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クーリングオフ

ー/ー



 魔神ディアボロスを前に大勢の戦士たちが、武器を構えて立ち並んでいた。



 その最前線に出る、一人の大魔導師。



「頼む! 俺に力を!」



 その叫びに応じるように、戦士たちは次々とマナを大魔導師へと注ぎ込んでいく。



 ——ゴゴゴゴ……



「おおおおお! まだだ! まだ足りない! 頼む! 力を貸してくれええエエェ!」



 その時——



「私の力を貸しますわ!」



 エリシア参戦!!

 堂々と手を上げ、誇らしげに大魔導師へマナを注入する。


 
 が——





「あ……すんません……いいっす。」





 ——パシ。



「なんでええええぇ!?」



 大魔導師は、なぜか拒否。



「いや、なんか……あ、もう大丈夫なんで。」

「なんでえええええぇ!?」



¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥



 闇のゲーム——敗北。



 エリシア、敗れる。



 デスゲーマーは勝ち誇ったように高らかに宣言した。



「約束通り……貴様のソウルは俺様のものだ!」



 ——ヌオオオオォン!!



 デスゲーマーが手を掲げると、エリシアの胸から光る玉?のようなものが浮かび上がる。



 それは彼女の魂……ソウルそのもの。

 光る玉はゆっくりと宙を漂い、デスゲーマーの手へと吸い込まれていく。



「……」
「……」



 だが——



 デスゲーマーは急に顔をしかめた。



「あ、ごめん。」

「……?」



 エリシアが困惑していると、デスゲーマーは目をそらしながらボソッとつぶやいた。





「やっぱ……いいわ……」





「なんでええエエェえええ!?」



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 魔神ディアボロスを前に大勢の戦士たちが、武器を構えて立ち並んでいた。
 その最前線に出る、一人の大魔導師。
「頼む! 俺に力を!」
 その叫びに応じるように、戦士たちは次々とマナを大魔導師へと注ぎ込んでいく。
 ——ゴゴゴゴ……
「おおおおお! まだだ! まだ足りない! 頼む! 力を貸してくれええエエェ!」
 その時——
「私の力を貸しますわ!」
 エリシア参戦!!
 堂々と手を上げ、誇らしげに大魔導師へマナを注入する。
 が——
「あ……すんません……いいっす。」
 ——パシ。
「なんでええええぇ!?」
 大魔導師は、なぜか拒否。
「いや、なんか……あ、もう大丈夫なんで。」
「なんでえええええぇ!?」
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 闇のゲーム——敗北。
 エリシア、敗れる。
 デスゲーマーは勝ち誇ったように高らかに宣言した。
「約束通り……貴様のソウルは俺様のものだ!」
 ——ヌオオオオォン!!
 デスゲーマーが手を掲げると、エリシアの胸から光る玉?のようなものが浮かび上がる。
 それは彼女の魂……ソウルそのもの。
 光る玉はゆっくりと宙を漂い、デスゲーマーの手へと吸い込まれていく。
「……」
「……」
 だが——
 デスゲーマーは急に顔をしかめた。
「あ、ごめん。」
「……?」
 エリシアが困惑していると、デスゲーマーは目をそらしながらボソッとつぶやいた。
「やっぱ……いいわ……」
「なんでええエエェえええ!?」