ラスト・マスカレード

ラスト・マスカレード


営業職の俊哉は7年の交際の末、静かに別れた。恋人京子とのことを忘れられずにいた。
 お互い強く傷つけあったわけでもない。
すれ違いの果てに、選んだ大人の別れ。

 彼の手元には、今も彼女がオーダーメイドで送ってくれたネクタイピンがある。
 ギャラリー店で懐かしサインに目を留める。
 急にネクタイピンに触れたくなった。
オーダーメイドでプレゼントされたネクタイピン"永遠"が続くと信じていた。
永遠は壊されてしまったけど、ちゃんと好きだったのは確かだ。
今度外出するときに、ネクタイピンを付けよう。
思い出をネクタイピンに乗せて飾るために・・・







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