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 すっかりと秋になりました。森の木の葉は赤く色づいて、冷たい風がふきはじめています。そのころには、カブトムシはみんな力つきて、土にかえっていました。
 しかし、外よりはちょっぴりあたたかい、土の中でのことでした。たまごのからをやぶって、カブトムシの赤ちゃんがうまれました。赤ちゃんがたまごから出た時には、まわりの土はしっかりとかためられていました。
赤ちゃんには、どうして土がかためられているのか分かりませんでした。けれども、たまごからかえった赤ちゃんはみんな、とても大きくてあたたかいものに守られているように感じていたのでした。


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 すっかりと秋になりました。森の木の葉は赤く色づいて、冷たい風がふきはじめています。そのころには、カブトムシはみんな力つきて、土にかえっていました。
 しかし、外よりはちょっぴりあたたかい、土の中でのことでした。たまごのからをやぶって、カブトムシの赤ちゃんがうまれました。赤ちゃんがたまごから出た時には、まわりの土はしっかりとかためられていました。
赤ちゃんには、どうして土がかためられているのか分かりませんでした。けれども、たまごからかえった赤ちゃんはみんな、とても大きくてあたたかいものに守られているように感じていたのでした。