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3-3 - ティータイム - 後編

ー/ー



この1ヶ月の間、
まず、基礎体力をつける為に訓練日は、
走り込みから始まる。


次に
基本的な魔法の扱い方、
基本的な身体の動かし方、
を重点的に学び。


魔法陣、詠唱は、文字が分からず断念。


あとは、何日かに1回
リリとの模擬戦をした。


リリは本当に凄い。
速いし、攻撃が鋭く重い。
緩急の付け方も上手いし、
意外とフェイントも使ってくる。


わたしも前半は、合わせるので
精一杯だった。


良く攻撃も喰らって、その度に、
「ごめんね⭐︎」
って翌朝、突撃して来て
紅茶を淹れてくれるのが、お決まりになった。


でも後半は、僅かな予備動作、
目線、筋肉の動きから、
次の行動が読めるようになってきて、
攻撃を喰らう回数が減った。


「ごめんね⭐︎ティータイムが出来ない!」
って、不貞腐れる顔が可愛かった。
けど、痛いから喰らいたく無いよ。




何回かステータスの確認もして、
観察眼、回避、なんてスキルが
増えてるのを確認した。


いまだに、
【不死の欠片】
【世界に捧げられし者】
が何なのかは分からない。
そもそも他の人には
見えてないみたいだから、
聞くに聞けなかった。


怪我の回復が早いのは、
 " 慈愛 " なのは間違いない。
でも、【自然治癒力+】は見えてないみたい。




この、わたしにしか見えない項目があるのは
何故なんだろう。


わたしに " だけ " 見える事に意味があるのか。
他人には、見ていない事に意味があるのか。


考えても仕方ないのかもしれない。


必要な時に、意味が、理由が、
わかるのかもしれない。


……
ダメだ。考えが纏まらない。
寝よう。


閉じた瞼の闇に、『考え過ぎだ、バカ』
と何故かデコピンをしようと構える
茉莉花の姿が見えた気がした。


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この1ヶ月の間、
まず、基礎体力をつける為に訓練日は、
走り込みから始まる。
次に
基本的な魔法の扱い方、
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を重点的に学び。
魔法陣、詠唱は、文字が分からず断念。
あとは、何日かに1回
リリとの模擬戦をした。
リリは本当に凄い。
速いし、攻撃が鋭く重い。
緩急の付け方も上手いし、
意外とフェイントも使ってくる。
わたしも前半は、合わせるので
精一杯だった。
良く攻撃も喰らって、その度に、
「ごめんね⭐︎」
って翌朝、突撃して来て
紅茶を淹れてくれるのが、お決まりになった。
でも後半は、僅かな予備動作、
目線、筋肉の動きから、
次の行動が読めるようになってきて、
攻撃を喰らう回数が減った。
「ごめんね⭐︎ティータイムが出来ない!」
って、不貞腐れる顔が可愛かった。
けど、痛いから喰らいたく無いよ。
何回かステータスの確認もして、
観察眼、回避、なんてスキルが
増えてるのを確認した。
いまだに、
【不死の欠片】
【世界に捧げられし者】
が何なのかは分からない。
そもそも他の人には
見えてないみたいだから、
聞くに聞けなかった。
怪我の回復が早いのは、
 " 慈愛 " なのは間違いない。
でも、【自然治癒力+】は見えてないみたい。
この、わたしにしか見えない項目があるのは
何故なんだろう。
わたしに " だけ " 見える事に意味があるのか。
他人には、見ていない事に意味があるのか。
考えても仕方ないのかもしれない。
必要な時に、意味が、理由が、
わかるのかもしれない。
……
ダメだ。考えが纏まらない。
寝よう。
閉じた瞼の闇に、『考え過ぎだ、バカ』
と何故かデコピンをしようと構える
茉莉花の姿が見えた気がした。