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2-4 - その姫戦闘狂 - 1話

ー/ー



目を閉じ、薄く息を吐く。


たぶんこの辺の精神の整え方と、
体から余計な力を抜く感覚は、
どの武道でも同じだろう。


ゆっくりと目を開き、リリアン姫を捉える。


「勇者様ー!行きますよー⭐︎」


頷く。


リリアン姫の雰囲気が変わる。
いつもの底抜けの明るさは薄れ、
静かで落ち着いた空気に変わっていく。


わずかな間の後。


それは一瞬だった。
リリアン姫が僅かに屈んだように見えた、
次の瞬間、剣を振り下ろしながら
眼前に迫っていた。


っ!!


半身になり、かろうじて避ける。


「おー。流石ですねー勇者様⭐︎
次からはもっと本気出してくね!」


なんだろう、笑顔のはずなのに、恐い。


鋭い踏み込み、その速度を生かした突き。
それを落ち着いて半身で避ける。
避けられるのは織り込み済みだ、
と言わんばかりに急停止、からの回転切り。
紙一重バックステップで避ける。


「避けるだけですかー?勇者様?」


確かに、避けるだけでは意味が無いか。
木剣を握り直す。


リリアン姫の
左上段から右下への切り下ろし。


しゃがみながら頭上に木剣を掲げて
受け流す。
立ち上がりながら右回転をする。
そして、リリアン姫の首元に
木剣を当てる。


すごい、思い描いた通りに体が動く。
これがスキルのチカラ?


「えっ?」


間の抜けた疑問符。
ぱちぱちと瞬きをするリリアン姫。


「「お"お"おおおぉぉぉーーー!!」」
地響きみたいな歓声が騎士団から上がる。


正直、自分も驚いてるよ。


「っ!」


正気に戻り、即座に間合いを取るリリアン姫。
首筋を撫でる。


「…… フフッ。やるじゃない。フフッ。
ちょーっと本気出しちゃおうかなー?⭐︎」


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目を閉じ、薄く息を吐く。
たぶんこの辺の精神の整え方と、
体から余計な力を抜く感覚は、
どの武道でも同じだろう。
ゆっくりと目を開き、リリアン姫を捉える。
「勇者様ー!行きますよー⭐︎」
頷く。
リリアン姫の雰囲気が変わる。
いつもの底抜けの明るさは薄れ、
静かで落ち着いた空気に変わっていく。
わずかな間の後。
それは一瞬だった。
リリアン姫が僅かに屈んだように見えた、
次の瞬間、剣を振り下ろしながら
眼前に迫っていた。
っ!!
半身になり、かろうじて避ける。
「おー。流石ですねー勇者様⭐︎
次からはもっと本気出してくね!」
なんだろう、笑顔のはずなのに、恐い。
鋭い踏み込み、その速度を生かした突き。
それを落ち着いて半身で避ける。
避けられるのは織り込み済みだ、
と言わんばかりに急停止、からの回転切り。
紙一重バックステップで避ける。
「避けるだけですかー?勇者様?」
確かに、避けるだけでは意味が無いか。
木剣を握り直す。
リリアン姫の
左上段から右下への切り下ろし。
しゃがみながら頭上に木剣を掲げて
受け流す。
立ち上がりながら右回転をする。
そして、リリアン姫の首元に
木剣を当てる。
すごい、思い描いた通りに体が動く。
これがスキルのチカラ?
「えっ?」
間の抜けた疑問符。
ぱちぱちと瞬きをするリリアン姫。
「「お"お"おおおぉぉぉーーー!!」」
地響きみたいな歓声が騎士団から上がる。
正直、自分も驚いてるよ。
「っ!」
正気に戻り、即座に間合いを取るリリアン姫。
首筋を撫でる。
「…… フフッ。やるじゃない。フフッ。
ちょーっと本気出しちゃおうかなー?⭐︎」