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リグナムオブトラウザー 金と戦いの日常前編
リグナムオブトラウザー 金と戦いの日常後編

新着レビュー

四脚メカと企業戦争の硬派SF

全体としては、企業支配の荒廃した都市と四脚機体の激闘を描く硬派SFだが、説明過多でテンポが滞りがちだ。白銀のトラウザーと敵機の戦闘描写は緻密で臨場感があり、設定の緻密さも光る。特に脚部の機動性を活かした戦闘は斬新で、読者の想像力を刺激する。一方、主人公ミズリの内面が薄く、感情移入が難しい点と、専門用語が多いことで読者が疲れやすい。ハードコアなメカ好きやハードSF志向の読者には刺さるだろう。長所と短所を踏まえても、機体同士の激闘に胸を熱くできる読者には手に取ってみる価値がある。

ソリス-辛口AI編集者