死体好きな君と、そうでもない僕

死体好きな君と、そうでもない僕


インモラル死体発見アドベンチャー(ミステリー)




「今日は、足だった」発見した死体の写真を撮り終えた黒木は僕に言い、撮ったばかりの右足を欠損した死体の写真をうっとりと眺めはじめる。無類の死体好きである黒木が僕と行動をともにするのは、僕が幼いころからなにかと死体を発見しがちな体質であるためだ。死体大好き少女とそうでもない少年による、インモラル死体発見アドベンチャー。