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商談66 GT三昧!!

ー/ー



「えっ、GT!?」
 俺は驚きのあまり目が点になっていた。あれほど死闘を繰り広げたGTが、突如目の前に現れたのだから無理もないだろう。
「Now、仕入れたばかりやねん! これはArmが鳴るわぁ!!」
 GTを眼前にしたジョンは昂るあまり、叩きつけるようにそいつをまな板の上に置いた。その音と言ったらもう、魚とは思えないように轟いている。
「GTはん。その命、ありがたく頂戴します。Thanks a lot!」
 ジョンはGTに合掌。これが彼なりの魚への礼儀らしい。一礼を終えた彼はいよいよGTに刃を入れた。
 その入れ方はまるで豆腐のように滑らかで、俺は思わず魅入ってしまった。やっぱり、板前さんの捌きを見ていると鮮やかで惚れ惚れしてしまう。
 普段の癖の強さはどこへやら、ジョンの捌く様子は真剣そのもの。匠の技というのはやはり人を魅了してやまない。
 俺が魅入っているうちにGTはいつの間にかお造りになっていた。鮮やかさでなく手際の良さも匠の技と言えよう。
「いっちょ上がり! 旦那、Hurry up!」
 GTを捌き終えたジョンは、俺に味わってみろと言わんばかりに催促する。ならば見せてやろう、実食の匠の技を!! 俺はお言葉に甘えて刺身の一切れを頂戴することにした。
「......!!」
 なんてことだ。お造りにされてもなおGTは俺の口内で暴れ回っているじゃないか! 透き通った白身に似合わず脂が乗っていて自己主張が激しい。これは米がなければ、俺の口内がGTに制圧されてしまう!!
「旦那、Riceやろぉ?」
 ジョン、その対応は憎い!! やっぱり板前さんは分かってるなぁ!! 俺はすかさず米を掻き込んだ。
「んまぁい!!」
 米の甘さがGTの脂に調和する。両者は手を取り合ってかっぽれを踊っている。これはまさに喜びの舞だ!
「旦那、Next!」
 お造りの旨さに酔いしれていた俺に、ジョンは更なる料理を差し出してきた。それはなんと、GTのタタキだった。炙られたGTの身が香味を醸し、俺を誘惑してくる。これは喰わねばなるまい!!
 タタキを口にした俺に衝撃走る!! 脂が抜けて引き締まったGTは俺にあの激闘を懐古させた。そうだ、ここで喰わねば男が廃る!! 俺は再び米を掻き込んだ。
「旦那、Next!」
 ジョンは次々に料理を繰り出してくる。おい、そこにアラ汁はずるくないか!? 何だか俺はジョンに踊らされているような気がしてきた。けど、敢えて踊らされるのもまた一興。踊らにゃ損ってもんだ!
 あらゆる柵を取り払い、日本が進むべき未来像を映し出す国。その名は豊臣皇国。


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「えっ、GT!?」
 俺は驚きのあまり目が点になっていた。あれほど死闘を繰り広げたGTが、突如目の前に現れたのだから無理もないだろう。
「Now、仕入れたばかりやねん! これはArmが鳴るわぁ!!」
 GTを眼前にしたジョンは昂るあまり、叩きつけるようにそいつをまな板の上に置いた。その音と言ったらもう、魚とは思えないように轟いている。
「GTはん。その命、ありがたく頂戴します。Thanks a lot!」
 ジョンはGTに合掌。これが彼なりの魚への礼儀らしい。一礼を終えた彼はいよいよGTに刃を入れた。
 その入れ方はまるで豆腐のように滑らかで、俺は思わず魅入ってしまった。やっぱり、板前さんの捌きを見ていると鮮やかで惚れ惚れしてしまう。
 普段の癖の強さはどこへやら、ジョンの捌く様子は真剣そのもの。匠の技というのはやはり人を魅了してやまない。
 俺が魅入っているうちにGTはいつの間にかお造りになっていた。鮮やかさでなく手際の良さも匠の技と言えよう。
「いっちょ上がり! 旦那、Hurry up!」
 GTを捌き終えたジョンは、俺に味わってみろと言わんばかりに催促する。ならば見せてやろう、実食の匠の技を!! 俺はお言葉に甘えて刺身の一切れを頂戴することにした。
「......!!」
 なんてことだ。お造りにされてもなおGTは俺の口内で暴れ回っているじゃないか! 透き通った白身に似合わず脂が乗っていて自己主張が激しい。これは米がなければ、俺の口内がGTに制圧されてしまう!!
「旦那、Riceやろぉ?」
 ジョン、その対応は憎い!! やっぱり板前さんは分かってるなぁ!! 俺はすかさず米を掻き込んだ。
「んまぁい!!」
 米の甘さがGTの脂に調和する。両者は手を取り合ってかっぽれを踊っている。これはまさに喜びの舞だ!
「旦那、Next!」
 お造りの旨さに酔いしれていた俺に、ジョンは更なる料理を差し出してきた。それはなんと、GTのタタキだった。炙られたGTの身が香味を醸し、俺を誘惑してくる。これは喰わねばなるまい!!
 タタキを口にした俺に衝撃走る!! 脂が抜けて引き締まったGTは俺にあの激闘を懐古させた。そうだ、ここで喰わねば男が廃る!! 俺は再び米を掻き込んだ。
「旦那、Next!」
 ジョンは次々に料理を繰り出してくる。おい、そこにアラ汁はずるくないか!? 何だか俺はジョンに踊らされているような気がしてきた。けど、敢えて踊らされるのもまた一興。踊らにゃ損ってもんだ!
 あらゆる柵を取り払い、日本が進むべき未来像を映し出す国。その名は豊臣皇国。