「えー新入生の皆さんは、えー」
あぁ眠い校長先生って話し長いよね。
「これで終わります」
あ、前言撤回以外と短かったな。
「では、これからクラスごとに名前を呼びます。呼ばれたら返事をして一礼してください。」
一礼かぁ。しっかりしないとバレるね。
どんどん名前が呼ばれていく。そしてついに私の名前が呼ばれた。
「月下花音さん」
「はい!」
一礼して座る。さらに名前が呼ばれていき、隣の席のイケメンが呼ばれた。
「蓮見玲さん」
「はい」
相変わらずカッコイイ。もうこれで女子は全員虜だよ。
え?てか蓮見?どっかで聞いた気がするけど、、、気のせいかな?
〜入学式を終え〜
「じゃあこれで今日は下校になります。寄り道しないように!」
先生の言葉に「はーい」と返事をして帰り支度をし始める。すると
「ねぇねぇ、花音ちゃん」
あ、かりんちゃんか。
「どうしたの?かりんちゃん」
「あのさ、花音ちゃんの隣の席の彼、誘って良い?てか誘うね!」
かりんちゃんはにっかり笑い蓮見くんに声をかけてる。
「あの、、蓮見くん?今日このあとあたしたちと遊ばない?」
「え?あたしたち?」
「あ、あたしと花音ちゃんね」
「ふーん別にいいけど」
えぇ?会話はずん出るんだけど。てゆうか私の名前出たあとの「ふーん」無くない!?
「で、ウワサの花音ちゃんがこのコ。可愛いでしょ!」
コラコラかりんちゃん息ひそめてたのに、私の話題にして私を差し出すなっ
「あ、、、えっとぉどう、も。花音、、、です。」
挨拶をしてさっとかりんちゃんの背中側に隠れる。
「ふふっ。知ってる」
え?蓮見くん今笑った?てゆうか知ってる?
「やっぱり蓮見くんも知ってるよね!花音ちゃん可愛いもん」
そんなそんなおみそれ多い可愛い子なんていっぱいいるよ。
「じゃ、そんな感じで一旦帰ったら集合ねっ」
待って、現実逃避中に色々決まった感じがするんだが!?
「か、かりんちゃんまって〜!」
ぱっと走り出し蓮見くんをこす。慌てて振り返り、
「じゃ、じゃあまた後でっ」
緊張したけど挨拶をしてかりんちゃんを追って駆け出した。