32話 裏切り者(1)
ー/ー「これじゃないかな!」
凛のハッとした声に、考えていたことがシャボン玉のようにパチンと弾ける。俺達三人は凛のスマホに顔を寄せる。
あっとなって身を引くも、スマホからの他者の閲覧禁止アラームが鳴ることはなく、どうやら主催者が禁止しているのはあのアプリを見ることだけのようだ。
着せ替え機能を使用していない検索アプリには、ズラッと並ぶ英文と思われる文字。
恥ずかしながら英語は赤点一歩手前の学力であり、単語一つ一つをかろうじて読めるぐらいだった。
「あ、ごめん、待って」
俺は、よほどの顔をしていたのだろう。
目が合った途端に凛はスマホを引っ込め、何か操作を始める。
次に差し出されたのは日本語訳された拙い文章で、アプリの翻訳機能を使用してくれたと分かる。
英文を読んで、関連性があると判断した凛。怯むことなく読んでいた小春。
二人は頭が良く、特に英語は得意らしく、高校卒業レベルと言われる英検2級を高校入学してすぐに取得してしまうぐらいに。
翔は英語は苦手らしいが、その代わり理数系が得意らしく、将来は実家の医院を継ぐから医大にいくとか。
本当に、どうして三人は俺と変わらず側にいてくれたりとかするんだろうな?
そう思いながらスマホに目を向けるが、一つ引っかかる。
……翔は、読めたのか?
高一の冬休み。みんなでお金を出し合ってゲームを買ったが、取説が全て英文で「分からねー」と嘆いたのは俺だけじゃなかったはず。
スマホ画面には「国際指名手配犯」として名前が出ている、「レッドムーン」。日本の警察の中では、「紅の月」と呼ばれているらしい。
そのサイト情報によると会社、学校、小さな村などの集団の場に閉じ込めてはデスゲームを仕掛け、それを撮影した動画を裏動画配信サイトで公開。収益を得ていると記載されていた。
「視聴者」
主催者が漏らした言葉は、やはりそうゆう意味だったのか。
凛のハッとした声に、考えていたことがシャボン玉のようにパチンと弾ける。俺達三人は凛のスマホに顔を寄せる。
あっとなって身を引くも、スマホからの他者の閲覧禁止アラームが鳴ることはなく、どうやら主催者が禁止しているのはあのアプリを見ることだけのようだ。
着せ替え機能を使用していない検索アプリには、ズラッと並ぶ英文と思われる文字。
恥ずかしながら英語は赤点一歩手前の学力であり、単語一つ一つをかろうじて読めるぐらいだった。
「あ、ごめん、待って」
俺は、よほどの顔をしていたのだろう。
目が合った途端に凛はスマホを引っ込め、何か操作を始める。
次に差し出されたのは日本語訳された拙い文章で、アプリの翻訳機能を使用してくれたと分かる。
英文を読んで、関連性があると判断した凛。怯むことなく読んでいた小春。
二人は頭が良く、特に英語は得意らしく、高校卒業レベルと言われる英検2級を高校入学してすぐに取得してしまうぐらいに。
翔は英語は苦手らしいが、その代わり理数系が得意らしく、将来は実家の医院を継ぐから医大にいくとか。
本当に、どうして三人は俺と変わらず側にいてくれたりとかするんだろうな?
そう思いながらスマホに目を向けるが、一つ引っかかる。
……翔は、読めたのか?
高一の冬休み。みんなでお金を出し合ってゲームを買ったが、取説が全て英文で「分からねー」と嘆いたのは俺だけじゃなかったはず。
スマホ画面には「国際指名手配犯」として名前が出ている、「レッドムーン」。日本の警察の中では、「紅の月」と呼ばれているらしい。
そのサイト情報によると会社、学校、小さな村などの集団の場に閉じ込めてはデスゲームを仕掛け、それを撮影した動画を裏動画配信サイトで公開。収益を得ていると記載されていた。
「視聴者」
主催者が漏らした言葉は、やはりそうゆう意味だったのか。
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