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③ 頁 こと。 様part

ー/ー



バス停のベンチに座って、見るともなしに、じっとりと。暗雲立ち込める大粒の雨は、相変わらず。ボタボタ屋根に当たって弾けていた。

虹の浮かぶ空。少なくとも、今の空模様とは異なる。
そうだ、きっと。その空は晴れ渡っていて、細かい雨が降る中、綺麗に虹が現れるのだろう。

2人で見に行こうと言った彼女は、今の空を見て、なんて言うのだろうか。

「きっと晴れるよ」

そう言って、可愛いえくぼを見せてくれるのだろう。

彼女のことを考えると、雨のようにしんみりとした心が少し、暖かくなるのを感じた。

◆◇◆

しばらく何事もなく、そのままバス停で雨宿りしていると、ピンク色の小さな傘を差した女の子がやってきた。

「お兄ちゃん、何してるの?」

女の子は小学校高学年ぐらいだろうか。少し警戒しながら、こちらに近づいてきた。

「……」

普段、小さい子供と関わる機会がないので、なんと話していいのかしばし悩んだ。

そして考えた言葉は、単純なものだった。

「雨宿りしているんだよ。」


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バス停のベンチに座って、見るともなしに、じっとりと。暗雲立ち込める大粒の雨は、相変わらず。ボタボタ屋根に当たって弾けていた。
虹の浮かぶ空。少なくとも、今の空模様とは異なる。
そうだ、きっと。その空は晴れ渡っていて、細かい雨が降る中、綺麗に虹が現れるのだろう。
2人で見に行こうと言った彼女は、今の空を見て、なんて言うのだろうか。
「きっと晴れるよ」
そう言って、可愛いえくぼを見せてくれるのだろう。
彼女のことを考えると、雨のようにしんみりとした心が少し、暖かくなるのを感じた。
◆◇◆
しばらく何事もなく、そのままバス停で雨宿りしていると、ピンク色の小さな傘を差した女の子がやってきた。
「お兄ちゃん、何してるの?」
女の子は小学校高学年ぐらいだろうか。少し警戒しながら、こちらに近づいてきた。
「……」
普段、小さい子供と関わる機会がないので、なんと話していいのかしばし悩んだ。
そして考えた言葉は、単純なものだった。
「雨宿りしているんだよ。」