第97話 砲撃
ー/ー「偵察隊からの映像が届きました」と通信科のエリカ。
「モニターに出せ」とリリス。
シミュレーションで描かれたゲート形状図に重ねられた敵艦隊の映像が正面のモニターに写された。
「何だこの構造物は。かなりでかいな」とリリス。
「見たことがない敵艦の形ですね」と参謀のサキ。「しかも連結されています」
「おそらく異星生物の中枢組織の一部だろう」とリリス。
「敵艦隊が取り巻いています」とサキ。
「ここに写ってるやつらが敵の主力だな」とリリス。
「敵編隊、三十キロ圏に侵入!」とエリカ。
「恵子、ここで加速して敵を振り切れるか?」とリリス。
「煙幕を張ってはいかがでしょうか」と艦長の恵子。
「時間稼ぎの目くらましか。そうだな」とリリス。「煙幕を張れ。ダミーの張りぼてを放出しろ。敵ゲート予定地に向けて加速。後続にも伝えろ」
「エリカ、後続に伝達」と恵子。「早苗、煙幕弾を距離三十キロメートル圏全周に撃って。ダミーの船形風船を膨らませて放出。西七十度、上二十度に転進して加速!」
「とりかじいっぱーい、あげかじ二十」と航海長の綾子。
「三十秒加速する!」と機関長の舞。
第一随伴艦隊は、電磁波吸収材の煙幕と張りぼてで敵の目を欺き、包囲の薄い方向に加速した。うまく包囲を抜け出し、敵ゲート予定地に向けて三時間ほど進んだ。
「偵察に出ていたウィッチとフォックス第一小隊が帰投しました」とエリカ。
「甲板が使えないから後部ハッチを開けて収容して」と恵子。
「付近に敵はいるか?」とリリス
「千キロメートル圏に敵影なし」とエリカ。
「敵を振り切ったか」とリリス。「これで少し時間が稼げたな」
「モニターに出せ」とリリス。
シミュレーションで描かれたゲート形状図に重ねられた敵艦隊の映像が正面のモニターに写された。
「何だこの構造物は。かなりでかいな」とリリス。
「見たことがない敵艦の形ですね」と参謀のサキ。「しかも連結されています」
「おそらく異星生物の中枢組織の一部だろう」とリリス。
「敵艦隊が取り巻いています」とサキ。
「ここに写ってるやつらが敵の主力だな」とリリス。
「敵編隊、三十キロ圏に侵入!」とエリカ。
「恵子、ここで加速して敵を振り切れるか?」とリリス。
「煙幕を張ってはいかがでしょうか」と艦長の恵子。
「時間稼ぎの目くらましか。そうだな」とリリス。「煙幕を張れ。ダミーの張りぼてを放出しろ。敵ゲート予定地に向けて加速。後続にも伝えろ」
「エリカ、後続に伝達」と恵子。「早苗、煙幕弾を距離三十キロメートル圏全周に撃って。ダミーの船形風船を膨らませて放出。西七十度、上二十度に転進して加速!」
「とりかじいっぱーい、あげかじ二十」と航海長の綾子。
「三十秒加速する!」と機関長の舞。
第一随伴艦隊は、電磁波吸収材の煙幕と張りぼてで敵の目を欺き、包囲の薄い方向に加速した。うまく包囲を抜け出し、敵ゲート予定地に向けて三時間ほど進んだ。
「偵察に出ていたウィッチとフォックス第一小隊が帰投しました」とエリカ。
「甲板が使えないから後部ハッチを開けて収容して」と恵子。
「付近に敵はいるか?」とリリス
「千キロメートル圏に敵影なし」とエリカ。
「敵を振り切ったか」とリリス。「これで少し時間が稼げたな」
「敵ゲート予定地までの距離はどれくらいだ?」とリリス。
「四千二百キロメートルです」とエリカ。
「ここから主砲の重力エネルギー砲を撃つ。目標はゲート予定地付近の敵構造物群だ。準備をしろ」とリリス。「光学望遠鏡の映像をモニターに出せ。距離はあるが目標がでかい。偵察隊が得た位置データを使えば狙えるはずだ」
「届くでしょうか」と参謀のサキ。
「最大出力にしろ。我々の魔力を使い果たしても構わん。骨になってでも奴らを焼き払う」とリリス。「医療班の涼子を呼んでおけ」
恵子が医務室に無線で連絡した。
「涼子さん、主砲を撃ちます。念のため、艦橋で待機してください」
「主砲の射撃準備」とリリス。
「舞、主砲の射撃準備を任せます」と恵子。「了解」と舞。
十二基の重力エンジンの接続が完了し、射撃準備が整った。
「主砲、射撃準備よし」と舞。
「綾子、艦の制御を早苗に渡して」と恵子。
「渡します」と航海長の綾子。
「もらいました」と砲雷長の早苗。
「早苗、主砲の照準をゲート予定地付近の敵に合わせて」と恵子。
早苗は照準器を操作した。
「照準よし!」
「照準よし!」
「主砲の射撃準備よし!」と恵子。
「撃て」とリリス。
「撃て!」と恵子。
「主砲発射!」と早苗。
朝風の艦首から放出された虹色の光が一直線に伸び、ゲート予定地付近の敵を一掃した。
「これで異星生物どもはこの惑星系から逃げられんはずだ」とリリス。
「敵艦隊接近中。距離三千キロメートル。追手とゲート方面からの敵に全周を囲まれています」とエリカ。「かなりの数です」
「蜂の巣をつつくとはこのことだな」とリリス。
「撃て!」と恵子。
「主砲発射!」と早苗。
朝風の艦首から放出された虹色の光が一直線に伸び、ゲート予定地付近の敵を一掃した。
「これで異星生物どもはこの惑星系から逃げられんはずだ」とリリス。
「敵艦隊接近中。距離三千キロメートル。追手とゲート方面からの敵に全周を囲まれています」とエリカ。「かなりの数です」
「蜂の巣をつつくとはこのことだな」とリリス。
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