  遥香と悠馬も美咲と大翔と同じく、お互いに好意を持っていて付き合いたいと思いつつ、言い出せません。  副主人公:《《福永彩花》》(ふくなが あやか)。誕生日は2001年10月10日、血液型はO型。出身地は福岡県で、美咲と同じ九州出身。酔うと福岡弁になります。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は国語。上記4人が理系なので異色の文系。勤務先は美咲と同じ。子供時代に「綾香」と間違えられ「幽霊っぽい」と言われた経験から内向的ですが、純粋で努力家。生徒に感謝されると感動し、他人の言葉を誤解しがちですが、嫌味を気にしない幸運な性格。不思議ちゃんです。  副主人公:《《幕田悠斗》》(まくた ゆうと)。誕生日は2001年11月5日、血液型はB型。出身地は地元千葉県で、酔っても標準語。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は社会歴史。彩花と同じ文系で、勤務先は美咲と同じ。寡黙で感情表現が乏しく、生徒の名前を覚えるのが苦手。歴史部顧問で、船橋の歴史を熱く語ります。野球好きで、高校時代はキャッチャー。国語教師・福永彩花と図書室で資料整理中に仲良くなり、彼女の純粋さに惹かれます。熱血な平成野郎です。  彩花と悠斗も美咲と大翔と同じく、お互いに好意を持っていて付き合いたいと思いつつ、言い出せません。  やった!普段の私と違って、ラブコメらしいまともな人物設定ができました!  さて、JR船橋駅近くの居酒屋で、三学期の期末試験が終了。崎山美咲、長尾遥香、瀬戸大翔、川島悠馬がつまみを食べつつ酒を飲んで試験終了の打ち上げをしています。長尾遥香が「生徒の恋愛レス、恋愛意識希薄」について愚痴をこぼし、それをきっかけに、現在の高校生の意識と自分たちの高校時代を語り合う4人。途中で、瀬戸大翔と川島悠馬が崎山美咲と長尾遥香の長崎弁に突っ込み、長尾遥香が地方の誇りを主張。さらに、瀬戸大翔が方言の魅力を語り、崎山美咲が瀬戸大翔に迫る場面を展開します。
No cover image
瑠菜たちの過去について語られなかった部分を ゆる〜く書いていきます( * ॑꒳ ॑*)
転生したら勇者だった話
第一部【推しに監禁された件】 日本の大人気アイドル「神崎ユイ」彼女は美しく、優しくてダンスも上手。しかし1つ欠点が……それは、1人のファンを愛しているということ……その幸せな男の名は「新城シン」彼はユイのファンである。 気が付くと知らない家にいたシンはそこで、一人の女性と対面する――の人こそが神崎ユイ。 そこで説明されたのは自分が監禁されたということ、逃げれば追われるということを――――。 この2人の「アイドル(ヤンデレ)xファン(普通)」の禁断の恋が今ここに! 第二部【アイテムボックス(レベル神)は二つの世界を繋げる□】 太っていて醜いと差別される主人公「霧隠優也」はイジメで自暴自棄になっていたところ 「世界の橋」である「アイテムボックス」の5代目継承者になり、様々な力を得る。 故人である祖父が名前に込めた意味「霧が人を選ぶように誰でも助けるのではなく大切な人を優しく守れ」を信条に大切な人達を守るために「何か」と戦う。 第三部【白雪姫を助けたらいつの間にか逃げられなくなっていた件】 これは、ありきたりでつまらないお話。細く弱い糸の奇跡。 その可能性は誰にもあった。ただ、それを偶然掴んだ少年少女の物語。 音花新(おとはなあらた)は平凡な日常を過ごしていた。 白雪六花(しらゆきりっか)は孤独な寂しさを感じていた。 ―――――――――――――二人が出会うあの日までは。 下校中に起こった事故から始まったお隣付き合い。 はじめはお礼以外の感情が無かった六花にも、少しずつ好意が芽生えていった。 そんな状況に戸惑う新だったが、いつの間にか逃げられない状況になっていたことに気付く。 そして、自分から逃げる意思がなくなっていたことも。 自分が蒔いた種を育ていった先には、いったい何が。 ここから始まるのは、甘くもじれったい、そんな話。 そして世界は、一つではない。物語はオトハナ・アラタ、シラユキ・リッカ、リーリルの三人の因果によって加速する。 いきなり転送された結果、異世界生活が始まった。 そこで音花新に与えられた理不尽の恩恵は〝タイムスキップ〟。 死ぬことで時間を飛ばす能力。飛んだ先の時間では傷が全快する。第一契約によって得られたそれは、前例のない異例の力。 異世界では、再会があった。彼に求められた選択は、姫の愛を受け入れること。 しかし彼は、〝彼女〟との生活を望んだ。絶対に帰る。彼女の手作りご飯を食いたい。ただ、それだけを求めて。 ―――俺は、アイツの元に帰る………たとえ大切な人に殺されても………死んでも帰る! 第四部【ニューワールド・ファンタズム】 とある日、もう一つの世界が生まれた。 数と言語で創られた世界には人と特別な二万人が暮らしていた。 これは、その内部で英雄王と呼ばれたギルガメッシュが死んで約2000年後、冒険者として一歩を踏み出した少年【アルタイル】の物語。 彼は以後人生を共にする少女【アリス】と出会い、成長していく。 無限の希望と剣を持つ英雄の少年は、数の世界を解放する――――! これは、《黒き剣士》の物語。 第五部【真章・転生したら勇者だった話】 徐々に公開していきます。気長にお待ちください。
トモダチ、以上?
好きだった。  ……向こうも好きでいてくれると思ってた。  全部が崩れたとき、救いの手を差し伸べてくれた、トモダチ。  *前日譚『トモダチ、以前』が大雅視点のお話です。  ●表紙イラストはあニキさんに描いていただきました~
異世界で紡がれるアラフォー女性の復讐譚
慈悲深いカフェオーナーとしての昼の顔と血に飢えたモンスターとしての夜の顔。さまざまな復讐心が真っ赤に燃え盛る不条理な街で、二つの顔の間で葛藤するエマの新たな復讐劇が今、幕を開けるー!
Purifine/ピュリファイン
先日、父が死んだ。 向こう側、異世界からやってきた住人ビヨンドにより住む場所は汚染され病気を患ってしまったんだ。 それでも俺は何も出来なかった。 共存できない者同士の終わりなき争いを側から見ている事しか。
吸血姫の緋唇〜氷の皇子と紡ぐ異種族恋愛譚〜
血を糧として生きる人族吸血種。彼らが暮らすブラッドナイト王国の第三王女、フェリシアは突如として常春の国と名高いネモ帝国への留学を女王たる母から命じられた。 本来は第二王子の兄が向かうはずだったそこへ、フェリシアは拒否権なく向かうこととなったのだ。 そんな彼女の前に現れたのは、氷の皇子と名高いネモ帝国皇太子。だが、その呼び名とは異なり初対面のフェリシアへも常春のような笑みと態度で接してくれる人物で──。 周囲には冷たく、フェリシアにだけ甘い氷の皇子×ちょっと天然で呑気な吸血種のお姫さま! 小説家になろう様、カクヨム様で先行投稿しております。
【百合】二人の旅、死への旅
凪沙(なぎさ)と愛玲奈(あれな)は二人でヒッチハイクの旅を続けていた。愛玲奈が「私、死ぬなら函館がいいな」と呟いたのを聞いた凪沙は、愛玲奈の手を引いてこの村から逃げ出したのだ。 そこで出会う人々はみな死の翳(かげ)を身に纏(まと)っていて…… カクヨムにも掲載。全21話。完結済み。
いじめっ子抹殺魔法
私は昔から勉強が得意だった。 大切な彼氏の沙良木も勉強が得意だけど、生まれつきの顔の傷が原因でいじめられ、自分の価値を低く見るようになった。 だから進学すればいじめはなくなると信じ、二人で県内一の進学校を目指していたのに、試験当日に高熱を出して私だけ落ちてしまう。 仕方なく入学した高校は勉強に関心がない人ばかり。その上派手な女子グループに目をつけられ陰湿ないじめを受けるように。 担任は役に立たない、友達は信頼できない、親にも言えないし、沙良木には心配させたくないから絶対に言えない。 誰にも言えず息苦しい日々を過ごしていると、ある夜、夢の中に謎の男が現れて頼み事をされる。 それは。 学校に潜む魔物を滅ぼしてほしい。 魔物退治のために君は学校の中でだけ魔法を使えるようになり、また学校の中なら何を殺しても証拠は残らない。 魔物を滅ぼせば願いを一つ叶えよう。 私はいじめっ子たちを殺して平和な学校生活を送るため、そして沙良木の顔の傷を消すために魔物退治を始めた……。 ノベルアップ、野いちごでも掲載しています。
恋する気持ちとよつばのクローバー🍀*゜
ずっとお互いに好きなんだけど 伝えられない。 そんな中、花言葉が『幸運』である よつばのクローバーがふたりの恋を応援? してくれて――。 両片想い幼なじみの ピュアラブストーリー!
No cover image
君の周りにある気づかれないような小さな怪談
転生令嬢、淑女の嗜みよりも筋肉と剣を極めます 〜チートレベルアップで最強貴族令嬢になった件〜
『──剣を握る者が、王妃として相応しいとは思えない』 その一言から私の貴族令嬢としての身分は終わりを告げた。 前世では平凡なOLだった私は、異世界の公爵令嬢リリアナ・フォン・エルフェルトとして転生した。 優雅なティータイムに華やかな社交界──そんな優雅な令嬢ライフを夢見ていたのに……なぜか私のスキルは戦闘特化ばかり!? 「獲得スキル:【剣聖】【武神】【超回復】……って、なんでこうなるのよ!」 しかも、転生特典のチート能力は『経験値10倍のレベルアップ』というもの。 おかげで、ちょっと剣を振っただけで【剣聖】の称号を得てしまった! 魔法の才能もなぜか規格外で、気づけば王国随一の剣士すら超える強さに……。 「リリアナ様、ぜひ王国騎士団に──」 「ごめんなさい、私はただ普通の淑女になりたいの!」 婚約者の王太子には「貴族令嬢らしくない」と婚約破棄されるし、貴族社会では浮きまくり。 でも、貴族令嬢としてのしきたりなんてどうでもいい! こうなったら、私の力を存分に活かして自由に生きてやる!
【BL】異世界転移なんてしたくないのにくしゃみが止まらないっ! Meets03 小悪魔プリンス
くしゃみ転移シリーズ第三弾です!  くしゃみをするたびに異世界の各地に転移させられるミチルが、様々なイケメンと絆を紡ぐコメディです!  さえない男子高校生の坂之下ミチルは卒業式を終えたばかり。キャンパスライフを夢見て美容院へ出かける途中、大量の鳥の羽に囲まれた。思わずくしゃみをしてしまったミチルは突然異世界に飛ばされてしまった。  カエルラ=プルーマという異世界に転移させられたミチルは、3回目のくしゃみでアニーとともに転移し、ジェイと再会した。三人でルブルムへと向かう道中、ミチルはジェイとアニーがミチルの体臭について論議するのに耐えられず、逃げ出した森の中で中途半端なくしゃみをしてしまう。ミチルはどこに飛ばされるのか── 【登場予定のイケメン達】 ◎第3のイケメン 小悪魔プリンス←この攻めが出ます!! (前シリーズに登場) ◎第1のイケメン ぽんこつナイト ジェイ・アルバトロス(22) ◎第2のイケメン ホスト系アサシン アニー・ククルス(26) (↓後続シリーズに登場予定) ◎第4のイケメン 毒舌師範 ◎第5のイケメン 優しいバーサーカー ◎第6のイケメン ??? 【前シリーズはこちらの副題で掲載しています。上から順に読んでね♡】 ◎Meets01 ぽんこつナイト ◎Meets02 ホスト系アサシン ◎Interlude01 ぽんこつナイトVSホストアサシン ※表紙は友人の百和様に描いていただきました。転用転載等はしないでください。 ※※本作は「小説家になろう」「エブリスタ」などにも投稿しています。
こくら物語 Ⅰ (物語シリーズ③ 改訂版)
こくら物語 Ⅰ (物語シリーズ③ 改訂版) / ⚓フランク ✥ ロイド⚓
「ミキちゃん、なんなら、このファースト往復、買ってあげようか?」と提案してみる。ファーストなら一万二千円くらい、往復で二万四千円。二人で船旅も悪くないな、と少し冒険心が湧いてきた。 「おじさんはどげんするん?」とミキちゃんが聞く。 「私はゆっくりしたいから、スイートルームにするけど…」 「え~、そしたら別々の部屋やん?」と彼女が不満そうに言う。ミキちゃんは内心、「別々やなんてつまらん!おじさんと一緒がええのに」とムッとしていた。 「いや、ミキちゃん、今日会った見知らぬ男女が同じ部屋ってわけにもいかないじゃないか?別室だけど、食事とか船の中を散策するのは一緒にできるよ」と冷静に返す。私はこういう時、常識的な線引きをするタイプだ。  ママが「ミキちゃん、何ば言いよるとね?バカなこと言いなさんな」とたしなめる。彼女の声には呆れと優しさが混じっていて、私は内心、「ママ、この子を本気で心配してるんだな」と温かい気持ちになった。 「うち、おじさんとやったら、同じ部屋でもよかっちゃけどなぁ~。間違いが起こってもよかやん?うち、気にせんばい。おじさんとやったら、喜んで間違いしちゃるもん」とミキちゃんがギョッとする発言をする。彼女は目をキラキラさせて、私を試すように笑う。内心、「おじさん、びっくりしたやろ?うち、怖いもの知らずやけん!」と得意げだった。 「ミキちゃんね、キミは私のことを知らないでしょ?もしかしたら、殺人鬼かもしれないし、ど変態かもしれないんだよ?」と冗談っぽく言う。私は彼女の突飛な発想に笑いつつ、少し牽制したかった。  ミキちゃんは私の顔を覗き込んで、「おじさん、殺人鬼なん?ど変態?船の中やん。密室やん?もし殺人鬼やったとしても、今日会うたばっかりの女の子ば殺してどげんすると?船の中で逃げ場なかとよ?ど変態やって、うちかてど変態かもしれんやん?性病だって持っとるかもしれんっちゃけど?」と畳み掛ける。彼女の口調は無邪気で、内心、「おじさん、うちのこと怖がらせられんよ!負けんけん!」と挑発的だった。私は「この子、頭のネジが一本抜けてるな」と呆れつつ、どこか楽しかった。
ふなばし物語 (物語シリーズ⑤ 新版)
ふなばし物語 (物語シリーズ⑤ 新版) / ⚓フランク ✥ ロイド⚓
新しいシリーズを自分で決めたにもかかわらず、登場人物の名前が覚えられません。他の物語シリーズでは、実在の人物(?)の名前を使っていたので大丈夫だったのですが、今回は初めて全員が架空の人物です。わからん、忘れる。  それに、話が進むとさらに登場人物が増えて、最終的に数十人になって収集がつかなくなるのが、私の話の特徴です。長いし。やれやれ。  整理しておきましょう。まず、登場するのは、出身地は異なるが、同じ千葉大学教育学部を卒業し、同じ中高併設の高校に就職した男女6人の新米教師です。全員2001年生まれで、2025年現在24歳。教師歴は2年目になります。  女性の主人公:《《崎山美咲》》(さきやま みさき)。誕生日は2001年8月15日(終戦記念日。私は敗戦記念日だと思っていますけどね)、血液型はAB型。出身地は長崎県で、酔うと長崎弁が出ます。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は生物。勤務先は千葉県立船橋〇〇高等学校。ショートカットにピアスを付け、ギャル風の見た目ですが、礼儀正しく生徒に丁寧に接するギャップが魅力。元ギャルです。  男性の主人公:《《 瀬戸大翔》》(せと だいと)。誕生日は2001年1月20日、血液型はA型。出身地は神奈川県横浜市(「なぜヨコハマだけ都道府県名で言わん!」と怒られます)。酔っても標準語です。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は物理。勤務先は美咲と同じ。「生徒の世話」が趣味と自称する軽い雰囲気で、美咲に惹かれています。  美咲と大翔はお互いに好意を持っていて付き合いたいと思いつつ、それを言い出せません。美咲の性格上、すぐ大翔に突っかかります。  副主人公:《《長尾遥香》》(ながお はるか)。誕生日は2001年4月22日、血液型はAB型。出身地は長崎県で、美咲と同じ高校出身(設定矛盾修正)。酔うと長崎弁になります(「酔っても標準語」は誤りと判断)。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は数学(「物理」は誤りと判断)。勤務先は美咲と同じ。普段は柔らかい雰囲気ですが、授業ではテスト対策を緻密に計画する計算高い一面も。純粋さゆえに悪者になれない性格で、美咲を支えます。元生徒会長の「良い子ちゃん」ですが、裏では少し腹黒い一面も。  副主人公:《《川島悠馬》》(かわしま ゆうま)。誕生日は2001年6月30日、血液型はO型。出身地は埼玉県で、酔っても標準語。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は化学(「物理」は誤りと判断)。勤務先は美咲と同じ。数学教師・長尾遥香と職員室で出会い、彼女の緻密さに惹かれます。真っ直ぐで真面目な性格です。  遥香と悠馬も美咲と大翔と同じく、お互いに好意を持っていて付き合いたいと思いつつ、言い出せません。  副主人公:《《福永彩花》》(ふくなが あやか)。誕生日は2001年10月10日、血液型はO型。出身地は福岡県で、美咲と同じ九州出身。酔うと福岡弁になります。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は国語。上記4人が理系なので異色の文系。勤務先は美咲と同じ。子供時代に「綾香」と間違えられ「幽霊っぽい」と言われた経験から内向的ですが、純粋で努力家。生徒に感謝されると感動し、他人の言葉を誤解しがちですが、嫌味を気にしない幸運な性格。不思議ちゃんです。  副主人公:《《幕田悠斗》》(まくた ゆうと)。誕生日は2001年11月5日、血液型はB型。出身地は地元千葉県で、酔っても標準語。千葉大学教育学部卒で、高校の指導科目は社会歴史。彩花と同じ文系で、勤務先は美咲と同じ。寡黙で感情表現が乏しく、生徒の名前を覚えるのが苦手。歴史部顧問で、船橋の歴史を熱く語ります。野球好きで、高校時代はキャッチャー。国語教師・福永彩花と図書室で資料整理中に仲良くなり、彼女の純粋さに惹かれます。熱血な平成野郎です。  彩花と悠斗も美咲と大翔と同じく、お互いに好意を持っていて付き合いたいと思いつつ、言い出せません。  やった!普段の私と違って、ラブコメらしいまともな人物設定ができました!  さて、JR船橋駅近くの居酒屋で、三学期の期末試験が終了。崎山美咲、長尾遥香、瀬戸大翔、川島悠馬がつまみを食べつつ酒を飲んで試験終了の打ち上げをしています。長尾遥香が「生徒の恋愛レス、恋愛意識希薄」について愚痴をこぼし、それをきっかけに、現在の高校生の意識と自分たちの高校時代を語り合う4人。途中で、瀬戸大翔と川島悠馬が崎山美咲と長尾遥香の長崎弁に突っ込み、長尾遥香が地方の誇りを主張。さらに、瀬戸大翔が方言の魅力を語り、崎山美咲が瀬戸大翔に迫る場面を展開します。
No cover image
瑠菜の生活日記 番外編 / 黒岩 姫
瑠菜たちの過去について語られなかった部分を ゆる〜く書いていきます( * ॑꒳ ॑*)
転生したら勇者だった話
転生したら勇者だった話 / 乙川せつ
第一部【推しに監禁された件】 日本の大人気アイドル「神崎ユイ」彼女は美しく、優しくてダンスも上手。しかし1つ欠点が……それは、1人のファンを愛しているということ……その幸せな男の名は「新城シン」彼はユイのファンである。 気が付くと知らない家にいたシンはそこで、一人の女性と対面する――の人こそが神崎ユイ。 そこで説明されたのは自分が監禁されたということ、逃げれば追われるということを――――。 この2人の「アイドル(ヤンデレ)xファン(普通)」の禁断の恋が今ここに! 第二部【アイテムボックス(レベル神)は二つの世界を繋げる□】 太っていて醜いと差別される主人公「霧隠優也」はイジメで自暴自棄になっていたところ 「世界の橋」である「アイテムボックス」の5代目継承者になり、様々な力を得る。 故人である祖父が名前に込めた意味「霧が人を選ぶように誰でも助けるのではなく大切な人を優しく守れ」を信条に大切な人達を守るために「何か」と戦う。 第三部【白雪姫を助けたらいつの間にか逃げられなくなっていた件】 これは、ありきたりでつまらないお話。細く弱い糸の奇跡。 その可能性は誰にもあった。ただ、それを偶然掴んだ少年少女の物語。 音花新(おとはなあらた)は平凡な日常を過ごしていた。 白雪六花(しらゆきりっか)は孤独な寂しさを感じていた。 ―――――――――――――二人が出会うあの日までは。 下校中に起こった事故から始まったお隣付き合い。 はじめはお礼以外の感情が無かった六花にも、少しずつ好意が芽生えていった。 そんな状況に戸惑う新だったが、いつの間にか逃げられない状況になっていたことに気付く。 そして、自分から逃げる意思がなくなっていたことも。 自分が蒔いた種を育ていった先には、いったい何が。 ここから始まるのは、甘くもじれったい、そんな話。 そして世界は、一つではない。物語はオトハナ・アラタ、シラユキ・リッカ、リーリルの三人の因果によって加速する。 いきなり転送された結果、異世界生活が始まった。 そこで音花新に与えられた理不尽の恩恵は〝タイムスキップ〟。 死ぬことで時間を飛ばす能力。飛んだ先の時間では傷が全快する。第一契約によって得られたそれは、前例のない異例の力。 異世界では、再会があった。彼に求められた選択は、姫の愛を受け入れること。 しかし彼は、〝彼女〟との生活を望んだ。絶対に帰る。彼女の手作りご飯を食いたい。ただ、それだけを求めて。 ―――俺は、アイツの元に帰る………たとえ大切な人に殺されても………死んでも帰る! 第四部【ニューワールド・ファンタズム】 とある日、もう一つの世界が生まれた。 数と言語で創られた世界には人と特別な二万人が暮らしていた。 これは、その内部で英雄王と呼ばれたギルガメッシュが死んで約2000年後、冒険者として一歩を踏み出した少年【アルタイル】の物語。 彼は以後人生を共にする少女【アリス】と出会い、成長していく。 無限の希望と剣を持つ英雄の少年は、数の世界を解放する――――! これは、《黒き剣士》の物語。 第五部【真章・転生したら勇者だった話】 徐々に公開していきます。気長にお待ちください。
トモダチ、以上?
トモダチ、以上? / りん
好きだった。  ……向こうも好きでいてくれると思ってた。  全部が崩れたとき、救いの手を差し伸べてくれた、トモダチ。  *前日譚『トモダチ、以前』が大雅視点のお話です。  ●表紙イラストはあニキさんに描いていただきました~
異世界で紡がれるアラフォー女性の復讐譚
異世界で紡がれるアラフォー女性の復讐譚 / ゆみりん
慈悲深いカフェオーナーとしての昼の顔と血に飢えたモンスターとしての夜の顔。さまざまな復讐心が真っ赤に燃え盛る不条理な街で、二つの顔の間で葛藤するエマの新たな復讐劇が今、幕を開けるー!
Purifine/ピュリファイン
Purifine/ピュリファイン / 甲斐てつろう
先日、父が死んだ。 向こう側、異世界からやってきた住人ビヨンドにより住む場所は汚染され病気を患ってしまったんだ。 それでも俺は何も出来なかった。 共存できない者同士の終わりなき争いを側から見ている事しか。
吸血姫の緋唇〜氷の皇子と紡ぐ異種族恋愛譚〜
吸血姫の緋唇〜氷の皇子と紡ぐ異種族恋愛譚〜 / 白瀬 いお
血を糧として生きる人族吸血種。彼らが暮らすブラッドナイト王国の第三王女、フェリシアは突如として常春の国と名高いネモ帝国への留学を女王たる母から命じられた。 本来は第二王子の兄が向かうはずだったそこへ、フェリシアは拒否権なく向かうこととなったのだ。 そんな彼女の前に現れたのは、氷の皇子と名高いネモ帝国皇太子。だが、その呼び名とは異なり初対面のフェリシアへも常春のような笑みと態度で接してくれる人物で──。 周囲には冷たく、フェリシアにだけ甘い氷の皇子×ちょっと天然で呑気な吸血種のお姫さま! 小説家になろう様、カクヨム様で先行投稿しております。
【百合】二人の旅、死への旅
【百合】二人の旅、死への旅 / 永倉 圭夏
凪沙(なぎさ)と愛玲奈(あれな)は二人でヒッチハイクの旅を続けていた。愛玲奈が「私、死ぬなら函館がいいな」と呟いたのを聞いた凪沙は、愛玲奈の手を引いてこの村から逃げ出したのだ。 そこで出会う人々はみな死の翳(かげ)を身に纏(まと)っていて…… カクヨムにも掲載。全21話。完結済み。
いじめっ子抹殺魔法
いじめっ子抹殺魔法 / 田崎羽強
私は昔から勉強が得意だった。 大切な彼氏の沙良木も勉強が得意だけど、生まれつきの顔の傷が原因でいじめられ、自分の価値を低く見るようになった。 だから進学すればいじめはなくなると信じ、二人で県内一の進学校を目指していたのに、試験当日に高熱を出して私だけ落ちてしまう。 仕方なく入学した高校は勉強に関心がない人ばかり。その上派手な女子グループに目をつけられ陰湿ないじめを受けるように。 担任は役に立たない、友達は信頼できない、親にも言えないし、沙良木には心配させたくないから絶対に言えない。 誰にも言えず息苦しい日々を過ごしていると、ある夜、夢の中に謎の男が現れて頼み事をされる。 それは。 学校に潜む魔物を滅ぼしてほしい。 魔物退治のために君は学校の中でだけ魔法を使えるようになり、また学校の中なら何を殺しても証拠は残らない。 魔物を滅ぼせば願いを一つ叶えよう。 私はいじめっ子たちを殺して平和な学校生活を送るため、そして沙良木の顔の傷を消すために魔物退治を始めた……。 ノベルアップ、野いちごでも掲載しています。
恋する気持ちとよつばのクローバー🍀*゜
恋する気持ちとよつばのクローバー🍀*゜ / 立坂雪花
ずっとお互いに好きなんだけど 伝えられない。 そんな中、花言葉が『幸運』である よつばのクローバーがふたりの恋を応援? してくれて――。 両片想い幼なじみの ピュアラブストーリー!
No cover image
小さな怪談 / 花音
ホラー 短編小説 全2話 / 680文字
君の周りにある気づかれないような小さな怪談
転生令嬢、淑女の嗜みよりも筋肉と剣を極めます 〜チートレベルアップで最強貴族令嬢になった件〜
転生令嬢、淑女の嗜みよりも筋肉と剣を極めます 〜チートレベルアップで最強貴族令嬢になった件〜 / 水無月いい人
『──剣を握る者が、王妃として相応しいとは思えない』 その一言から私の貴族令嬢としての身分は終わりを告げた。 前世では平凡なOLだった私は、異世界の公爵令嬢リリアナ・フォン・エルフェルトとして転生した。 優雅なティータイムに華やかな社交界──そんな優雅な令嬢ライフを夢見ていたのに……なぜか私のスキルは戦闘特化ばかり!? 「獲得スキル:【剣聖】【武神】【超回復】……って、なんでこうなるのよ!」 しかも、転生特典のチート能力は『経験値10倍のレベルアップ』というもの。 おかげで、ちょっと剣を振っただけで【剣聖】の称号を得てしまった! 魔法の才能もなぜか規格外で、気づけば王国随一の剣士すら超える強さに……。 「リリアナ様、ぜひ王国騎士団に──」 「ごめんなさい、私はただ普通の淑女になりたいの!」 婚約者の王太子には「貴族令嬢らしくない」と婚約破棄されるし、貴族社会では浮きまくり。 でも、貴族令嬢としてのしきたりなんてどうでもいい! こうなったら、私の力を存分に活かして自由に生きてやる!
【BL】異世界転移なんてしたくないのにくしゃみが止まらないっ! Meets03 小悪魔プリンス
【BL】異世界転移なんてしたくないのにくしゃみが止まらないっ! Meets03 小悪魔プリンス / 城山リツ
くしゃみ転移シリーズ第三弾です!  くしゃみをするたびに異世界の各地に転移させられるミチルが、様々なイケメンと絆を紡ぐコメディです!  さえない男子高校生の坂之下ミチルは卒業式を終えたばかり。キャンパスライフを夢見て美容院へ出かける途中、大量の鳥の羽に囲まれた。思わずくしゃみをしてしまったミチルは突然異世界に飛ばされてしまった。  カエルラ=プルーマという異世界に転移させられたミチルは、3回目のくしゃみでアニーとともに転移し、ジェイと再会した。三人でルブルムへと向かう道中、ミチルはジェイとアニーがミチルの体臭について論議するのに耐えられず、逃げ出した森の中で中途半端なくしゃみをしてしまう。ミチルはどこに飛ばされるのか── 【登場予定のイケメン達】 ◎第3のイケメン 小悪魔プリンス←この攻めが出ます!! (前シリーズに登場) ◎第1のイケメン ぽんこつナイト ジェイ・アルバトロス(22) ◎第2のイケメン ホスト系アサシン アニー・ククルス(26) (↓後続シリーズに登場予定) ◎第4のイケメン 毒舌師範 ◎第5のイケメン 優しいバーサーカー ◎第6のイケメン ??? 【前シリーズはこちらの副題で掲載しています。上から順に読んでね♡】 ◎Meets01 ぽんこつナイト ◎Meets02 ホスト系アサシン ◎Interlude01 ぽんこつナイトVSホストアサシン ※表紙は友人の百和様に描いていただきました。転用転載等はしないでください。 ※※本作は「小説家になろう」「エブリスタ」などにも投稿しています。