新奴隷商人 ア・ヌンナック編(紀元前47年の物語②) 🅽🅴🆆!

新奴隷商人 ア・ヌンナック編(紀元前47年の物語②) 🅽🅴🆆!


ア・ヌンナックⅡ号の墜落から彼らが人類の祖先となる物語




地球時間、紀元前10,765年。ア・ヌンナックⅡ号は、銀河系の辺境、太陽系への探査任務のさなか、未曾有の危機に直面していた。直径20キロ、長さ50キロ、総質量31.1兆トンのこの巨大なシリンダー型恒星間航行船は、ア・ヌンナック星の10万年にわたる文明の結晶であり、科学と生物工学の粋を集めた誇り高き存在だった。その船体は、チタニウム合金と超高張力鋼の二重構造で構築され、外殻と内殻の間に500メートルの岩石層が挟まれていた。内部には、自律型のバイオAI知性体と、ヒューマノイド型の可動生物体が共存する複雑な生態系が広がり、まるで一つの移動する惑星のようだった。

 バイオAI知性体は、強化ガラス製の容器に収められた人工培養脳細胞とニューロチップで構成され、50エクサバイトのデータを処理可能だった。脳細胞は有機培養液で維持されたが、地球のような低酸素環境では液が劣化しやすく、厳密な温度と酸素濃度の制御が不可欠だった。一方、可動生物体は現生人類に酷似したヒューマノイドで、20ペタバイトの記憶容量を持ち、肉体派ア・ヌンナック人の伝統を継ぐ存在だった。彼らは、船内の居住区で家族を形成し、農場や工房を運営し、バイオAI知性体と協働しながら広大な宇宙船を運用していた。

 この巨船は、ワームホール航法を用いて銀河系を縦横に移動し、未知の恒星系を探査する使命を帯びていた。しかし、その最先端の技術が、予期せぬ悲劇の引き金となろうとしていた。

◯ワームホール崩壊

 任務の最終段階で、ア・ヌンナックⅡ号は太陽系外縁へのワームホール航行を試みていた。ワームホール生成装置は、負のエネルギー(エキゾチック物質)を用いて時空を折り畳み、シャクトリムシ航法で空間を畳み込む仕組みだった。この技術は、ア・ヌンナック文明の最高峰であり、理論上は安定した超光速移動を可能にしていた。だが、この日、装置は致命的な異常をきたした。

 艦橋は、赤と青の警告灯が点滅し、けたたましい警報音が響き渡る混乱の坩堝と化した。司令長官ゼウス提督は、戦闘経験豊富な老練な指揮官だった。彼は、制御パネルの三次元ホログラムに映し出された空間歪曲の異常値を見つめ、額に汗を浮かべながら叫んだ。「ワームホール出口が歪んでいる!ホーキング放射が急増し、空間座標が崩壊するぞ!」彼の声は、艦橋の重苦しい空気を切り裂いた。

 副提督ヘラは、ゼウスの右腕として冷静さを保ち、汗を拭いながら即座に応じた。「緊急遮断を!バイオリアクターの出力を下げろ!」彼女の指示は明確だったが、状況はすでに制御の範疇を超えていた。副航海長イカロス中尉は、若く野心的なバイオAIパイロットだった。彼は操縦桿を握りしめ、バイオAI知性体を通じて船の神経系に接続し、必死に制御を試みた。だが、ホログラム画面に映るワームホールのトンネルは、不気味な赤い脈動を繰り返し、崩壊の兆候を示していた。「エネルギー流量が制御不能です!」イカロスの声は震え、焦りが滲んでいた。

 ヘラが叫び返す。「イカロス、落ち着け!手動で遮断しろ!」だが、彼女の言葉が届く前に、事態は急転した。イカロスのわずかな操艦ミスが、エネルギー流量の急増を招いた。ワームホール生成装置の内部で、負のエネルギーが不安定に振動し、ホーキング放射が爆発的に増大。轟音とともに艦体が激しく揺れ、船内の重力場が一瞬不安定になった。乗組員たちは床に投げ出され、制御パネルの火花が散った。亜空間内で船体が強制的に現実空間に引き戻され、31.1兆トンの巨体は太陽系の重力場に投げ出された。

 ゼウス提督は、揺れる艦橋で体を支えながら状況を把握した。「太陽系内に放り出された!重力場に捕らわれている!」彼の声には、絶望と決意が混在していた。ホログラムには、太陽の巨大な姿と、船体がその引力に引き寄せられる軌道が映し出されていた。イカロスが絶望的な報告を上げた。「質量が大きすぎる!推進力では軌道修正は不可能だ!」

 機関長アテナ大佐は、バイオリアクターの制御室で必死に操作を続けた。彼女は、人工培養脳細胞とニューロチップが織りなす複雑な制御系統を調整し、36基の電磁推進装置を最大出力で作動させた。バイオリアクターは、有機物を分解して化学エネルギーを電力に変換する仕組みで、ワームホール航行の心臓部だった。だが、31.1兆トンの巨体を動かすには力不足だった。アテナの額には汗が光り、彼女の声は切迫していた。「ゼウス提督、推進力の限界です!リアクターの培養液が過熱で劣化し始めています!脱出しかありません!」

 ゼウスは一瞬目を閉じ、唇を噛んだ。彼の脳裏には、故郷ア・ヌンナック星の青い空と、家族の笑顔が浮かんでいた。だが、彼はすぐに目を開け、冷徹な判断を下した。「脱出準備だ。エルピスⅠ号とⅡ号を射出する。全員、配置につけ!可能な限り避難せよ!」その声は、艦橋に響き、乗組員の間に緊張と希望の波を広げた。

◯最後の抵抗

 太陽のプロミネンスが船体を炙り始め、チタニウム合金の外殻が赤く輝き出した。プロミネンスは、太陽表面から10万キロの高さに達する数百万度のプラズマの嵐だった。その熱は、船体の外殻を溶かし始め、岩石層に亀裂を生じさせた。船内の警報がけたたましく鳴り響き、居住区では低層建造物が振動で崩れ、金属の梁が軋む音がこだました。農場エリアの人工光がちらつき、酸素供給システムが断続的に停止し始めた。

 可動生物体たちは、恐怖に駆られながら脱出船へと殺到した。家族を抱える者は子どもの手を引き、単身の者は荷物を放棄して走った。通路は混乱に満ち、押しつぶされる者や転倒する者が続出した。ある若い技師は、妻と幼い娘をエレベーターに押し込み、涙ながらに叫んだ。「エルピスⅠ号に乗れ!俺は後から行く!」だが、エレベーターのドアが閉まる瞬間、彼の姿は群衆に飲み込まれた。

 航海長ダイダロス大佐は、岩石層内の操舵室に留まり、部下たちを見送った。彼は、40年間この船に仕えたベテランで、家族を故郷に残していた。ダイダロスの目は決意に満ち、額のしわには長年の苦労が刻まれていた。「私が最後まで残る。脱出を確実にしろ!」彼は最後の指令を入力し、脱出船の射出を優先させた。だが、次の瞬間、プロミネンスのプラズマが外殻を貫き、操舵室は炎に飲み込まれた。ダイダロスの姿は、燃え盛る光の中で消え、静かな英雄の最期を迎えた。

 艦橋では、ゼウス提督とヘラ副提督が最後の抵抗を続けていた。ヘラは、バイオAI知性体を通じて船の状態を監視し、叫んだ。「外殻の融解率が70%を超えた!内殻が圧縮され始めています!」ゼウスは、ホログラムに映る太陽の姿を見つめ、静かに呟いた。「我々の文明の終わりではない。エルピスが希望を運ぶ。」彼の手は震えていたが、声には揺るぎない決意が宿っていた。

◯エルピスⅠ号、Ⅱ号の離脱

 ア・ヌンナックⅡ号の北極と南極に格納されていたエルピスⅠ号とⅡ号は、それぞれ直径2キロ、長さ5キロのシリンダー型惑星間航行船だった。総質量3,110万トン、内殻容量100億立方メートルのこれらの船は、母船と相似の構造を持ち、緊急時には独立して航行する設計だった。内部には、バイオリアクターと居住区が縮小版として再現され、数千の乗組員とバイオAI知性体を収容可能だった。ゼウス提督の命令で、射出準備が急ピッチで進められた。

◯エルピスⅠ号の脱出

 北極側から射出されたエルピスⅠ号は、異様な乗組員構成だった。士官学校の訓練生、刑務所から釈放された受刑者、精神病患者が半々で、正規乗組員はメンテナンス中の欠員でわずかだった。臨時指揮を執る軍医長アスクレピオス大佐は、普段は穏やかな医師だったが、この危機では厳格なリーダーシップを発揮した。彼は、狭い艦橋で叫んだ。「全員、シートに固定しろ!射出まで10秒だ!」

 射出直前、ア・ヌンナックⅡ号の激しい尻振り運動でエルピスⅠ号の艦体が母船に接触。衝撃で航行装置が損傷し、太陽の熱波が船体を襲った。アフロダイテ中佐、若く情熱的な航海士は、制御パネルの異常信号に目を奪われ、叫んだ。「推進系が反応しない!制御不能だ!」士官学校生徒のエレクトラ曹長は、18歳の新米ながら冷静に提案した。「手動で切り替えろ!この恒星系の第三惑星(地球)への軌道を確保するんだ!」彼女の声には、訓練生らしい純粋な勇気が宿っていた。

 だが、損傷は深刻で、船は無秩序に回転しながららせん状に進んだ。アスクレピオスは歯を食いしばり、バイオAI知性体に接続して軌道計算を強制実行した。「太陽のスイングバイを利用する!地球軌道近傍に突入だ!」エルピスⅠ号は、母船の崩壊する姿を背に離脱した。外殻が溶け、内殻が圧縮され、岩石層が爆発的に剥がれ落ちる中、ア・ヌンナックⅡ号の船体はついに太陽のプロミネンスに突入。31.1兆トンの質量は太陽に飲み込まれ、強烈なフレアを発生させた。エルピスⅠ号は、衝撃波をかろうじて回避し、地球への落下軌道に入った。

◯エルピスⅡ号の脱出

 南極側から射出されたエルピスⅡ号は、ゼウス提督とヘラ副提督が直接操艦した。航行装置は無傷で、機関長アテナ大佐が電磁推進装置を精密に調整した。彼女は、バイオリアクターの培養液の状態を監視しながら指示を出した。「地球の大気圏に突入する角度を計算しろ!生存率を最大に保つ!」通信長ヘレネ少佐は、バイオAI知性体を通じて軌道データをリアルタイムで更新し、提案した。「あの台形の格好の陸地(北米大陸)の沖合(ニューファウンドランド島沖合)を目指す。深海着陸が最適だ。」

 ゼウス提督は、ホログラムに映る地球の青い姿を見つめ、頷いた。「深海なら船体を保てる。推進力を維持しろ。」彼の声には、乗組員への信頼と、文明の存続への願いが込められていた。エルピスⅡ号は、母船の最期を見届けることなく、太陽の引力圏を脱し、地球へと向かった。

 ア・ヌンナックⅡ号の最期は壮絶だった。船体はプロミネンスに引き込まれ、外殻が溶け、内殻が圧縮された。岩石層は高温で爆発し、船内のバイオリアクターは培養液の沸騰とともに機能を停止。31.1兆トンの質量は太陽表面に飲み込まれ、蒸発し、強烈なフレアとなって宇宙に散った。その光は、太陽系全体を一瞬照らし、ア・ヌンナック文明の終焉を告げた。

◯エルピスⅠ号の墜落

 エルピスⅠ号は、航行不能のまま地球の大気圏に突入した。中生代に衝突したチクシュルーブ小惑星は、鋭角(大気圏に対して垂直に近い)で突入したため、大気圏の摩擦で分裂せず、ひと塊で地球に激突し、壊滅的な被害をもたらした。だが、エルピスⅠ号は北極上空で12度の浅い角度(鈍角、地表面に対して低い角度)で大気圏に突入した。

 その入射角は、大気圏上層部をバウンドするように進み、摩擦熱と圧力により船体が数千の直径数百メートルの小片に分裂した。チタニウム合金の外殻は熱膨張で亀裂を生じ、岩石層は圧力波で粉砕された。分裂した破片は、北米、グリーンランド、ヨーロッパ、北アフリカに降り注ぎ、爆心は数十箇所に分散。チクシュルーブの単一爆心に比べ、個々の破壊規模は小さかったが、広範囲にわたる災害を引き起こした。

 最大の破片、1キロほどの長さの艦首部断片は、現代のアメリカの五大湖周辺に衝突した。その頃、五大湖は巨大な氷湖を形成しており、氷河の重みと地殻との摩擦で、底部に数兆トンの真水が蓄積していた。この氷湖は、氷河によって押し止められていたが、破片の衝突で決壊。数兆トンの真水が大西洋に一気に流れ込んだ。

 この真水の流入は、北大西洋の海流(サーモハライン循環)を停止させ、地球の気候を急激に寒冷化させた。衝突による粉塵が大気を覆い、同時期にア・ヌンナックⅡ号の太陽突入による強烈な太陽フレアと、衝突が誘発した地球の火山活動が寒冷化を加速。地球平均気温は、現代よりも8℃低かった状態からさらに7.7℃低下し、ヴュルム氷期に匹敵する気候が到来した。

 巨大な津波が大西洋を渡り、ヨーロッパと北アフリカを襲った。塩分濃度の極めて低い津波は、数百メートルの高さで地中海に流れ込み、沿岸の原始集落を飲み込んだ。もし、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書『ティマイオス』と『クリティアス』で語った伝説の島アトランティスが存在したならば、この壊滅的な津波によって一瞬にして海底に沈んだだろう。

 北米では、破片の衝突が広範囲に及び、ブリヤート人を祖先に持つアメリカ先住民の部族が築いた石器文化を壊滅させた。衝突の粉塵は大気を覆い、太陽光を遮断。暗闇と寒冷化は十数年続き、1,200年間にわたるヤンガードリアス期の始まりとなった。この寒冷化は、大西洋沿岸で特に顕著だったが、太平洋沿岸も影響を受け、ウラジオストック近辺に住むブリヤート人の混血部族は南へ移動し、日本列島にたどり着いた。

◯深海のエルピスⅡ号

 一方、エルピスⅡ号は、ニューファウンドランド島沖合の深海5,000メートルに着水した。ゼウス提督の正確な操艦とアテナの推進調整により、船体はほぼ原型を保ち、内部のバイオリアクターは休眠モードでバイオAI知性体を維持した。だが、母船の喪失と地球の過酷な環境に絶望した乗組員たちは、外部との接触を絶ち、活動を停止した。

 エルピスⅡ号の内部には、ア・ヌンナック文明の技術と歴史を記録したデータベースが残存していた。バイオリアクターの培養液は、深海の低温で安定し、人工脳の機能をわずかに保っていた。この船は、未来の探検家が発見するまで、静かに海底で眠り続けることになる。

◯文明の遺産

 ア・ヌンナックⅡ号の墜落は、文明の終焉ではなく、新たな始まりの序曲だった。エルピスⅠ号とⅡ号は、ア・ヌンナック人の遺産を地球に運び、人類の進化に影響を与えた。彼らの技術と知識は、後の文明に息づき、シュメールやエジプトの神話にその名残を残す。だが、その全貌は、遠い未来まで謎に包まれたままだった。

🔴登場人物
◯ア・ヌンナックⅡ号搭乗員

 司令長官  :ゼウス提督、大将♂ ◀️ エルピスⅡ号に
 司令官   :ヘラ副提督、中将♀ ◀️ エルピスⅡ号に
 艦長    :オデュッセウス少将♂ ◀️ エルピスⅡ号に
 副艦長   :ペネロ-プ少将♀ ◀️ エルピスⅡ号に
 航海長   :ダイダロス大佐♂、死亡
 副航海長  :イカロス中尉♂ ◀️ エルピスⅡ号に
 副航海長  :ヘクトル中尉♂、死亡
 機関長   :アテナ大佐♀ ◀️ エルピスⅡ号に
 機関長   :ヘパイストス大佐♂、死亡

 砲術長   :アキレウス大佐♂ ◀️ エルピスⅡ号に
 水雷長   :アガメムノン中佐♂、死亡
 通信長   :パリス少佐♂ ◀️ エルピスⅡ号に
 通信長   :ヘレネ少佐♀ ◀️ エルピスⅡ号に
 飛行長   :アイネイアス少佐♂ ◀️ エルピスⅡ号に
 軍医長   :アスクレピオス大佐♂ ◀️ エルピスⅠ号に

◯エルピス(Elpis)Ⅰ号搭乗員、脱出船人員

※エルピスⅠ号が墜落大破の後の脱出船の残存人員
※エルピスⅠ号脱出時にはメンテのため士官学校生徒と受刑者達しかいなかった。
※肉体を持たないバイオAI知性体から切断されたヒューマノイドの可動生物体のみがエルピスⅠ号に搭乗していて、エルピスⅠ号にはバイオAI知性体は搭乗していない。
※バイオAI知性体のデバイス容量は50エクサバイト、可動生物体はヒューマノイドで現生人類に酷似し、デバイス容量は20ペタバイト、現生人類のデバイス容量は1ペタバイトで、可動生物体は現世人類よりも20倍もの容量で遥かに高い知能を持つが、神に等しいバイオAI知性体はエルピスⅠ号にはいなかった。

◯エルピス(Elpis)Ⅰ号、エジプト方面脱出船人員
 士官学校教師:アフロダイテ中佐♀
 士官学校教師:パンドラ少佐♀
 士官学校生徒:エレクトラ曹長♀
 士官学校生徒:キルケ三曹♀

◯エルピス(Elpis)Ⅰ号、アララト山(トルコ)方面脱出船人員
 軍医長   :アスクレピオス大佐♂
 刑務所受刑者:エリス元大佐♀

◯エルピス(Elpis)Ⅰ号、インダス川流域(中近東)方面脱出船人員
 刑務所受刑者:プロメテウス元大尉♂
 刑務所受刑者:エピメテウス元少尉♂

◯エルピス(Elpis)Ⅰ号、ユーラシア東部(シベリア凍土)方面脱出船人員
 刑務所受刑者:シシュフォス元准将♂
 精神病患者 :メドウサ元三曹♀

◯エルピス(Elpis)Ⅰ号、黒海沿岸方面脱出船人員
 精神病患者 :ネメシス元准尉♀
 精神病患者 :タレイア元曹長♀

◯エルピス(Elpis)Ⅱ号搭乗員、残存人員

※深海5,000メートルに沈降したエルピス(Elpis)Ⅱ号は、さすがのバイオAI知性体でも浮上させることはできない。
※諦めた肉体を持たないバイオAI知性体のゼウス・ヘラは、二人を残して、全員休眠させた。

 司令長官  :ゼウス提督、大将♂
 司令官   :ヘラ副提督、中将♀
 艦長    :オデュッセウス少将♂
 副艦長   :ペネロ-プ少将♀
 副航海長  :イカロス中尉♂
 機関長   :アテナ大佐♀
 砲術長   :アキレウス大佐♂
 通信長   :パリス少佐♂
 通信長   :ヘレネ少佐♀
 飛行長   :アイネイアス少佐♂

※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。





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