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2-4 - その姫戦闘狂 - 2話

ー/ー



木剣を正眼に構え、呼吸を整え
リリア集中するリリアン姫。


何だろう。
危険を感じているのか、
首の後ろの肌がチリチリする。


リリアン姫の瞳がこちらを見た。


爆発的な踏み込みで、眼前に迫り、
甲高い音を立て、木剣と木剣がぶつかる。


弾かれた様に開けた間合い、
それを一瞬で詰め
左上からの切り下ろし。
それに合わせて
左上に木剣を振り上げた。
ほとんど感だった。


「へぇ〜。これを止められるんだ」

リリアン姫の瞳が艶めき、背筋が粟立つ。
本能的に魔力を練り上げ、腕に満たし
力任せに振り抜く。


その弾かれた力を利用し、
左足を軸にした右回転斬りが
鋭い風切り音と共に迫る。


振り抜いた腕を引き戻す力を回転に換え、
迫る木剣を切り上げる。


弾かれ態勢を崩す前に、後ろに飛び
距離を取るリリアン王女。


「すごいね!楽しくなってきちゃったよー⭐︎」


また正眼に構え、睨み合う。




「なぁ、勇者様すごくないか?
立ち位置が最初からほとんど
変わってないぞ」


そんな騎士団の誰かの声は、 
睨み合う2人には届かない。


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木剣を正眼に構え、呼吸を整え
リリア集中するリリアン姫。
何だろう。
危険を感じているのか、
首の後ろの肌がチリチリする。
リリアン姫の瞳がこちらを見た。
爆発的な踏み込みで、眼前に迫り、
甲高い音を立て、木剣と木剣がぶつかる。
弾かれた様に開けた間合い、
それを一瞬で詰め
左上からの切り下ろし。
それに合わせて
左上に木剣を振り上げた。
ほとんど感だった。
「へぇ〜。これを止められるんだ」
リリアン姫の瞳が艶めき、背筋が粟立つ。
本能的に魔力を練り上げ、腕に満たし
力任せに振り抜く。
その弾かれた力を利用し、
左足を軸にした右回転斬りが
鋭い風切り音と共に迫る。
振り抜いた腕を引き戻す力を回転に換え、
迫る木剣を切り上げる。
弾かれ態勢を崩す前に、後ろに飛び
距離を取るリリアン王女。
「すごいね!楽しくなってきちゃったよー⭐︎」
また正眼に構え、睨み合う。
「なぁ、勇者様すごくないか?
立ち位置が最初からほとんど
変わってないぞ」
そんな騎士団の誰かの声は、 
睨み合う2人には届かない。