3-4 - 福音 - 1話
ー/ー不思議とスッキリとした目覚め。
窓の外はまだ明るくなり始めたばかり。
もう1度寝るのには微妙な時間。
メイドさんを呼ぶ為にベルを手に取る。
鳴らされたベルの音の余韻。
すぐさまドアが開く。
「いかがなさいましたか?」
「紅茶を淹れてほしいんだ」
「かしこまりました」
ベッドに腰掛けて、紅茶を待つ。
ふと、このメイドさんを呼んで
何か頼む、という行為に
慣れたと気付く。
ノックの音に続いて
「失礼します」
と、紅茶とお菓子を載せたワゴンを
押して入ってくる。
ティーカップが2つ?
なるほど。
「入っていいよ」
そう扉に向かって声をかけ、
ソファに腰を下ろす。
案の定、リリが入って来た。
「おはよう」
えへへ。とはにかむ。
「おはよう。早起きだね、リリ」
「うん」
指でペンダントを弄る。
これは、寝れなかったのかな?
紅茶のいい香りが漂ってくる。
小鳥の囀りと、紅茶を注ぐ音が響く。
僅かに陶器が擦れる音と共に、
2人の前にカップが置かれる。
今がいいかもな。
そっとテーブルの上の小物入れから、
とあるものを取り出す。
「リリ、ちょっと左手を貸して」
「? はい」
差し出された手。
その細い手首に
細長い布を巻き、
リボン結びをした。
窓の外はまだ明るくなり始めたばかり。
もう1度寝るのには微妙な時間。
メイドさんを呼ぶ為にベルを手に取る。
鳴らされたベルの音の余韻。
すぐさまドアが開く。
「いかがなさいましたか?」
「紅茶を淹れてほしいんだ」
「かしこまりました」
ベッドに腰掛けて、紅茶を待つ。
ふと、このメイドさんを呼んで
何か頼む、という行為に
慣れたと気付く。
ノックの音に続いて
「失礼します」
と、紅茶とお菓子を載せたワゴンを
押して入ってくる。
ティーカップが2つ?
なるほど。
「入っていいよ」
そう扉に向かって声をかけ、
ソファに腰を下ろす。
案の定、リリが入って来た。
「おはよう」
えへへ。とはにかむ。
「おはよう。早起きだね、リリ」
「うん」
指でペンダントを弄る。
これは、寝れなかったのかな?
紅茶のいい香りが漂ってくる。
小鳥の囀りと、紅茶を注ぐ音が響く。
僅かに陶器が擦れる音と共に、
2人の前にカップが置かれる。
今がいいかもな。
そっとテーブルの上の小物入れから、
とあるものを取り出す。
「リリ、ちょっと左手を貸して」
「? はい」
差し出された手。
その細い手首に
細長い布を巻き、
リボン結びをした。
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