第15話 男の前で茶色い食べ物はダメっちゃ!常識やろ!
ー/ー
ソファーで私がモジモジしとったら、ミキちゃんが「ママ、おトイレ借りたかったんやなかったっけ?」ち言うてきた。あんたから言わんでよかっちゃ!…って、自分で言いそびれたんやけど。小娘、遠慮ちゅうもんがなかね。そりゃ、フェリーの部屋で二人でやっとったっちゃけん、遠慮も船の外に投げ捨てたんやろうけど。
「あ!そやった。宮部さん、おトイレ借りてもよかですか?」
「ママ、忘れとる!宮部さんやなかよ、明彦ち呼ぶんよ」こ、小娘!
「ああ、そうですね。私も『ママ』って呼ぶのは変だ。『直美』と呼んでいいかな?」ち彼が言う。こ、こいつら、もう息ピッタリやん!
「う、うん、よかよ。じゃ、私も…えーっと、明彦、おトイレ…」
「そこのクローゼットの正面のドアです」
私はハンドバッグ持ってトイレに行った。いない間にミキちゃん、変なこと言わんやろうか?気になるけど、サッと出るんも変やし…パンツ下ろして便座に座った。あそこを点検。わぁ~、盛大に濡れとるやん!おしっこして、ウォシュレットをビデモードにして洗浄。した。あ!水圧がキツか!水勢が「強」になっとるやん!アン!
前にバーのお客さんが言いよったなぁ。衛生陶器の会社の人。
ウォシュレットは元々アメリカの会社が医療用洗浄便座として輸入販売しとったんやって。痔の患者用に開発されたらしか。でも、日本人の体に合わんで、評判がよくなかった。温度ムラがあって、ノズルのせいで水の方向もバラバラやったらしか。それで、自社開発を始めたっち。お尻の穴の位置を便器に針金張って、開発メンバーの穴の位置をマーキングしたっち。…具体的にどうやったんやろ?わ、わからんわ。
お尻の穴は男性社員も調査できるけど、女性のアソコは女性社員にやってもらわなあかんくて、嫌がる女性社員とその家族に頼んで、男女合わせて300人以上のデータを集めたらしい。それで最適なノズルの位置を突き止めたっち。
ノズルをお尻の穴の直下にしたら、あれがくっつくけん、穴から後ろに設置して、離れた場所から噴射することになった。でも角度が問題で、試行錯誤した結果、ノズルの角度は43度になったっち。
…って、ウォシュレットの話思い出しよる場合やなか!腰をグラインドさせて、あそこ周辺を洗った。温風で乾かすんも音が気になる!トイレットペーパーで拭いた。う~ん、お湯じゃなかね。ネットリしとるのがついとる。洗ったはずやけど…溢れてくるっちゃ?イヤン。えい!しゃあなか!感じて濡れるっちゃもん、どうしようもなかやん。
私は化粧を直した。パンツ、どうしよう?脱いで点検したら、クロッチの部分にもベットリついとる。あ~、こんなの見られたら恥ずかしか~…いやいや、わざわざパンツひっくり返してクロッチ見る変態なんか…ミキちゃんやったらやりそうやわ。
ハンドバッグの予備のパンツをはいた。ブラの色と合わんけど、しゃあなか。化粧を直して、トイレを出た。
ミキちゃんと彼はホテルのメニューを見とる。あら?外で食事するんやなかったっけ?
私はミキちゃんの横に座った。ホテルのソファーって何でこんな低かっちゃろ?私のワンピ、短すぎたかな?と思って裾を引っ張り、ヒザ下を斜めにして座る。うん、きれいな座り方やんね。婚活の講習できれいな座り方習ったもんね。…って、ミキちゃん、膝立てとるやん。それに今日は昨日のホットパンツやなかくて、ミニスカート。見えるやん…ま、もっとすごいの見せ合っとるっちゃもんね、この二人は。
「え~、あの、直美、ルームサービスで何かとろうとミキちゃんと話してたところ。何がいいでしょう?」
「ハイ、何があるっちゃ?」
「直美さん(ミキもそう呼び始めるか!)、和食か洋食か、ヘビーなのかライトなのか?どうする?私はお寿司が食べたか。昨日もいっぱい食べたばってん」あぁ、あぁ、昨日もね、昨日もお寿司をフェリーの部屋で召し上がったっちゃね!小娘め!
「ええ、私もお寿司でよか」当たり前やん!男の前で茶色い食べ物はダメっちゃ!常識やろ!
「じゃあ、このなか田というお店から仕出しが注文できるらしいから・・・小鉢、握り寿司9貫、細巻き、お椀、デザートはどうだろう?三人前で」
「いいやん、おいしそうやね、直美さん」ちメニューの写真見せられた。税抜き6500円!高か!悪かね、彼に。「じゃあ、私もそれで」ち答えた。彼に悪かね、ち思いながら、結局頼むんかい!
待てよ?ここで食べるっちゅうことは、ボーイさんが料理持ってくるんよね?そしたら、アラフォーの男女とどう見ても若い女の子の三人がおるんを見るっちことやん?そんで、ボーイさんはあれこれ想像して…「こいつら、三人でエッチィことするんか?!」ち思われるやん!
「ミ、ミキちゃん、ボーイさんがお食事運んできたら、私、どげん顔しとったらよかと?」ちアラフォーの女が小娘に助言求めよる。情けなか~…
「直美さん、すましてさ、さも『明彦の妻でございます』ち顔しとったらよかっちゃ。ミキは妹、ち見下した顔すればいいやん!」お前、小娘!ずる賢か!でも、わかった。彼の妻の顔ね。妻の顔…?
「妻の顔って何?」
「だぁ~から、直美さん、まず座る位置や!私と明彦が入れ替わって」ちサッサと立ち上がって、彼の手引いて自分の座っとったソファーに座らせる。「それで、明彦が直美さんの肩抱いてさ」ち彼の右手取って、私の肩に回してしまう。
「ミキちゃん、あのね」ち彼が文句言う。
「いいけん、肩を抱き寄せて」
「こ、こう?」明彦も何しよるんよ!
「もっと抱き寄せて。そうそう。それで、直美さんが明彦の顔見上げる。それで、ボーイが来たら『あなた…』ち話しかけるんよ。それが妻の顔やん!」
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「あ!そやった。宮部さん、おトイレ借りてもよかですか?」
「ママ、忘れとる!宮部さんやなかよ、明彦ち呼ぶんよ」こ、小娘!
「ああ、そうですね。私も『ママ』って呼ぶのは変だ。『直美』と呼んでいいかな?」ち彼が言う。こ、こいつら、もう息ピッタリやん!
「う、うん、よかよ。じゃ、私も…えーっと、明彦、おトイレ…」
「そこのクローゼットの正面のドアです」
私はハンドバッグ持ってトイレに行った。いない間にミキちゃん、変なこと言わんやろうか?気になるけど、サッと出るんも変やし…パンツ下ろして便座に座った。あそこを点検。わぁ~、盛大に濡れとるやん!おしっこして、ウォシュレットをビデモードにして洗浄。した。あ!水圧がキツか!水勢が「強」になっとるやん!アン!
前にバーのお客さんが言いよったなぁ。衛生陶器の会社の人。
ウォシュレットは元々アメリカの会社が医療用洗浄便座として輸入販売しとったんやって。痔の患者用に開発されたらしか。でも、日本人の体に合わんで、評判がよくなかった。温度ムラがあって、ノズルのせいで水の方向もバラバラやったらしか。それで、自社開発を始めたっち。お尻の穴の位置を便器に針金張って、開発メンバーの穴の位置をマーキングしたっち。…具体的にどうやったんやろ?わ、わからんわ。
お尻の穴は男性社員も調査できるけど、女性のアソコは女性社員にやってもらわなあかんくて、嫌がる女性社員とその家族に頼んで、男女合わせて300人以上のデータを集めたらしい。それで最適なノズルの位置を突き止めたっち。
ノズルをお尻の穴の直下にしたら、あれがくっつくけん、穴から後ろに設置して、離れた場所から噴射することになった。でも角度が問題で、試行錯誤した結果、ノズルの角度は43度になったっち。
…って、ウォシュレットの話思い出しよる場合やなか!腰をグラインドさせて、あそこ周辺を洗った。温風で乾かすんも音が気になる!トイレットペーパーで拭いた。う~ん、お湯じゃなかね。ネットリしとるのがついとる。洗ったはずやけど…溢れてくるっちゃ?イヤン。えい!しゃあなか!感じて濡れるっちゃもん、どうしようもなかやん。
私は化粧を直した。パンツ、どうしよう?脱いで点検したら、クロッチの部分にもベットリついとる。あ~、こんなの見られたら恥ずかしか~…いやいや、わざわざパンツひっくり返してクロッチ見る変態なんか…ミキちゃんやったらやりそうやわ。
ハンドバッグの予備のパンツをはいた。ブラの色と合わんけど、しゃあなか。化粧を直して、トイレを出た。
ミキちゃんと彼はホテルのメニューを見とる。あら?外で食事するんやなかったっけ?
私はミキちゃんの横に座った。ホテルのソファーって何でこんな低かっちゃろ?私のワンピ、短すぎたかな?と思って裾を引っ張り、ヒザ下を斜めにして座る。うん、きれいな座り方やんね。婚活の講習できれいな座り方習ったもんね。…って、ミキちゃん、膝立てとるやん。それに今日は昨日のホットパンツやなかくて、ミニスカート。見えるやん…ま、もっとすごいの見せ合っとるっちゃもんね、この二人は。
「え~、あの、直美、ルームサービスで何かとろうとミキちゃんと話してたところ。何がいいでしょう?」
「ハイ、何があるっちゃ?」
「直美さん(ミキもそう呼び始めるか!)、和食か洋食か、ヘビーなのかライトなのか?どうする?私はお寿司が食べたか。昨日もいっぱい食べたばってん」あぁ、あぁ、昨日もね、昨日もお寿司をフェリーの部屋で召し上がったっちゃね!小娘め!
「ええ、私もお寿司でよか」当たり前やん!男の前で茶色い食べ物はダメっちゃ!常識やろ!
「じゃあ、このなか田というお店から仕出しが注文できるらしいから・・・小鉢、握り寿司9貫、細巻き、お椀、デザートはどうだろう?三人前で」
「いいやん、おいしそうやね、直美さん」ちメニューの写真見せられた。税抜き6500円!高か!悪かね、彼に。「じゃあ、私もそれで」ち答えた。彼に悪かね、ち思いながら、結局頼むんかい!
待てよ?ここで食べるっちゅうことは、ボーイさんが料理持ってくるんよね?そしたら、アラフォーの男女とどう見ても若い女の子の三人がおるんを見るっちことやん?そんで、ボーイさんはあれこれ想像して…「こいつら、三人でエッチィことするんか?!」ち思われるやん!
「ミ、ミキちゃん、ボーイさんがお食事運んできたら、私、どげん顔しとったらよかと?」ちアラフォーの女が小娘に助言求めよる。情けなか~…
「直美さん、すましてさ、さも『明彦の妻でございます』ち顔しとったらよかっちゃ。ミキは妹、ち見下した顔すればいいやん!」お前、小娘!ずる賢か!でも、わかった。彼の妻の顔ね。妻の顔…?
「妻の顔って何?」
「だぁ~から、直美さん、まず座る位置や!私と明彦が入れ替わって」ちサッサと立ち上がって、彼の手引いて自分の座っとったソファーに座らせる。「それで、明彦が直美さんの肩抱いてさ」ち彼の右手取って、私の肩に回してしまう。
「ミキちゃん、あのね」ち彼が文句言う。
「いいけん、肩を抱き寄せて」
「こ、こう?」明彦も何しよるんよ!
「もっと抱き寄せて。そうそう。それで、直美さんが明彦の顔見上げる。それで、ボーイが来たら『あなた…』ち話しかけるんよ。それが妻の顔やん!」