プロローグ
ー/ープロローグ
ブーブー!!携帯の電子音が
けたたましく鳴るーーーーあぁ
分かってるよ分かってるんだよ!!
「あ゛あ゛あ゛うるせえ!!」
「いつまで寝とんね!!
ドグサレニート!!」
「うるせークソババァ!!」
「だぁれがクソでババァじゃって?」
「あー痛い痛い!?」
ギリギリとゴリラの様な力で締め上げる我が母、蓮見傳(はすみつたえ)その腕力恐るる事なかれ80キロである。
その母から生まれた俺こと蓮見鶴一(はすみつるいち)幼馴染からは、いっくんと呼ばれ凡庸も(ぼんよう)凡庸
平凡をコンクリートでいやハニトーにメープルシロップをでろでろに塗りたくった様な男。
「チックソババァマジで
締め上げやがって……」
(オレがあのゴリ……いや母に鍛えられなかったら耐久力ウルトラSSRレアで生まれなかったら死んでるぞ……)
「いやそーいや澪理が死んで10年か」
「お久しぶりです」
「嗚呼久しぶり」
「ッ!?」
バッと振り向くと後ろに澪理の元従者
初檻希未(はつおりのぞみ)が居た。
オレは、
冷や汗をかきながら後退りをする。
「一回言っときますね」
「どの面下げて来たんですか?人殺し」
「命日になると来てストーカーですか?
変態ですか?」
「…………」
(返す言葉もないアイツを殺したって言われても仕方ない)
「仕方ないだろ足が…………」
アイツの事を思い出すんだよ感情は、理屈
じゃない嫌なんだアイツの存在が薄れていくのが……。
「…………」
「ふぅ……言いたい事は、言えました丁度当主である妹君は、遠方に」
頭に何か温かいものが当たる。
「!?」
それが希未の手だというのが分かる。
オレは、突然のことでびっくりして意味がある言葉が紡げずそのままになる。
「頭いいカタチですね」
「は?」
「澪理さまは、バカでした。あ」
『ここからは、主人の悪口になりますので社外秘でお願いします』
いたずらに笑いながらオレの頭から離し。
「バカで少し気難しくて自分が得をする場面でもわざと損をする選択をします」
「それでいて子供ぽっい所もあって」
「あたしみたく損得勘定に入れて物事を判断するなんて、しなくて」
「だから貴方を庇ったんだと思います」
「んだよ」
「なんだよそれっ!!」
(責めてくれた方が)
(余程気持ちが良い。
いやこれ言ったら多分指差して笑って一生奴隷コース……やめよう考えたくない)
「お前は、それでいいのかよ」
「ハァーーーー!!」
「バカは、
貴方みたいな人の事をいうんですね!!」
「は?」
これは、侮蔑だろうか?だとしたらーーー目が優しすぎるだけど目は、濁っている。
その目は、一太刀の鋭く突き刺す様に射抜くように視線が交わる。
「ねーさん」
「あらハシルもう持ってきたの?」
「??お前弟いたの?」
「えぇ双子の弟です」
(確かに似てるというか
希未を男にーーー)
「ふん!!」
「ギェ!?」
希未に思い切りつま先を蹴られる。
「いてぇー!!何すんだよ希未!?」
「ねーさん男扱いされるとキレるから」
「はいこれ」
そして初檻弟に懐中時計を俺に渡すとすぐに蘇我(すが)家の本家に消えていった。
「でなんなんだよ」
「舌の根も乾かぬうちに言っときます」
「これは、あたしの最期の抵抗」
「ーーーーーーぇ?」
直後希未の半身が鞭によって
一刀両断された。
「ーーーーは?」
「全くDespair Pocket Watch Pendantを盗るとわのぅ」
「なにしてんだよ!!じーさん!?」
「ヒッヒッィじーさんとは、物哀しいのう昔は、あんなに」
ビュンビュン!!
「おっとぉ…………」
「この家の主に鎌を向けるとは、また鞭で躾けねばのぅ…………」
「花蔵毎…………!!」
一触即発の空気の中
ハシルは、鼻息荒く
姉の敵である花蔵毎に飛びかかる。
「は……し……るぅ…………」
「「!?!?」」
息も絶え絶えになりながら半身が消えた希未は、ハシルの足を掴み何かを呟く。
「!?」
「ねーさんなんで!?」
「なんで澪ねぇと……ちゃん
を奪ったコイツを!!」
「わ………き……ま…えな…………さい」
「き………め…た」
「や……く……そ…く」
それを最期に希未は、息絶えた。
やくそく?きめた?
ハシルは、オレを睨みつけ咆哮のように吠えた。
「今すぐ!!ここから離れろ!!」
「なっ…………!?お前は…………?」
「………どっちにしろ死ぬんだよ!!」
「ねーさんは、
澪ねえが死んでからずっと零力を吸い取られて傷付けられてきた!!」
「初檻の名の元に枷をずっとずっと!!
僕の代わりに!!」
『ねーさんが本調子なら花蔵毎が……澪ねぇを……』
「とにかく行け!!バーーーカ!!」
そう突き飛ばされて蘇我家の
玄関から離される。
もう意味が分からない………?零力?枷?
オレは、今まで何を見てきたんだ?
オレは、一目散に走り出し
北長瀬にある。公園、 名前は、定かではない。いつも澪理と
一緒に小さいブランコに座って漕いで将来の話とか好きな食べ物の話とかゲームをして
……ある時から子供特に幼児などは自分の可能性を絶対に叶うなどという全能感を持つというーーーーなら澪理は?オレは、母と祖母によって何不自由なく育てられ愛されて
ーーーーアイツは、いつも寂しそう
だった。
澪理の両親は、いつも忙しそうでアイツに構う暇なんかなくて。
まともに相手してもらえる使用人くらいしかいなくて…………。
カラカラと道化のように笑いながら絶望が体中を掛け巡る。
「あはは…………はは」
ふざけるな。
人の人生をなんだと思ってるんだ?
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せないーーー
この世の全てが憎いアイツに、アイツ等にそんな非情な運命を押し付けるクソみてぇな大人たちが。
二度と日の本を歩けなくしてやる!!!
《ワーオとても
人間の感情とは思えないデース!!》
ーーーーーー頭の中で知らない声が響いた
気がした。
「もう全てどうでもいい消えろ」
ーーーーそして世界は、青年の絶望と共に
黒に染まった。
ある日の幕間
「ねーいっくん」
「何?」
「どうしてパパと
ママは、いつも仕事なの?」
幼女蘇我澪理は、5歳にして達観していた名門花蔵家嫡女にして稀代の天才ある程度事は、人並みまたは、それ以上の力を発揮する。して澪理は、父母がしている仕事お勤めなど瑣末なこと。
まだ小さい二人には、理解など到底出来なかった。
幼年蓮見鶴一彼は、
病で倒れた父によく似ていた。
どこにでもいる子供だしかし二人の父は、決して凡庸ではなかった。
かたや天才発明家かたや薬学に精通しどの学問にも天才的な結果を遺し博士号を取り
二人は、親友だった。
唯一無二の
それは、世代交代をしても変わらず。
蓮見鶴壱は、特に考えず答えた。
「んー父ちゃんが言ってたぜ!!」
「何を?」
「僕の薬は、毒にも薬にもなるだからせめて善政に使われたらいいなって!!」
「んそだね」
「あ母ちゃんが呼んでる行こーぜ!!」
二人の行く末が
幸せな物になりますように!!
願わくば手を取り合い困難にも挑んで強くなって欲しい。
蓮見ツバサ
「ツバサ何写真見てわろーとん?」
「ああなんでもないよ荷物纏めるね傳」
P.Sたまには、僕を思い出してね!!
ブーブー!!携帯の電子音が
けたたましく鳴るーーーーあぁ
分かってるよ分かってるんだよ!!
「あ゛あ゛あ゛うるせえ!!」
「いつまで寝とんね!!
ドグサレニート!!」
「うるせークソババァ!!」
「だぁれがクソでババァじゃって?」
「あー痛い痛い!?」
ギリギリとゴリラの様な力で締め上げる我が母、蓮見傳(はすみつたえ)その腕力恐るる事なかれ80キロである。
その母から生まれた俺こと蓮見鶴一(はすみつるいち)幼馴染からは、いっくんと呼ばれ凡庸も(ぼんよう)凡庸
平凡をコンクリートでいやハニトーにメープルシロップをでろでろに塗りたくった様な男。
「チックソババァマジで
締め上げやがって……」
(オレがあのゴリ……いや母に鍛えられなかったら耐久力ウルトラSSRレアで生まれなかったら死んでるぞ……)
「いやそーいや澪理が死んで10年か」
「お久しぶりです」
「嗚呼久しぶり」
「ッ!?」
バッと振り向くと後ろに澪理の元従者
初檻希未(はつおりのぞみ)が居た。
オレは、
冷や汗をかきながら後退りをする。
「一回言っときますね」
「どの面下げて来たんですか?人殺し」
「命日になると来てストーカーですか?
変態ですか?」
「…………」
(返す言葉もないアイツを殺したって言われても仕方ない)
「仕方ないだろ足が…………」
アイツの事を思い出すんだよ感情は、理屈
じゃない嫌なんだアイツの存在が薄れていくのが……。
「…………」
「ふぅ……言いたい事は、言えました丁度当主である妹君は、遠方に」
頭に何か温かいものが当たる。
「!?」
それが希未の手だというのが分かる。
オレは、突然のことでびっくりして意味がある言葉が紡げずそのままになる。
「頭いいカタチですね」
「は?」
「澪理さまは、バカでした。あ」
『ここからは、主人の悪口になりますので社外秘でお願いします』
いたずらに笑いながらオレの頭から離し。
「バカで少し気難しくて自分が得をする場面でもわざと損をする選択をします」
「それでいて子供ぽっい所もあって」
「あたしみたく損得勘定に入れて物事を判断するなんて、しなくて」
「だから貴方を庇ったんだと思います」
「んだよ」
「なんだよそれっ!!」
(責めてくれた方が)
(余程気持ちが良い。
いやこれ言ったら多分指差して笑って一生奴隷コース……やめよう考えたくない)
「お前は、それでいいのかよ」
「ハァーーーー!!」
「バカは、
貴方みたいな人の事をいうんですね!!」
「は?」
これは、侮蔑だろうか?だとしたらーーー目が優しすぎるだけど目は、濁っている。
その目は、一太刀の鋭く突き刺す様に射抜くように視線が交わる。
「ねーさん」
「あらハシルもう持ってきたの?」
「??お前弟いたの?」
「えぇ双子の弟です」
(確かに似てるというか
希未を男にーーー)
「ふん!!」
「ギェ!?」
希未に思い切りつま先を蹴られる。
「いてぇー!!何すんだよ希未!?」
「ねーさん男扱いされるとキレるから」
「はいこれ」
そして初檻弟に懐中時計を俺に渡すとすぐに蘇我(すが)家の本家に消えていった。
「でなんなんだよ」
「舌の根も乾かぬうちに言っときます」
「これは、あたしの最期の抵抗」
「ーーーーーーぇ?」
直後希未の半身が鞭によって
一刀両断された。
「ーーーーは?」
「全くDespair Pocket Watch Pendantを盗るとわのぅ」
「なにしてんだよ!!じーさん!?」
「ヒッヒッィじーさんとは、物哀しいのう昔は、あんなに」
ビュンビュン!!
「おっとぉ…………」
「この家の主に鎌を向けるとは、また鞭で躾けねばのぅ…………」
「花蔵毎…………!!」
一触即発の空気の中
ハシルは、鼻息荒く
姉の敵である花蔵毎に飛びかかる。
「は……し……るぅ…………」
「「!?!?」」
息も絶え絶えになりながら半身が消えた希未は、ハシルの足を掴み何かを呟く。
「!?」
「ねーさんなんで!?」
「なんで澪ねぇと……ちゃん
を奪ったコイツを!!」
「わ………き……ま…えな…………さい」
「き………め…た」
「や……く……そ…く」
それを最期に希未は、息絶えた。
やくそく?きめた?
ハシルは、オレを睨みつけ咆哮のように吠えた。
「今すぐ!!ここから離れろ!!」
「なっ…………!?お前は…………?」
「………どっちにしろ死ぬんだよ!!」
「ねーさんは、
澪ねえが死んでからずっと零力を吸い取られて傷付けられてきた!!」
「初檻の名の元に枷をずっとずっと!!
僕の代わりに!!」
『ねーさんが本調子なら花蔵毎が……澪ねぇを……』
「とにかく行け!!バーーーカ!!」
そう突き飛ばされて蘇我家の
玄関から離される。
もう意味が分からない………?零力?枷?
オレは、今まで何を見てきたんだ?
オレは、一目散に走り出し
北長瀬にある。公園、 名前は、定かではない。いつも澪理と
一緒に小さいブランコに座って漕いで将来の話とか好きな食べ物の話とかゲームをして
……ある時から子供特に幼児などは自分の可能性を絶対に叶うなどという全能感を持つというーーーーなら澪理は?オレは、母と祖母によって何不自由なく育てられ愛されて
ーーーーアイツは、いつも寂しそう
だった。
澪理の両親は、いつも忙しそうでアイツに構う暇なんかなくて。
まともに相手してもらえる使用人くらいしかいなくて…………。
カラカラと道化のように笑いながら絶望が体中を掛け巡る。
「あはは…………はは」
ふざけるな。
人の人生をなんだと思ってるんだ?
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せないーーー
この世の全てが憎いアイツに、アイツ等にそんな非情な運命を押し付けるクソみてぇな大人たちが。
二度と日の本を歩けなくしてやる!!!
《ワーオとても
人間の感情とは思えないデース!!》
ーーーーーー頭の中で知らない声が響いた
気がした。
「もう全てどうでもいい消えろ」
ーーーーそして世界は、青年の絶望と共に
黒に染まった。
ある日の幕間
「ねーいっくん」
「何?」
「どうしてパパと
ママは、いつも仕事なの?」
幼女蘇我澪理は、5歳にして達観していた名門花蔵家嫡女にして稀代の天才ある程度事は、人並みまたは、それ以上の力を発揮する。して澪理は、父母がしている仕事お勤めなど瑣末なこと。
まだ小さい二人には、理解など到底出来なかった。
幼年蓮見鶴一彼は、
病で倒れた父によく似ていた。
どこにでもいる子供だしかし二人の父は、決して凡庸ではなかった。
かたや天才発明家かたや薬学に精通しどの学問にも天才的な結果を遺し博士号を取り
二人は、親友だった。
唯一無二の
それは、世代交代をしても変わらず。
蓮見鶴壱は、特に考えず答えた。
「んー父ちゃんが言ってたぜ!!」
「何を?」
「僕の薬は、毒にも薬にもなるだからせめて善政に使われたらいいなって!!」
「んそだね」
「あ母ちゃんが呼んでる行こーぜ!!」
二人の行く末が
幸せな物になりますように!!
願わくば手を取り合い困難にも挑んで強くなって欲しい。
蓮見ツバサ
「ツバサ何写真見てわろーとん?」
「ああなんでもないよ荷物纏めるね傳」
P.Sたまには、僕を思い出してね!!
みんなのリアクション
まだリアクションはありません。最初の一歩を踏み出しましょう!
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