表示設定
表示設定
目次 目次




旅路

ー/ー



 ——ザッザッザッザッ……



 エリシアと勇者パーティは、黙々と荒野を進んでいた。



「……。」
「……。」



 勇者の顔は険しく、一向に立ち止まる気配はない。

 道中、何度か魔物の襲撃があったが——



 ——ザシュッ!

 勇者の剣が閃き、魔物の首が飛ぶ。



 ——ドガァ!

 エリシアの回し蹴りが炸裂し、魔物が吹き飛ぶ。



 ……それでも、一行は無言でひたすら進んでいく。



 深い森を抜け、谷を越えていく。



 ——ザッザッザッザッ……



 誰も口を開かない。ただ、無機質な足音だけが響く。



 そんな中——。



 エリシアが声を発した。



「あのさぁ……」



 ——ザッ。

 足音が止まる。



 無言で振り返る勇者。

 エリシアが呟くように言った。





「さっきのファミマにしません?」





 一瞬の沈黙——



 次の瞬間、勇者はワナワナと震え出した。





「やだああああああぁ! ミニストップがいい! ミニストップがいいんだよおおおお!俺は絶対「Xフライドポテト」食べるんだから!」





「ええぇ……。」



 ——ザッザッザッザッ……



 勇者の叫びが荒野にこだまする中、一行はまた黙々と歩き始めた。



 終わり。



スタンプを贈って作者を応援しよう!

次のエピソードへ進む 肉です


みんなのリアクション



おすすめ作品を読み込み中です…



 ——ザッザッザッザッ……
 エリシアと勇者パーティは、黙々と荒野を進んでいた。
「……。」
「……。」
 勇者の顔は険しく、一向に立ち止まる気配はない。
 道中、何度か魔物の襲撃があったが——
 ——ザシュッ!
 勇者の剣が閃き、魔物の首が飛ぶ。
 ——ドガァ!
 エリシアの回し蹴りが炸裂し、魔物が吹き飛ぶ。
 ……それでも、一行は無言でひたすら進んでいく。
 深い森を抜け、谷を越えていく。
 ——ザッザッザッザッ……
 誰も口を開かない。ただ、無機質な足音だけが響く。
 そんな中——。
 エリシアが声を発した。
「あのさぁ……」
 ——ザッ。
 足音が止まる。
 無言で振り返る勇者。
 エリシアが呟くように言った。
「さっきのファミマにしません?」
 一瞬の沈黙——
 次の瞬間、勇者はワナワナと震え出した。
「やだああああああぁ! ミニストップがいい! ミニストップがいいんだよおおおお!俺は絶対「Xフライドポテト」食べるんだから!」
「ええぇ……。」
 ——ザッザッザッザッ……
 勇者の叫びが荒野にこだまする中、一行はまた黙々と歩き始めた。
 終わり。